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週末の2月9日に開催された第9回世界の資産運用フェアは、今回もたくさんの個人投資家の方にご来場いただき、盛況に終わりました。ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。

ご来場頂きスタンプラリーをしていただいた方にはもれなくパンフレットだけではなく資産運用のハンドブック(写真、非売品)をプレゼントしました。今回のフェアのために作成したオリジナルの入門小冊子です。

このイベントはフェアと名付けていますが「投資対象と個人投資家のマッチングのプラットフォーム」と捉えています。

実物資産は、情報の非対称性があり、「歪み」を上手に活用できれば、超過収益を狙うことができます。

しかし、そのような情報はインターネット上では得ることができません。今回のフェアのようなリアルな場で、価値のある情報が伝達されていくことになるのです。

だから問題は、情報のクオリティーになります。リアルな場といっても、投資成果が望めないような情報を大量に収集しても意味がないのです。例えば、国内の新築ワンルーム業者が、20社以上参加するような類似のイベントに出かけても、「ノイズ」に紛れて本当に有益な情報をスクリーニングするのは簡単ではなくなります。

主催者側が、ある程度「目利き」をすることにより、個人投資家が失敗する可能性を減らすことができます。

一方で、投資情報を提供する出展企業側から見ると、当然のことながら、できるだけ多くの人に自社の商品を購入して欲しいと考えています。

来場する個人投資家の金融リテラシーが高く、投資マインドに溢れた人たちが集まれば、出展企業側にもメリットがあるのです。

個人投資家、出展企業の双方が高いクオリティーになれば、このようなフェアの効率性は、より高まっていくと言えるのです。

今回の世界の資産運用フェアでも、多くの出展者から聞かれた声は「来場する個人投資家のレベルが高い」「目的意識を持った人たちがたくさん来ている」といった好意的なものでした。

確かに、出展企業数を増やせば、主催者としては収益も高めることができます。しかし、クオリティーが犠牲になれば、長期的には来場する個人投資家の満足度が低下するデメリットがあります。

だから、このようなフェアはいたずらに規模を追求するのではなく、「量より質」という観点から、さらに改善を重ねる。それによって顧客満足度を高めていくことが重要だと再確認できました。

目の肥えた個人投資家の皆様に選ばれるイベントをこれからも追求していきたいと思います。

次回の第10回世界の資産運用フェア(事前お申込み開始しています)は、9月7日土曜日に同じ東京大手町のサンケイプラザで開催します。

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