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「世界の資産運用ガイド」(写真)で、「ブログでライター募集」に集まった人たちの制作したコンテンツが次々にサイトにアップされています。また、カフェの店長募集も10名近い応募があり、SHINOBY’S BAR 銀座の栗原店長が、面接を開始しました。

ライターは、応募が殺到したため、新規の募集は中止しています。現在参加しているメンバーの文章力は全般に極めて高く、自分が持っている能力を有効に活用する機会を見つけられない人が、いかに多いかを実感します。カフェの店長も、やる気のある人がたくさん集まっており、平日のランチタイムや週末に、銀座で新しい営業形態をご紹介できる可能性が高まってきました。

このような仲間の募集を行って「チャンスに賭けてみませんか」と提案すると、それに対する反応は2つに分かれます。

「よし、やってみよう」と、まず肯定的に受け入れるところから始める人。そして、「どうせ、うまくいくはずない」と最初から否定的な反応を示す人です。

確かに、新しいことを始めるのにはリスクがあります。成功する保証もありませんから、敢えてそんなリスクを取る必要はないと考えるのは当然かもしれません。特に成功していればしているほど、現状を変えることに抵抗がありますから、現状維持で良いと自分を納得させてしまうのです。

また、官庁や大企業の人事評価のように「減点法」で評価されることに慣れている人は、「何もしない>失敗する」という価値観ですから、失敗することを極度に恐れて、リスクを取ることに消極的です。

しかし、私は目の前にチャンスがあって、やるか?やらないか?迷ったら、まずやってみるべきだと思っています。

その理由は、ほとんどのことは実際にやってみると、やる前に想定したほどのリスクはなく、逆にリターンは想定していたよりも大きくなることが多いからです。やったことのない人ほど、経験が無いので不安感からリスクを過剰評価する傾向があります。これは、仕事でも投資でも同じです。

例えば、新規事業の立ち上げ経験の無い人ほど過去の失敗事例ばかり持ち出し、新しいビジネスへの進出に反対する。不動産投資をやったことが無い人は、金利上昇リスクや空室リスクを強調して、危険な投資とネガティブに反応する。

だから、やったことも無く批評だけしている「頭でっかち」な人の意見はサラリと受け流して、リスクを取る方が価値があるのです。

価値観が大きく変わるこれからの時代において大切なのは、過去の成功にしがみつくことではなく、常に新しいものをどん欲に取り入れて、変化を楽しむ姿勢です。やらないで後からずっと後悔するより、やってみて潔く結果を受け入れる。その方が、充実した人生につながっていく。これは私の50年余りの人生で得た実感です。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所をはじめとする関連会社は、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。