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新しいお店に行く時は、できるだけ「SHINOBY`S BAR 銀座」の運営のヒントになると思うお店を選んで、お客目線でお店を観察するようにしています。そんな中、最近出かけた西麻布のお店(写真)から強い刺激を受けました。

写真の通りパステル調で、ベーカリーのような外観ですが、肉が吊るされています。海外のステーキ店の東京進出と思うかもしれませんが、その実態は焼き肉店です。

意表を突いた「非常識」なお店のデザインが大人気のようで、開店から半年で予約の取れないお店になってしまいました。しかし、実際に行ってみて思ったことは、極めて真っ当で常識的なお店だということです。

グラスで注文したワインは白のシャルドネも赤のピノノワールも焼き肉店とは思えないクオリティです。ボトルワインの品揃えもマルベックやシラーといったスパイシーでリーズナブルなラインアップで、焼き肉というシチュエーションを考慮したセレクションです。

お食事はコースで注文してみましたが、メインのお肉は3種類を店員さんが、希望の焼き具合を聞いてから焼いてくれます。自分で焼くのとは別世界の柔らかく、香ばしい焼き肉になりました。こちらも焼き肉店としては最高レベルの味です。

そして〆のご飯とデザートと続いたのですが、どれも手抜きが無く、料理としての完成度が高かったです。

この手の流行りのお店というのは、格好は良くても、肝心のお酒やお料理がイマイチというパターンが多いのですが、飲食店は美味しいものを食べさせるお店であるという「常識」がしっかり守られていました。

焼き肉店として「非常識」な外観とインテリアに、「常識」的な味とサービス。2つがバランス良く組み合わされることによって、立地に関係なく客足が絶えない人気店が生まれたのです。SHINOBY`S BAR 銀座のメニュやワインの品揃えにも参考になることがたくさんありました。

お店の詳しい情報は、明日の資産デザイン研究所メールのグルメ設計塾に掲載する予定です。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所をはじめとする関連会社は、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また投資の最終判断はご自身でお願いいたします。