7月に出版予定の書籍の制作を3冊同時に進行させています（写真）。今月末が原稿作成のピークになり、週末も朝から晩までかかりきりになっていました。

そのうちの1冊が、「月100万円を生み出す人生戦略の立て方」（仮）というキャッシュフローを実現するための方法を書いた本になります。

今まで自分が書いてきた本を振り返ってみると、最初は金融商品のインデックスファンドを組み合わせたグローバル長期分散投資（「資産設計塾」）。そして、海外の不動産投資（「究極の海外不動産投資」）と国内の不動産投資（「60歳から毎月20万円入る術」）と広がっていきました。

そして、それらを組み合わせたハイブリッド投資を提唱した書籍も出版しました（「初めての人のための資産運用ガイド」）。こちらはシリーズ17万部のロングセラーになり、2年経過した今も書店で売れています。

今回はこの金融資産と不動産という2つの資産を組み合わせた投資に、自分が稼ぐという方法を組み合わせて、7つの戦略からお金の不安を解消する方法を考えてみました。

＜7つの戦略＞
1．組織に所属して稼ぐ
2．金融資産に投資して稼ぐ
3．国内不動産に投資して稼ぐ
4．自分で組織を作って稼ぐ
5．海外不動産に投資して稼ぐ
6．ビジネスに出資して稼ぐ
7．新しい投資対象に投資して稼ぐ

収入を得るこの7つの方法は、労働型、キャピタルゲイン型、インカムゲイン型に分類でき、それぞれのリスクとリターンが異なります。

自分が働くということと、お金に働いてもらうということを融合させること。これが、これからの日本人に必須のスキルではないかと考えました。

ところが、このような具体的な方法を教えてくれるところはどこにもありません。能力のある人は自分で調べられますし、人脈のある人は経験者から教えてもらうことができます。しかし、多くの人はこのような体系的なアプローチを知らないまま、人生を終えてしまうのです。

先週から申し込み受付が開始され、7月から開講する丸の内朝大学マネークラス（2017年夏学期）も、この本と同じように資産運用だけではなく、自分の仕事もテーマに取り上げます。それぞれに関して、どのようにリスクを取っていくか。ゲストと一緒に具体的な方法を考えていく、今までにない欲張りな内容にしていく予定です。

自分が働くだけでもなく、投資をするだけでもなく、その組み合わせから新しい価値を創造する。起業や事業投資と資産運用の接点というのが、個人的に最も興味を持っているテーマです。

インデックス投資家から不動産投資家に「変節した」と良く言われますが、また次のステージに向けて「変節」したいと思います。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所をはじめとする関連会社は、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。