「内藤さんって、本当にウニが好きですね」って、最近良く言われます。確かに、好きな食べ物ではありますが、毎日のように頻繁に食べているわけではありません。

たまたま、ウニの写真をアップすることが多かっただけです。当たり前ですが、ウニ以外のものを食べていることの方が、圧倒的に多いです（笑）。

「ウニまみれ」だと勘違いされるのは、SNSにアップする写真が原因です。

私は、美味しそうな写真が撮れた時だけ、インスタグラムやフェイスブックにアップしています。いわゆる「インスタ映え（＝インスタグラムに掲載するといいね！がつきやすいキャッチーなもの）」する食事というと、ウニ、いくら、カニといった色鮮やかな高級海鮮、あるいは赤身のステーキなどになります。

そんな写真ばかりアップしているから、毎日のようにウニを食べていると錯覚されてしまうのです。

ネット上に大量の情報が流れるようになると、このブログのようなテキスト情報はきちんと読まれにくくなります。そして、テキストよりも写真や動画でイメージが勝手に伝わってしまうようになります。視覚情報は感覚に訴えかけるので、印象によってバイアスがかかりやすくなります。

それを利用して、メディアが意図的な印象操作をしていることもあります。

例えば、有名な経営者や政治家の記事でも、悪人顔の写真を掲載すれば悪いことしているように見えますし、笑顔の爽やかな写真なら善人に見えてきます。

私は、そんな意図的な印象操作をしようと思っている訳ではありませんが、結果として勘違いされてしまっているということです。

今週もまた外食に出かけて、写真を撮影して、インスタ映えするものはネット上にアップすると思います。しかし、それは飽くまで毎日の生活のほんの一部分を切り取ったものだと思ってください。

写真をアップしていない時の食事は、粗食で意外にストイックです。でなければ、自分の理想とするウエイトコントロールは実現できません。毎日ウニにまみれている訳にはいかないのです。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。