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少し前に書いた年賀状に関するブログは、大きな反響呼びました。

その年賀状と並んでもう1つ気になっているのが、名刺です。ビジネスミーティングで初対面の場合、名刺交換から始めるのが常識ですが、講演会やセミナーなどでも名刺交換をしようとする人がいます。

名刺交換は、それ自体が「目的」ではなく、その後の接点を作り、ビジネスやコミニケーションを続けていくためのきっかけという「手段」です。

大規模な講演会やセミナーが終わってから、講演者と名刺交換だけしようとする人がいますが、果たして名刺交換する必要があるのでしょうか。講演者から見ると多数のお客様ですから、お1人お1人のお顔とお名前は、覚えきれません。面識のない方に大量にお会いするのですから、名刺交換したとしても、その後こちらからご連絡することはほとんどありません。逆に相手側から連絡したい場合は、ウェブサイトのお問合せフォームからコンタクトしてもらえれば、確実です。

にもかかわらず、名刺の交換だけを目的にして、自分の名刺を渡し、そのまま何も話をすることなく帰ってしまう人がいますが、その目的はなんなのでしょうか。名刺交換という手段が、目的化してしまっているのではないかと思います。

最近は、大規模なセミナーや講演会には、名刺を持参しないようになりました。時間をかけて数十枚の名刺交換をしても、後から顔を思い出せない方が大半で、せっかく交換させてもらっても、いただいた名刺が無駄になってしまい申し訳ないからです。

今や、コミュニケーションの手段としてはLINEやFacebookメッセンジャーもあり、名刺交換は年賀状に似たセレモニーのようなものになってきています。

交換した名刺は、名刺管理ソフトで再び電子化してデータベース化しています。であれば、名刺も最初からインターネットを使って交換できれば、効率化できるのではないかと思いました。

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