180119renovation

中野で運営している簡易宿所が、開業してそろそろ1年になります。100平米近いメゾネットの部屋を数百万円かけて改装し、法的に問題のない設備にして合法民泊として貸出していますが、収益は通常の賃貸の1.5倍から4倍と極めて良好です。

運営を委託している会社の管理がとても良く、50件以上付いている宿泊者の評価も高水準で、高稼働につながっています。

都心の利便性の高い物件の場合、単純な賃貸住宅として貸し出すだけではなく、さらに付加価値を付けることで収益性を高めることができるのです。

次にやってみようと思っているのが、スペースマーケットという部屋を時間貸しするサービスを使った収益アップです。

港区に保有している別の物件が、今月退去することになりました。管理会社に通常の賃貸募集をしてもらえば、おそらく家賃は10%程度アップできると思われますが、リノベーションをかけて、さらに収益がアップできないか「実験」してみることしました。

リフォームの専門会社に設計を依頼し(写真)、数百万円かけて内装をスタイリッシュに変更します。通常の賃貸向けではなく、スペースマーケットでニーズのある間取りにしていきます。パーティーや撮影会などに貸し出すことを考えれば、リビングを広くし、ベッドルームはミニマムに。そしてウォークインクローゼットのような設備を作って、住居というより店舗のような華やかな内装にします。

今後法整備される民泊は、最高で年間180日までと厳しく制限されていますが、スペースマーケットのような時間貸し規制の対象外です。都心の人気のエリアにある物件ではこのような方法で通常の家賃の数倍の収益が上がっているケースもあると聞きます。

初期投資が何年で回収できるかシミュレーションしてから最終決定したいと思っていますが、簡易宿所だけではなくこのような通常の賃貸収入では得られない新しいインカム収入を狙う方法を開発していきたいと思っています。

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