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日記 1996年10月
1996.10.31.(THR)
昨日は暖かい一日だった。夏物のスーツでも汗ばむ位。表参道から会社まで歩いていった。気持ちがいい。
昨日はさすがに疲労が溜まっていたらしく早めに家に帰りくつろいだ。毎日6時前に起きてパソコンに向かい、慌ただしく会社に通うのはやはり少ししんどい。そうはいいながら家で結局パソコンに触って遊んでしまった。アスキーネットに接続して無料のインターネット接続に必要なHOT CAFEをダウンロードしようと思ったが、うまく行かず断念。空いている時間にやらないと駄目なようだ。
急に話は真面目になるが、パソコンによるデジタル技術の進歩が人間を怠惰にさせていると思うことがある。便利になりすぎると人間が怠けてしまう。例えばパソコンに関数機能が入る事によって、計算過程がブラックボックス化してしまい、理由も分らず答えを出すようになったりする。ハードディスクの容量が大きくなると、ファイルを何も考えずに取り敢えずセーブするようになる。容量が足りなければ圧縮したり、いらないファイルはどれか真剣に考えると思うが、技術の進歩がその機会を奪っている。要する少し不便な方が人間は考える。デジタル技術の進歩は答えは出せるが何も考えていない人間を増やしていく。あなたの周りにもいませんか。なぜと質問されると「パソコンに計算させたらこういう答えになりました」などと平然と答える人。変な答えが出てきても人間の脳でのチェックが働かなくなっているのです。
デジタルよりアナログが人間の脳にはむいていることが多いような気がする。例えばワープロで書いた原稿をプリントアウトする作業。アナログで確認した方が感覚的に馴染むからだと思う。新聞の見出しもアナログの良さがよく出ていると思う。あれで頭にパっと全体が入ってくる。電子手帳で新聞が読めるサービスが始まったが、画面にかなりの工夫が無いと新聞にはかなわないだろう。要するにデジタルとアナログの使い分けが大切なのだ。
ホームページは個人なのか公なのか、境界線が曖昧なメディアだ。人の作品をホームページで勝手に引用した場合著作権侵害になるのであろうか。個人で楽しんでいるページといえばそれまでのような気もするし、誰でも見られるという点では公なのかもしれない。
師匠洋一さんの日記に久々に紹介された。
順調に走っているのは、内藤 忍君のページ。よくこまめに書いている。とにかくその日のDIARYがその日の朝に出来るというのだから、不思議だ。
最近本の執筆に忙しいらしくあまり遊んでもらえない。新潮社からでるらしいが、かなりの自信作のようだ。ちなみにその日の日記を朝書くのは日課になってしまったので、多分変えられない。
さて、6時半になった。そろそろ会社へ行くことにしよう。会社も行けば新しい発見や、知識が得られて、結構行くのは楽しいが、毎日行く必要はないと思っている。自宅で仕事をした方が能率が上がる仕事も結構あると思うが、そこまで柔軟に対応できないのが、恐竜会社の限界で悲しい。
今日は少し内容が暗かった。ホームページ解説から丁度1ヶ月経った。カウンターは700件になった。自分では結構満足している。
1996.10.30.(WED)
時の経つのは早い。最近特に早くなったように思うのはなぜか。人間は今まで生きてきた時間との相対的な長さで時間を感じると言う説がある。この説からすると10歳からの10年と30歳からの30年は同じ長さに感じられることになる。つまり主観的な時間は年と共にどんどん加速する。確かに実感としては納得できる。子供の頃の1年は異常に長かった記憶がある。この説から計算すると人生が半分超えたように思うのはいつになるのだろう。人生80年としても30歳位が人生の折り返しという感じかもしれない。
今日は暑くなるらしい。昨日も暖かかった。冬物のスーツを始めて着ていったのに汗だくになってしまった。昨日お昼にシティーバンクに預金をしに行った。外貨預金を1年半前位から始めた。昨日は取り敢えず円で貯金。タイミングを見てリラとニュージーランドでも買ってみようかと思っている。円安ということはほとんどの日本人の資産は目減りしているということになる。これから更に円安になるのか不透明ではあるが、資産の一部は外貨で持っている方が健全だと思う。まあ円高になれば海外旅行で使えばいい訳だし。今の日本の閉塞状況は円安を確信させる。
いとこもインターネットメイルをやりたいという事で、新しいIDを取ろうということになった。アニーインターネットに電話すると、デジタル回線の場合追加IDサービスは受けられないとの返事。仕方ないので他の安いプロバイダーを探す。どうやらアスキーフリーウエイが只らしい。通信を入れても月200円という安さ。プロバイダーも値段とサービスで淘汰される厳しい時代。ホームページさえ持っていなければ、頻繁にプロバイダーを変える事も可能。
インターネットの調子が悪い。昨日の夜もつながらなかった。混んでいるのではなく接続してから初期画面が出るまでの時間が異常に長い。リンク等はクリックしてもサーバーが反応しませんといったメッセージが出る。今朝は一応直っていたが、何となく不安だ。
1996.10.29.(TUE)
やっぱり昨日は張り切りすぎ。パソコンやって、スポーツクラブに行き6時半から1時間ジムとクライムマックスという有酸素運動をやり、会社へ。午後はバテた。自分は完全な朝型人間。学生の頃から徹夜ができない体質であった。でも早起きは3文の得とはよく言ったものだと思う。アメリカでもEARLY BIRDという言葉があるくらいだし。「知的退社学のススメ」を書いた野村氏は「朝・出勤前90分の奇跡」という本も書いている。私の場合「朝・出勤前90分の楽しみ」といった感じ。ホームページをアップデートし、メイルのチェックをしているときは本当に楽しい。今朝は6時少し前に起床。昨日のツケが少したまっている。
「オタク学入門」。タイトルは悪いが、内容は結構面白い。例えばスターウオーズのジェダイは日本語の時代、ケノビは黒帯から来ている。これはルーカスが日本映画からパクりをしていることに対する敬意の表明だとか。ロボコップは東映の宇宙刑事ギャバンのパクり。それ以外にもハリウッドの特撮の話や、少年漫画雑誌の分析など笑える。著者がこの本で言いたかったのはこれからの時代は「オタク」が作るという事だろう。ちなみに「オタク」はNHKの放送問題用語らしい。やっぱりイメージ悪いのかな、あの事件以来は。
「ECONOMIST」で通信革命による金融業の未来を特集している。じっくり読んでみたい。
1996.10.28.(MON)
月曜日になると張り切る。困ったものだ。4時半に起きてパソコンに向かう。昨日は結局本を読んでいるうちに一日が終わった。3時頃遅い昼飯ということで、パスタを作った。これまた簡単なトマトソース。玉ねぎのせん切りをにんにくと炒め、15分位したらトマト缶と固形ブイヨン、ローリエ、黒胡椒、鷹の爪、醤油などと煮込んで最後塩で味を調えるだけ。パスタと混ぜて食べる。これが結構いける。ついワインまで飲んでしまった。
その後図書館へ行き「デジタルエコノミー」、「オタク学入門」、「知的退社学のススメ」を借りる。
今朝メイルチェックしていると、ウオートンビジネスに留学中の斎藤君からメイル。海外から初めてメイルをもらってまた感動。自分が何でも感動できる単純な性格で本当に良かったと思う。彼は会社の後輩。クラスメイトに私の大学時代のクラスメイトの工藤君がいるとのこと。世の中狭いものだ。
少し寒いがこれから頑張って早朝スポーツクラブに行くことにする。6時半から約1時間汗をかいて会社に行く。スポーツクラブで風邪ひいたりしないよう用心しよう。
1996.10.27.(SUN)
昨日の夜の東京は木枯らし一番で、とにかく寒かった。鍋やおでんが恋しくなる季節になった。個人的には寒い方が暑い方より好きなのでこれからの季節は苦にならない。食べ物が美味しいとつい食べ過ぎるので注意しなくては。自分の体重は季節性があり、夏の終わり頃ボトムを打って冬に向かって緩やかに上昇する。最近はスポーツクラブも行っていないしちょっと体がなまり気味。
英語のページのフロントはほぼ完成している。しかしこれをアップすると、メンテナンスをどうするかという新たな問題が発生する。日本語だけでも手が回っていないのに英語もというのはちょっと大変。当面は日本語の一部だけを英語に直して載せることにするか。とにかく完成したフロントページだけはリンクさせることにする。エコノミーオブスピードと割り切った。ちなみに英語版に載せた絵はいとこが最近衝動買いした素人の方の作品。
来月旅行に行く間旅先からこのページのアップデートできないかとずっと考えている。気分は山根一真だ。でも私はホテルの電話プラグをこじ開けて無理矢理パソコン通信するような犯罪は犯さない。公衆電話のISDN対応しているものにジャックをつなげばプロバイダーのサーバーにアクセスできる。あとはFTPと必要なファイルをあらかじめブックパソコンに入れておいて、家にいるときと同じようにアクセスすればよいはず。一度東京で実験してみよう。
日経の朝刊を読んでいたら絶叫マシンの話が載っていた。絶叫マシンに喜んで乗るのは若者、怖がるのはおじさんということらしい。私はおじさん。ディズニーランドのスペースマウンテンが限界でそれ以上は乗ったことがない。しかし記事ではさまざまな仮説を検証したうえで、トーゴの社長の仮説、「感情を素直に出せる人は乗る人、感情を素直に出せない人が乗らない人ではないか」を結論としている。
日曜だというのに朝6時から3時間もパソコンしてしまった。ちょっとやりすぎ。しばらく休憩することにする。
1996.10.26.(SAT)
朝7時にうなされながら目を覚ます。昨日飲みすぎたらしい。最近酒の量が増えたように思う。メイルをチェックする。いとこの幸三さんのお姉さんの森尚子さんと、最近よくメイルを下さる加藤さんから来ていた。
加藤さんは空想癖のネガティブ変換というのを読んで、パソコンの人格は学習機能と単語登録で変えられるとおっしゃった。なるほど、暗いパソコンも教育してやれば明るくなる。人間ではこうは簡単にいかない。人格は根本的に変えられないというのが私の持論。
会社でN証券(大きい方)の欧州通貨統合に関するレポートを読んでいた。ちなみに私の仕事は欧州の債券のディーリングというやくざな仕事。非常によく出来たレポートで感心。20ページ足らずの原稿だけれど要点を押さえて、丁寧にまとめてある。驚いたのは最後に索引が付いていたこと。立花隆によれば索引と参考文献の付いていない本でいい本はないらしい。逆に考えると、索引が付いているレポートには外れはないということだ。
遂に東京都の自治体が放置自転車追放に動きだした、と日経に載っていた。(10月23日首都圏欄)やっと始まったかと読んでいったら対策の内容にがっかり。また腹が立ってきた。ユニークな活動として荒川区が放置自転車の防止を呼びかける小中学校のポスターコンクールの入選作をポケットティッシュにデザインして駅頭で配布する、と書いてある。「放置者の心情に訴える作戦」らしいが、こんなの効果があると本気で思っているのだろうか。根本的な解決は自転車を置ける場所の整備を行いながら、自転車を放置すると不利益を被るようなシステムをデザインすることだと思う。放置禁止エリアを明確に決めて、放置自転車を即時撤去とし、撤去した自転車の撤去料を徴収。一定期間に取りに来ない場合、リサイクル自転車として売り出して撤去費用に充当、というのが個人的アイディアだけど過激すぎるか。どうも放置自転車の話になると熱くなってしまう。
10時過ぎから、大滝絵画教室へ。月に2回習いにいっている。といっても先生は基本的に放任主義でテクニックは教えてくれない。それぞれの人の個性を引き出す方が絵は面白いというのが持論。2年以上やっているがまったく上達しない。でもたまに絵を描くのは楽しい。今日は来週末から展覧会ということで作品品評会。30歳から80歳近い人までお互いの作品を批評。共通の趣味は世代を超えるという感じがしてとても楽しいひととき。デジカメさえ使えれば、大滝絵画美術館をこの展覧会の作品で完成させようと思っている。
午後からいとこは昔の会社の友達の家に出かけてしまった。デジカメの接続をしたいのと、英語のフロントページを作ること、それから旅行の計画を立てるのに一人の時間を使うことにする。また日記から生活臭が抜けていく。
カウンターは土曜日の昼時点で600件を突破した。600件の方メイルお待ちしております。
お昼は寂しく一人で外食。せっかくだから新しい店にいってネタ探しと思い、「辰巳」という日本料理店へ。夜は会席の結構高級な店。マグロ丼980円を食べた。味は絶品。早速調布の美味しい店のリストに追加することにする。
午後、デジカメの接続に遂に成功。電気屋で25ピンのアダプターを買って、com2ポートに接続。画面読み取りができるようになった。今までできなかったのは、com2と思っていた場所が違っていたから。無駄な努力をずっとしていた。それにしてもアダプターの種類の説明が「25ピンのオスとオスをつなげるメスのアダプター」。意味は良く分るがとってもHな名前のアダプターだった。
1996.10.25.(FRI)
週の後半になると、起きるのが遅くなる。今日は目を覚ますとなんと6時20分。15分でこれを書いてあわてて会社に行く羽目になった。
まず、メイル頂いた方。お馴染みの林君と高野沢さんから。林君は夫婦でよく遊んでいる大学時代のクラスメイト。高野沢さんは塩山で週末を過ごす生活を続けている。奥さんと私が大学時代の友人。何度も書いているけれど、メイルが入っているのを見るのは本当に楽しみ。何が書いてあるかはともかく、内容よりも送ってくれたということだけで十分嬉しい。自分もできるだけメイルを打つように心がけている。
最近は鞄の中にメモ帳を入れて、何かネタを見つけるとメモを取るようになった。それにしても歩いているときとか満員電車で何か思い付いたとき本当に困る。師匠に昔その話をしたら忘れる位の話はたいした話ではないので覚えてなければ書く必要はない。だからメモは取らない、といっていた。でも思い出せなくてもどかしいことは良くある。カラオケに行って歌いたい歌が思い出せないのもいらいらするものだ。会社の先輩で手帳に歌える歌の一覧表を書いている人がいる。他のひとが気に入った歌を歌うと手帳に追加したいた。
手帳といえば、昨日から自分のスケジュール手帳が無くなってしまった。どこかに落したらしい。たいした予定が入っている訳ではないが、無くなると大変不便。そして気分が良くない。失敗したと思うのは、連絡先を書いていなかったこと。今日も一日探し回ることになりそう。
アクセスカウンターは585件だったか。今週末で600件には行きそう。ささやかな楽しみ。
1996.10.24.(THU)
朝は5時半起き。加藤さん、馬場さん、岸川さんからメイル。返事を書く。加藤さんのホームページはコンテンツが増えています、とのこと。見てみることにしよう。昨日、鬼ごろしの樽酒を飲みすぎて少し頭が痛い。いわゆる居酒屋という奴に行ったが、なめろうといういわし料理がとても美味しかった。これは聞くところによると漁師の人が船上で作って食べる料理らしい。いわしのたたきに味噌を混ぜ、ねぎなどの薬味と混ぜ合わせたもの。魚のうまみがよく出て酒の友という感じだった。お陰で飲みすぎてしまった。
これは空想癖のページに書こうかと思ったこと。会社のパソコンの話。最近はセキュリティがうるさいのでパスワードを設定することが多くなったが、この管理が本当に大変。今自分が持っているパスワードは、自分の机のパソコン、クレジットライン、取引明細用、と3つある。それぞれ月に1度更新している。これだけでも大変なのにこれを管理している人がいる。効率的な方法を考えないとそのうちこの安全装置は崩壊する。
洋一師匠のページに私が貸した藤田田(デンと発音して下さい)の本が紹介されている。さすがもの書きを生業としている人は同じ物を読んでも切り口が違うなと感心した。別によいしょしている訳ではないが、全体をパッと掴み、読んでいない人に伝えるのは理解力と表現力の両方が要る。
会社の足立さんからこのページには家庭の匂いがまったく感じられないとの指摘を受けた。確かにおっしゃる通り。どうも自分の家族のことを書くのは照れくさい。前にも書いたけどいとこはパソコンには余り興味が無い。私が文章派とすれば、彼女は芸術派。絵を見たり、映画を見たりするのが好き。私の方は映画はどちらかというと2時間も暗いところにいるのは苦手な方。絵の趣味も違っている。まあそのうち自分のプロフィールのページでも作ることにしようとは思っていますが。
もう一つ空想癖に書こうかと思っているのは、「斎藤寝具店」のこと。といっても知っている人は結構いるかと思いますが。これは海外旅行に行ったときに、入国審査で使えるフレーズ。「斎藤寝具店で〜す」と言うと入国審査がスムースになるという話。いや「SIGHTSEEING TEN DAYS」ということです。失礼しました。続編は「掘った芋、いじくるな」です。
1996.10.23.(WED)
朝起きると6時。慌ててシャワーを浴びる。今週に入ってからお風呂に入るようになった。寒くなったということだろう。寝る前にお湯に入ると寝つきが良く、次の日体が軽い。癖になりそう。最近、表参道から外苑前にある会社まで歩いている。今日も天気がいいしまた歩くことにしよう
この前、ホームページ作成中のメイルをくれた加藤さんからまたメイル。作成は難航しているとのこと。連休中にじっくりやって完成させる予定はどうやら狂ってしまったようだ。気長にマイペースでやるのが一番。しかし自分の周りでホームページ作りはじめている人は多い。もうすぐ加島大師匠のページも登場するらしい。きっと凝ったページができていることでしょう。
昨日はボストン時代の友人の馬場さんたちと西麻布の「TO THE HERBS」へ。西麻布は洋一師匠のテリトリー。前に外苑西通りを歩いているときにいい感じと思っていたお店。ピザとパスタが中心のお店ですが、とにかく安かった。ワインを飲んで一人3千円。ワインのボトルはボジョレーで2,500円と破格に安い。出来たばかりで雰囲気もいいし、料理もピザなどクリスピーで大満足。お薦めです。場所は西麻布交差点を青山方向に少し入ったところ。
ヤマト運輸が収納便とかいうのを始めた。冬の間夏物を預かるサービス。値段次第ではあるがこれは受けると思う。存在価値のある会社はこういった人のニーズを巧みに商品化できる企業だ。花王、セブンイレブン、みんないい商品をだしている。セブンイレブンはおでんに串をさして食べやすくしている。直巻きおにぎりとか、とにかく消費者心理を見抜いたマーケティングには頭が下がる。
夏の間暑かったので腕時計をしないでいたが、結局そのまましないのが普通になってしまった。でも東京では腕時計が無くても日常生活にほとんど支障はない。腕時計は時を知らせる道具というより今やアクセサリーに近いものなのかもしれない。
カウンターは朝起きた時点で551件。少しずつ増えていくのは楽しい。でも師匠が言うようにメイルをもらうのは、もっと、もっと、もっと嬉しいものです。是非1行でもいいですから、お送りください。お待ちしています。さて、ここまで書くのに30分。会社に行くことにしよう。今日は忙しそうだ。
1996.10.22.(TUE)
「~」について英和辞典を調べたら「tilde」というのが正しい綴り方らしい。これはスペイン語でNの上に付けたり、ポルトガル語で母音の上に付けたりする記号。なぜパソコンに多用されるようになったのか。これが次の疑問。
どこへ行っても選挙と日本シリーズの話題ばかり。選挙は投票率の低さと制度の欠陥、それとタレント候補の動向が主なトピックス。投票率の低さは小泉純一郎が過去たくさんの人が血を流してようやく獲得した権利をなぜ行使しないのか、といっていた。同感ではあるが、制度に問題があるからという面は否めない。投票に行った人でも仕組みを理解していた人は少なかったように思う。
「「知」のネットワーク」に書いてある31世紀からの発想は個人の人生にも応用できる。例えば60歳からの発想。自分が60歳の時の理想を描き、それに向けて今をどうするか考えておくことは無意味ではないと思う。山根一真は人生年表とかいって、西暦何年に自分が何歳か、何が起こるのか書いた年表形式の用紙を手帳に入れていると書いていたが、これも人生を鳥瞰する発想に基づいている。
秋になるときのこやら牡蠣やらおいしいものがたくさん出てきて嬉しくなる。牡蠣の季節になるとよく牡蠣雑炊というのを作って食べる。作り方は要するに普通の雑炊に最後に生食用の牡蠣を入れるだけ。ダシは昆布と本だしなんかでよい。醤油と酒そして塩で味を調え、煮立ったらお湯で洗ったご飯を入れ、最後に牡蠣そして三つ葉・柚子の千切りを香りつけに。牡蠣が固くならないうちに食べる。冬は簡単で美味しいので良くやります。
1996.10.21.(MON)
週末は日本シリーズと選挙。日本シリーズがある→夕方は家に帰りたい→遠出の行楽は止めよう→だったら選挙でも行くか→投票率アップ、と思っていましたがそうはなりませんでした。友人の浅尾さんも神奈川4区惜しくも次点。あともう一息で本当に残念。
「~」について、昨日師匠から早速メイルをもらった。CHATのページに「チルダ」という項目があって説明してある。英語でも「TILDA」でいいらしい。私もどうやったら出せるか良く分らない。
いとこが最近家で急にスケッチブックを取り出し、鉛筆でデッサンを始めた。秋になると人は芸術と食欲に走るものらしい。先月は吉祥寺の多摩公募展とかいう展覧会に出かけて、素人の女性の描いた油絵を10万円で衝動買いしていた。80センチ四方近い30号の大作。自分には芸術センスはあると思っていないので、10万円出す気持ちは理解し難い。
私の方はもう2年以上大滝絵画教室に通っている。水彩画をこつこつやっている。メンバーが自分以外ほとんど50代〜70代なので、一応20年計画で上達しようとのんびり構えている。週2回通っているが、それだけでは上手くはならない。11月3〜6日に調布市民会館「たづくり」南北ギャラリーで行う市民文化祭絵画展に出品する予定なので、暇な方見にいらしてください。私の作品以外にいい絵がたくさんあることと思います。そういえばCOMING SOONにしている大滝絵画美術館も早く完成させなくては。
昨日来たBUSINESS WEEK(96.10.28.号)をあらかた読んだ。面白い記事は
- ドーンブッシュ教授がエマージングマーケットの資金流入にリスクがあると警告
- 東芝のテレビとパソコンとファクスを合体した新製品の紹介
- JALの経営とHISの航空産業参入
- ドルと米株の上昇について
あたりか。
それにしてもHISの参入でJALは勝てるのか。確かに航空機は安全の問題があって、コストが低ければいいというものではない。しかし、社員の平均年齢と給与水準の差、黒字路線に特化できる強み、機材やメンテナンスをアウトソーシングできる、などHISに有利な点が多い。値段が半分になれば誰でも利用したいと思うだろう。JALも対抗上値下げするだろう。その代わり赤字路線は値上げになるのだろう。
金融業界でも同じような参入があったらどうなるのか。預金保険で1,000万円まで保証されていれば、預金客はいるだろう。手数料をディスカウントする銀行が出てきても不思議はない。
昨日夕方図書館に行った。大前研一の「「知」のネットワーク」と「ギャンの相場理論」を借りた。前者は軽く読めるが所々にハッとすることが書いてある。後者はこれからゆっくり読むことにしている。
1996.10.20.(SUN)
省略言葉について、早速情報頂きました。マクドナルドをマクド(ドを平坦に長く発音する)は関西で東京ではマック。ケンタッキーフライドチキンは関西ではケンチキと言うとのこと。そういえば15年前初めてアメリカに行った時、相部屋になった関西の学生はサンフランシスコをサンフランと言っていた。自分はシスコだと思っていたので斬新な言い方だと思ったのを覚えている。アメリカ人がマクドナルドをMICKY DEE'Sと呼んでいるのを聞いたことがある。
日本シリーズは第一戦オリックスが勝った。中日ファンなので別に余り興味はないが、色々握っている関係もあり結果は気になる。来週はきっとこの話題で持ち切りなのだろう。私の周りには巨人ファンが多い。あれだけ金で人を集め、試合に勝ったとしても何が嬉しいのか良く分らない。確かに長嶋監督の無垢な少年のようなキャラクターの魅力は認めるものの、野球そのものはつまらない。選手年棒合計/勝利試合数で一試合勝つのにいくらかかるか計算すればいい。いずれにしてもどうも自分は一番のものが余り好きではない。
BUSINESS WEEKで「HIGH-RISK SOCIETY」という本が紹介されている。まあ書いてあることはありがちなことで、企業も個人も政府もこれからは不確実性が増大するのでリスクの高いその代わりリターンも高い社会が到来するとした本。
友人の馬場さんからメイルをもらった。インターネットに接続してこのページを見てくれたとのこと。有り難い。もらった感想はすべて載せることにしているので、以下原文そのまま。馬場さんまたメイル下さい。
本日初めて自宅でインターネットしました。
会社のPCに勝手に通信機能を付け足してていって、ようやく、NIF経由でネットスケープを使えるようになりました。
早速貴兄のホームページを拝見しました。
想像していたよりも数段充実した内容に驚きました。
インターネット時代は情報発信能力が問われるようになるなーと、漠然と考えていた私にはよい刺激になりそうです。
これからもちょくちょく拝見させていただきます。
師匠洋一さんからメイルをもらう。余りパソコンやりすぎないようにと、アドバイス。確かによくやっている。大体10月にこのページオープンしてから平日は朝大体1時間、休みの日も出かけない時は家で5時間くらいはやっている。これを作る以外にもメイルの返事やら、他の人のページを見たりやら、デジカメの接続に苦労したりと、色々やっている。疲れが溜まっているというのは感じることがある。しかし目が覚めてしまう。今朝は7時に起きた。昨日の夜ワインを飲んで日本シリーズを横目にパソコンを打ち、20時頃リビングでコロリ。爆睡状態に入った。起きると夜中の0時過ぎ。カウントダウンTVを見て3時前にようやく寝る。なんだか目茶苦茶な生活パターン。11月に休暇を取って旅行に行くときまではこんな状態が続く。
何が自分をそこまでさせるのか。いとこに言わせるとインターネットが何の役に立っているかわからないらしい。ホームページを作って何の為になるのか、何が楽しいのか理解できないらしい。
一番の魅力は新しいコミュニケイションの楽しさだろう。普段電話や面と向かっては話す機会の少ない人、いわんや一度も会ったことの無い人との交流は楽しい。ホームページはそのコミュニケイションの材料の提供手段である。
第二に自分の情報・意見をリアルタイムで発信できること。今までも雑文や日記を紙に書いたことはあったが、活字になって人の目に触れることはほとんど無かった。といって活字になる価値があるかと問われれば、うーんと唸る内容が多い。ホームページは世界中から瞬時にアクセスできるという意味では本を出版するより情報伝達力がある。そのくせ極めてパーソナルで普遍的価値を持たないような情報でも気軽に載せられるという都合のいいメディアだ。これは書くことが大好きな自分にはたまらない。
アクセスカウンターは491件。もうすぐ500件。これが少しずつ増えていくのも小さな楽しみである。500件目の方、メイルでご一報下さい。
1996.10.19.(SAT)
今、土曜日朝の7時過ぎ。昨日のエマーソン・レイク・アンド・パーマー(ELP)のコンサートの余韻が残っている。ELPと言っても知らない人が多いと思いますが、1970年代にビートルズが解散した後の時代、一世を風靡したプログレッシブ・ロックバンド。シンセサイザー(エマーソン)・ベースとボーカル(レイク)・パーカッション(パーマー)がクラシックを素材にしたロックを20数年ぶりに聴かせてくれた。懐かしい曲につい目が潤んだ。最近涙腺が弱っている。
会場の中野サンプラザは超満員。客層は30代男性が7割。女性は1割位。昔の曲を中心にした構成で大いに盛り上がった。これ以上書いてもマニアックになるだけなので、新しいページを作って別途書くことにした。
そういえば会場で配っていたチラシにウドー音楽事務所のアドレスが載っていた。「http://www.udo.co.jp/」と非常にシンプル。これでコンサートチケットの予約もできるらしい。
仕事で付き合いのあるNYのVINCEというアメリカ人にこのホームページの話をしたら、アドレスを教えろという。ちなみに私のホームページアドレスは http://www.annie.co.jp/~shinoby/。説明する時に「~」を何と説明するのか本当に困った。日本語では「チルド」というらしい。これは山根一真か誰かがパソコンコラムに書いていた。正式名称かどうかは知らないが。英語では何というのか。結局、「変な形の記号で波みたいに見える奴」とか何とかいったら通じた。本名を知りたい。ご存知の方教えて下さい。師匠洋一さんか大師匠加島さんが知っているかもしれない。
VINCEはフロントページを見ても「WELCOME TO SHINOBU NAITO'S HOMEPAGE」といくつかの数字と英単語しか読めないと言っている。日本語が読めないのだから当たり前。英語のページでも作ってみるかという気になってきた。全ページ英訳と思うと気が遠いが部分的に作ってみるのはいい勉強にもなる。週末時間があればフロントページの英語版と日記の英語版位作ってみよう。何人の外国人が読んでくれるかはわからないが。
それにしてもインターネットは世界をつないでいるというのを実感した。この調布で作っているページがNYでリアルタイムで見られるというのは当たり前だけど結構感動する。インターネットはパーソナルだけれどグローバルなメディアだ。
週末洋一師匠に言われてずっと探していた、「ECONOMY OF SPEED」が書いてある文章、やっと発見した。それは藤田田(デンと発音して下さい)の「勝てば官軍」の233ページにあった。やっと喉に刺さった魚の小骨がとれたような気分。ただし「エコノミー・オブ・スピード」とカタカナでしたが。この言葉はこれから流行りそう。竹村健一あたりが休日の朝のテレビ番組で言っている姿が目に浮かぶ。「これからはエコノミー・オブ・スピードの時代や。日本の大企業にはそれがない。時代に取り残される。このままでは崩壊するで」なんて具合に。
「コンテンツ」というのも使い勝手がいいので流行ると思っている。例えば「この起案書、コンテンツが無いね」とか「君の頭はコンテンツが欠けている」。中身というのをコンテンツというと少し高尚に聞こえるのがミソ。今のインターネットブームはいづれ技術より、ソフトの問題になることは明らか。中身が面白くなければ新しい技術を使ってもつまらない。
日経朝刊を読んでいたら面白いものをいくつか見つけた。まずは「ネークラ」。半年くらい前だったか、「プリクラ」がゲームセンター(ゲーセン)に入って女子高生が土曜日に行列を作っていた。最近また行列ができているなと思っていたら、今度は「ネークラ」というのががデビューしたらしい。これは200円でオリジナルの名刺が作れるマシン。携帯の番号やポケベルの番号を入れた名刺を作り友達同士交換するらしい。紹介しているコラムニストはこれが高校生の階級社会を作る根暗なものだと断じている。携帯を持っていると名刺で自慢し、その番号を教えるという心意気自慢をし、教えてもらった自慢をすると。しかしプリクラだって友達自慢をしたり、仲間外れに使ったりとかなり根暗なブームだと思っている。プリクラで一緒に写真を撮ったり、ネークラで名刺交換することで友人関係を確認している今の高校生はかなり孤独なのだ。
もう一つ見つけたのは小室哲哉が麻薬・覚醒剤撲滅運動キャンペーンを行うという広告。立派なことでドラッグ撲滅に是非一役かって欲しいと思うが、どうもミスキャストという個人的印象で思わず笑ってしまった。小室で行くならいっそ逆転の発想で勝新太郎なんかどうだろう。勝新と江夏、研ナオコあたりで行けばインパクトはある。
プリクラに代表される省略言葉。日本語の乱れを気にする人にとっては耳障りで仕方ないのでは。チョベリバ・チョベリグというのは今や週刊ポストにまで使われている。今朝は調布の眼鏡屋のチラシに「超ベリバなお店に行ってしまった方に、チョベリグのお店です」と書いてあった。名前の省略も結構多い。ファーストフードではケンタッキーはケンタ、ミスタードーナツはミスド、マクドナルドはマクド。人の名前でもミスターチルドレンはミスチル、木村拓哉はキムタク、小沢健二はオザケン、、、きりがない。でも昔からこの手のパターンはあった。エノケンとかナツメロとか。省略形の名前が出てくるのは裏返せば人気があるからだというのが結論。橋本龍太郎もハシリュウと言われていた時期もあった。でも小沢一郎はオザイチとは決していわれない。
1996.10.18.(FRI)
最近家でパソコンを触る時間が少ない。仕事に忙しいせいもあるが、会社でもずっと使っているので、さすがに肩にきているせいもあるかもしれない。昨日帰ると大学の友人林から留守電。ホームページを見たとメッセージ。インターネットを見たと電話で伝えるのが面白い。自分の会社でも社内電子メイルシステムがあるが、E-MAILを送った後、送り先の所まで歩いていって「メイル送ったから」と言っている人がいる。そういえばワープロがまだ珍しかった頃、年賀状に「この年賀状はワードプロセッサで作りました」と下に書いている人がいた。新しい技術の導入期には後から考えると面白いことがたくさんある。
「立花隆のすべて」(文芸春秋社)を買った。立花隆は玉村豊男、沢木耕太郎と並び、自分が生き方にあこがれている人。文芸春秋臨時増刊の雑誌ながら力が入っている。巻頭メッセージの「好き嫌いこそすべての始まり」で勉強について考えを述べている。共感したのは好きであれば集中して一生懸命やるから、自分の好きなことを探すことが大切だとしている点。人が何かを好きになるとその対象とバイブレイションが一致するようになるという。そうなるには自己発見によって自分が生来どんな精神的バイブレイションを持つ人間かを発見することだ。彼にはそれがあるから勉強も苦にならない。
青山にAVEXのショールームが出来た。プレスリリースはしていないということで空いている。テーブルと椅子、自動販売機があって、缶ジュースを買って椅子に座って飲むことができる。AVEXのアーチストのビデオが流れ、横にはパソコンがあって、インターネットのAVEXのホームページにアクセスして各アーチストのページに入ることができる。きっとそのうちビジネスマンとOLに占領されてしまうだろう。
ジパングのマキシーおばさんという占いコーナーがある。星座別に今日の運勢を言ってくれる。占いはまったく信じないがつい面白いので見てしまう。昨日カラオケボックスで歌うと運が開けるみたいなコメントをしていたが、マキシーおばさんてどこに住んでいるのだろう?本当にカラオケボックス知っているのか。
洋一師匠のページにもスピードの時代との日記が書いてあった。「ECONOMY OF SPEED」という言葉がどこの雑誌にのっていたのか思い出せない。こういうのは結構もどかしい。昨日の夕方から気になって他のことが手につかない。
1996.10.17.(THU)
昨日の夜、11時過ぎにインターネット接続をすると、プロバイダーがずっと話中でつなげなかった。そのままバッタリ寝てしまう。
今朝は6時過ぎまでぐっすり寝た。週の後半になるとどうしても起きるのが遅くなる傾向がある。体力の限界か。昨日の帰り道、子猫がなついてきた。あまりにかわいいので家に持ってかえろうかと思ったくらいだ。人間には猫型と犬型がいると思っているが、自分は猫型。今までの日本人は犬型が多かった。要するに忠誠心のある規律正しい人。今後は我が道を行く猫型が増える時代だ。血液型でいえばA型からAB型の時代になる。血液型で人格が決まるとは思っていないが。
11月10日あたりから東北旅行に行くことにした。各駅停車に乗って、地元の民宿に泊り、鄙びた温泉を巡ろうと思っている。下北半島の先に本州最北端の温泉というのがあるらしい。これは是非行ってみたい。もっと情報収集しよう。
選挙が終盤にはいっている。友人のあさおさんは神奈川4区で頑張っているが情勢はどうなのだろう。新聞では自民党有利との分析が多い。周りで話していると自民党の単独過半数は望まないと言う人が多い。かといって他にどこも支持できない。新進党は政策がころころ変わるし宗教の問題もある。民主党はどうしても寄り合い所帯のイメージが強い。旧社会党に対するアレルギーもある。比例区はチェック機能という判断から共産党に入れる人が多いのではないかと個人的には思っている。
日本テレビのジパング(6時からの番組)のアナウンサーが変わった。永井アナがフリーになったので降板し、後任は山王丸アナ。どうもイメージが違う。慣れるまでの時間の問題なのかもしれないが違和感があって面白くない。バラエティのアナウンサーはキャラクターが問われる。日本テレビは女性アナの人材不足に悩んでいる。
1996.10.16.(WED)
今は16日の朝5時半。今日の日記を朝書くというのも少し変だ。今週に入ってから朝書いたものにその日の日付を入れるようになった。これは雑誌が先日付で発行するのと同じ心理で新しく見せかけたいからだろうと自己分析。日付で人生を区切ることに、そんなに意味はないと思っているが。
今年のノーベル経済学賞にはコロンビア大学のVICKREYとケンブリッジのMIRRLEESが選ばれた。(ECONOMIST誌10/12-10/18号)彼らの業績とは情報がどちらかにしかない経済取引きにおいて最適な経済行動をもたらす仕組みを考えたことらしい。例として保険が挙げられている。自動車保険などで保険料を請求する場合保険会社の免責金額がある。例えば3万円までは客の負担というように。事故が本当に客の言うとおり起こったのか、保険会社と客の間に情報の非対称性がある。免責システムで客は些細な事故では保険料を請求せず、本当に大きな事故で保険料が必要なときだけ請求するようになる。
もう一つ例として「VICKREY AUCTION」というのがあった。これはオークションで最も高い価格を提示した人が落札するが、その人が払うのは2番目に高い価格とする入札決定方式。これは実際に石油の採掘権や放送電波の割り当ての入札などに使われている。
要するに本当の事を言うとメリットがあるような仕組みを作り出すことで、自己中心的な人間の行動をコントロールできることを示した訳である。それにしても「VICKREY AUCTION」はなぜワークするのか今一つイメージが湧かない。
「BUSINESS WEEK」によるとアメリカの航空運賃は今年に入ってから上昇しているらしい。景気がいいこともあるが、規制緩和により価格が需要と供給をアクティブに反映することになり供給の少ない路線では価格が急上昇している。
日本も遂にHISが国内航空路線に参入することになった。規制緩和競争促進で喜ばしいことである。でも規制緩和で何でも安くなると思ったら少し甘い。規制によって安かったものが高くなる場合もある。より市場経済に近づくということは価格変動が激しくなるということ。規制緩和にはそれなりの覚悟が必要なのだ。ちなみに私は規制産業で働いているが規制緩和反対派ではない。
最近良く聞く言葉に「ECONOMY OF SPEED」というのがある。昔は「ECONOMY OF SCALE」(規模の経済)「ECONOMY OF SCOPE」(範囲の経済)で大規模にやるメリット、多くの業務を手掛けることによるシナジー効果が重視された。今は早くやることが最も大切になってきている。間違えてもいいから早くやる。このホームページも「ECONOMY OF SPEED」を目指し早くやることにしている。
1996.10.15.(TUE)
昨日はすぐ寝てしまった。どうも酒を飲みすぎてしまったらしい。雨の中パリーミキまで眼鏡を取りに言った。ふち無しのチタンフレームで、とても軽くて形も自分の顔に合っていると自己満足。似合っているかは自分の主観だけど、軽くて装着感がほとんどないのはとてもいい。
ジントニックを飲んでいた。ジンにもいろいろあって、昔はタンカレーやボンベイサファイヤを買って飲んだりしたものだ。ジントニックにはビーフィーターが一番というのが昨日の結論。タンカレーはツンとした独特のくせが出てしまう。ボンベイは味がぼけてしまう。これらはロックで飲む方が合っているようだ。そしてトニックウオーターはカナダドライに限る。
朝5時半に起きると体がだるい。外を見ると真っ赤な朝焼け。今日はいい天気になるらしい。アクセス数は395件になっていた。
1996.10.14.(MON)
5時半起き。昨日夜久しぶりに電波少年の猿岩石(ヒッチハイクで香港からロンドンまで10万円だけで行こうとしている漫才師2人組)を見て、やらせもあるのかなと覚めた目で見つつ、惹き込まれてしまった。自分ももう少し若くて時間があれば、やってみたかったと思う。特にアジアから中東、そしてヨーロッパに変わっていくのを陸続きに感じられるのは地球の大きさを実感できて羨ましい。きっと猿岩石の真似をしている馬鹿者いや若者がタイあたりにたくさんいることだろう。
洋一師匠からメイルが入っていた。自分のホームページのDIARYで私のことを誉めてくれているらしい。早速アクセス。いや予想をはるかに超える、お褒めのお言葉。朝からツボにきて、うるうるしてしまった。パソコンの前で朝6時に男性から来た電子メイルで感動している情景は傍から見れば不気味。でもネットワーク社会ならではの光景ともいえる。
早速、自分に都合のいい部分だけ以下勝手に引用させてもらう。
内藤君のホームページはまずは順調に立ち上がってきている。内容がちょっとまだローカルで、写真が一枚もないのが気になるが、充実度は著しい。メニューでは「空想癖」が面白い。写真がないのは、どうもデジカメとパソコンがつながらないらしい。説明書には書いてあるはずなのだが、「加島大師匠にメールで聞く」とdiaryに書いてあった。「師匠(伊藤)の師匠」だから「大師匠」か。しかし、加島にメール出しても、返事が来るのには時間がかかるぞ。それより、しっかり説明書を読むことでは。
正直いってホームページを立ち上げて、それを維持するというのは大変ですよ。内藤君の日記を見ても、午前2時に起きたとか、凄いことが書いてある。でもそれだけ熱中できるという事でしょうか。
私もそうだったのかも知れないけれども、最近ホームページを作った内藤君を見ているとこれはよく分かる。「マガジン・クリップ」を作るために、いままであまり読んでいなかったようEconomistやBusinessWeekを一生懸命読んでいる。SPAはご愛敬としても。街を通れば、「このレストランは良さそうだ」という発想になる。だって彼は、minesweeperを知らないで、ホームページに到達したんですよ。凄いでしょ。
ただ一つ警告しておきます。ホームページを作ると、「寝不足」になります。加藤さん、大丈夫かな........?
何がうれしかったって、まず余り人を表面上は誉めない師匠に誉めていただいたこと。(途中若干「minesweeperを知らない」なんて、けなされてはいますが。)それからホームページを更新し続けることの大変さをわかってくれたこと。朝から気合が入りついまた書いてしまった。会社に行かないと遅刻する。
1996.10.13.(SUN)
天気予報は雨といっていたが、朝から晴れている。テレビは選挙一色。すべての党が行政改革。ここまで同じことを言っているのを見ると、行政改革反対とでも言いたくなる。行政だって必要な機能がある訳で何でも減らせばいいというものではない。問題は民間でできるのに官がやっている非効率な事業を効率化することと、情報公開に代表される官と民の情報格差を無くすことだと思う。行政改革が本当に成功すれば今度は弱者を切り捨てるなという声が出てくるに違いない。現に行政改革の先進国、ニュージーランドの総選挙は行革を進めてきた与党が過半数割れになった。
ビジネスウィークの「THE BEST B-SCHOOLS」の特集でアメリカのMBA PROGRAMのランキングをやっている。今年はペンシルベニア大学が1位。MITは9位だった。MBAの価値は卒業後の平均給料で決まると個人的には思っている。要するにその金額がマーケットプライスなのだから。変なアンケートで歪んだ結果を出すよりも、給料という具体的数値でランキングを決めればすっきりすると思うのだけど。ちなみにプログラム終了後平均給料のメディアン(中心値)が10万ドルを超えたのは、ペンシルバニア・ハーバード・スタンフォード・MIT・ダートマスの五校だけ。これが最も公平な市場評価と思っている。しかしどんなにプログラムが優れていても、最終的には個人の能力を卒業後も磨き続けなければならない。変化が激しい時代ではその傾向が一層強まる。
天気がいいので久しぶりに深大寺へ。秋祭りをやっていた。今日は「一休庵」へ。とろろそば930円、天ざる1,430円と強気な価格設定。出てきたそばは新そばということもあり確かにうまかった。細い麺で舌さわりがよく、噛むと歯ごたえがあって甘い。しかしつゆはピンボケの凡庸な味。天ざるの天ぷらに至っては、海老天とさつまいも、にんじん、なす、ししとうだけのさみしい構成。これで1,430円は腹が立つ。そば自体はとても美味しかっただけに残念。
家に戻り「タンタン舎」で久しぶりにアイスコーヒーを飲んで一服。最近鎌倉山のチーズケーキを始めたので食べてみる。こってりして酸味のある緻密な味でなかなかいける。ウエストのチーズケーキと良く似た味。アイスコーヒーは水出しでこくと苦みがあっておいしい。お客さんもずいぶん増えてきたようで一安心。
1996.10.12.(SAT)
昨日は帰ってすぐ寝てしまった。仕事が忙しかったのと、何といっても朝2時に起きてパソコン漬けの一日だったから。
12時間以上ぐっすり寝て、起きると11時。ブランチを食べながら「王様のブランチ」を見る。もちろんカウントダウンTVも。夕方2人で出かける。表参道のイデーで家具を見てから、外苑前のフレンチレストラン「アムフォール」へ。ここは会社の近くでよく帰り道に店の前を通っていたが、食事をするのは初めて。
お店の人にすすめられ、6,500円のコースに1万円のワインを頼む。ワインは「CHATEAU ST. PIERRE」の1985年。ボルドーの赤のフルボディのワインということで選んでくれた。ワインはデキャンティングして大きなワイングラスでサーブ。SAINT JULIENということで香りは繊細で上品。味も繊細でイメージしていたフルボディとは少し違ったが、まあ満足。
料理は非常にクオリティが高かった。前菜の前に自家製ソーセージのアミューズ。りんごのソースがひいてあって、口の中で微妙なうまさを醸し出す。そして前菜は温製の魚貝のサラダ。バルサミコソースの酸味と魚介の甘さが良く合う。魚貝は帆立、ムール貝、といった貝がたくさん入っていてどれも新鮮。
メインは「そい」という魚。下にラタトゥイユが敷かれ、その上にカリカリに火が通った魚、上に各種の野菜。皮のカリカリと身のやわらかさのハーモニー。焼き具合が絶妙。そしてうずらの詰め物焼き。これまたうまく火が通っていて満足。
デザートはブランマンジェ。ココナッツ、バニラ、生クリームで甘さを抑えて秀逸。エスプレッソと共に運ばれてきたプチフールのケーキがまたうまい。
サービスも気が利いていて、気持ちがいい。店がかなり狭いが、狭さを感じさせない心地よさがあった。また来たいという気分になった。すっかり満足して家路につく。駅から家に歩いている時に小雨が降ってきた。
家に帰り、パソコンに向かう。アクセス件数は336件になっていた。333件めの人は誰だろう。もしこれを見ていたらメイル下さい。結局300件めは誰か判らずじまい。メイルをチェックすると、会社の赤羽さんから。昔、同じ部で仕事をしていた仲間。今月で退職して外資系証券に転職するらしい。彼女がどうやってこのページにたどり着いたか知りたい。
もう1件メイルは先月、塩山の家に寄せてもらった高野沢さんから。ホームページ作成日記に家に行った時のことを書いたのを読んでくれたらしい。以下少し引用、、、
内藤さま
毎日ホームページの更新ご苦労様。
今日ホームページが完成するまでの日記を拝見したところ、何と我が家のことが出てきて、感激してしまいました。
うれしかったので思わずメールをお送りしてしまいました。
毎日すごい勢いで、アクセス数が増えているようで、人事ながら驚いてしまいます。
実際、すごくおもしろいので私もすでに4回ほどアクセスしてしまいました。(特に、[矛盾]がむちゃくちゃおもろい!)
ではがんばってください。
この手のメイルをもらうと力が湧いてくる。もっと面白いことが書けるようになりたい。文才の無い自分がもどかしい気分。
デジカメで撮った画像をパソコンに取り込もうとするが、どうしてもうまくいかない。接続が悪いのか何が問題なのか。まあ気長にやることにしよう。大師匠の加島さんにメイルで原因を教えてもらうように頼んでおく。
1996.10.11.(FRI)
一日行ってまた週末。嬉しいやら損したような気がするやら。昨日ワインを飲んで寝たら深夜2時に目が覚めまた寝られなくなった。仕方ないのでパソコンに向かい、MAGAZINE CLIPと空想癖を書く。
気がつくともう朝の5時。
時代が閉塞すると過去への回帰現象が起きる。最近、昔のタレントが復活したり、レトロファッションが流行している。これは時代の閉塞を示している。人間にも同じことが言える。昔の話をする人は恐らく人生に行き詰まっている人。「あの頃は良かった」「昔はこういうやり方だった」などと現状を否定し過去を肯定するのは現実逃避なのだろう。
同世代の人と小学生の頃の話をすると、盛り上がる。例えば遠足のおやつが150円までに制限されていた、とかバナナはおやつに入るのか先生に聞く奴がいたとか。水筒にカルピスを入れてきたり、アメをなめていて先生に注意されたらトローチですといつもごまかしたり。面白い話はたくさんある。これも現実逃避の一種なのだろうか。
それにしても育った地域の違う人同士がなぜ同じような体験をしているのだろう。どこの学校にも牛乳を早飲みして笑わされて鼻からこぼすお調子者がいたのは不思議な気もする。
5時半を過ぎると周りが明るくなってくる。車の音がうるさくなり、からすの鳴き声が聞こえる。そろそろ会社に行く準備をすることにしよう。
1996.10.10.(THU)
体育の日で休み。でも6時半に目が覚めた。それから寝られなくなる。リズムが朝から狂った。卵雑炊を作って食べて、午後から渋谷にいとこと出かける。卵雑炊は簡単に作れる。本だしを入れたお湯を沸騰させ、冷凍ご飯を解凍して入れ、ネギ・かつお節・醤油で味を調える。最後にかきたまごを入れて火を止めると完成。これが簡単な割にうまい。
渋谷に行ったのは眼鏡を作るため。使い捨てのコンタクトレンズがもう無くなってしまうので慌てて買いに行った次第。前日にパリーミキのミキシムを予約しておいた。ミキシムとは要するにコンピュータグラフィックスを使った眼鏡のデザインシステム。パリーミキ独自のサービス。顔写真をパソコンに取り込み、作りたいイメージを選ぶ。例えば、知的なとか爽やかなとか自分の好きなキーワードを決める。それをパソコンに入力するとイメージに合った眼鏡の形を作ってくれる。やっていると面白くて、作ってしまった。私はテレビでやっている水に浮くチタンフレームにしたので5万5千円。高い気もしたが、店を出た時の満足度は高く気分が良かった。なかなかの商売上手。近頃流行のプリクラに近いエンタテインメント性があったためかもしれない。
その後、パルコのイタ飯屋で遅い昼食。もう3時過ぎ。ビール飲んでピザとリゾット食べる。もうヘロヘロ。本屋へ行って、藤田田(デンと発音して下さい)の「勝てば官軍」を購入。面白い本だ。神泉まで歩いて帰る。夕方調布の図書館へ。本を5冊程予約した。「未来への発想法」(政木和三)を借りた。どんな本か楽しみ。機山ワインを飲みながら夕食。パスタとサラダで軽く済ませる。
「週刊朝日」にパソコン難民の話が載っている。笑い話として、「環境(設定)を変えてといわれて、部屋の窓を開けた」「ウィンドウを閉めてというので、部屋の窓を閉めた」「フロッピーディスクをコピーして下さいと表示が出たので、複写機でコピーした」「(ソフトは)立ち上がっていますかと聞かれて、椅子に座っていますと答えた」なんて話が紹介されていた。教育機関や会社でパソコンの基礎をきちんと教える時期に来ている。未だに電話の保留の仕方が分らないおじさんにインターネットに接続することは無理な注文なのである。誰かが教えてあげなくては。
「ターザン」の特集が日本を旅するというやつでつい惹かれる。実は来月あたり1週間休みを取って、東北に一人旅しようと思っていたのでこの特集は見逃せない。じっくり研究することにする。どこかいい所が見つかるといいが。旅行して日記を作ってホームページで紹介するというのが今の予定。それから「dancyu」の魚特集も見逃せない。美味しい魚が食べられる店の特集。上高井戸の古都という店が載っていた。釣りが趣味の主人の釣った魚が食べられる店らしい。家の近くなので今度是非行ってみたい。
ホームページのカウンターが298件になっている。300件目の人は誰だろう。もしこれを読んだのなら是非メイルを下さい。お待ちしています。
1996.10.9.(WED)
4時半起床。久しぶりに気合を入れてホームページを作る。気温も丁度良く、気分がいいので表参道から今日も歩いた。途中のドトールコーヒーでアイスコーヒーをテイクアウト。会社につくと中村君が苦節?ヶ月、ようやくインターネットの接続に成功したとのこと。このページを見たと報告してくれた。今日も見ていてくれるだろうか。
ダイヤモンド社の「地球人宣言」という本が出た。サブタイトルが泣かせた。「経済的に恵まれない途上国の人々の方が輝いた心を持っているのはなぜだろう」。昔、インドに行った時、これと全く同じ事を思った。インドで電車に乗った時、3人掛けの椅子を詰めて自分を座らせてくれたインド人がいた。自分の読んだ新聞は順番にまわし読みする暗黙のルールがあった。貧しいゆえにお互いに分け合うことを知っているなと思った。車内で寝ている人はいなかった。東京の通勤電車はどうだろう。自分の席取りしか考えないおばさん。新聞を覗き見すると嫌がるビジネスマン。椅子に座って能面のように朝から寝ている人。朝からホームで喧嘩している人。日本人とインド人どちらが幸せなのだろうか。
「ECONOMIST」に「WINNER-TAKE-ALL SOCIETY」という言葉が紹介されていた。インフォメイションテクノロジーの進化とグローバリゼイションの進展により、知識社会への移行が進むと労働の価値の評価方法が変わる。例えば窓拭きの労働の評価は窓を何枚拭いたかで数量的に測れる。しかし知識労働者の評価は相対的評価でしかできない。したがって相対的に1番であることが大切になる。企業でも個人でも1番にならないと2番手以下は意味が無い仕事なのだ。その結果1番がすべての利益を取るWINNER-TAKE-ALL SOCIETYになってきている。中途半端に何でもできるより、何でもいいから一番になれるものを持つことが求められる世の中になっていく。
証券アナリストジャーナルを見ていたら、イマジニアの神蔵社長がインタビューされていた。神蔵さんは松下政経塾で政治家を志し、その後ビジネス社会に転じた方。勉強会に来てお話を伺ったこともある。金・人・もの、がいらない起業を考えたらソフトウエアビジネスしかないとイマジニアを設立し、10年で店頭公開。インタビューの中で印象に残ったのは、今が50年に一度の時代の変り目というコメント。まさにこの変化をビジネスに取り入れ成功を収めている。時代の変り目に生きていられる幸福は誰にも平等だ。読んでいるうちに、分っていても行動できない自分がもどかしくなった。
1996.10.8.(TUE)
朝から雨。昨日に比べて気温が10度以上も低い。でも私にとっては電車は暑い。相変わらず京王線はムシムシして気分が悪い。思わず途中駅で各駅停車に乗り換えてしまった
新聞の広告で日本マクドナルド社長の藤田田(デンと発音してください)の「勝てば官軍」という新刊を見つける。ワニブックスから出ている。昔も「ユダヤの商法」とかいう本をだしていた。きっと言いたい放題で面白いだろう。要チェック。
ユーロトンネルの記事が新聞に出ていた。資金面で厳しい状況が続いているらしい。それはともかく、不思議に思うのはよくイギリスとフランスが陸続きになることにどちらの国も納得したな、ということ。例えば日本と韓国でトンネル掘るなんていったらきっとどちらの国も大反対だろう。なぜ同じ隣国なのに、そして昔は戦ったという点でも同じ境遇なのにこうも違うのだろう。
同じ事は6年前に韓国の板門店に言った時にも感じた。ソウルから板門店に向かう途中バスガイドはいかに北朝鮮がひどい国かを語り続けていた。そして国境でお互いに威嚇し合う光景を見て何となく悲しかった。ちょうどベルリンの壁が崩壊し、東西ドイツが融合するのを見た後のせいか、余計になぜヨーロッパにできることがアジアにできないのかと思った
ホームページの文章も量的には随分増えたが内容は?が多く結構自己嫌悪。きっと年賀状にホームページ開設しましたと書くことになるだろうから、年末にかけて更にホームページの内容をグレードアップさせる必要がある。9月末までを第1次作成期間とすれば、年末までは第2次作成期間だ。もっといろいろ書いてたくさんの人に見てもらい、批評してもらいたい。そのためには新鮮で面白い文章を書き続けなくては。量は質の向上をいつかはもたらすのだろうか。
出る杭は打たれるという。師匠曰く、出過ぎた杭は打たれない。でも昔に比べたら出る杭に対する対応は穏やかになったと思う。昔(といっても10年も前ではない)は社外活動というのが、会社ではネガティブなイメージを持たれていた。それが今や社外との接点を持っていることが個人の生き残りのために必要になってきている。なぜ変わったかというと仕事と趣味の境界線が曖昧になってきたこと、従来の会社の価値観が崩壊したこと、の2点にあると思う。
仕事と趣味の境界線といえば、素人とプロの区別が付きにくくなった。素人でもエッセイがホームページで世界に発表できる。音楽だって楽器が弾けない作曲家が出現している。すべての領域で参入障壁が低下し、いい加減なプロはできるアマチュアに淘汰されていく。会社の価値観でいえば、パソコンの普及がネットワーク社会をさらに加速させ、階層が指示命令系統として意味を持たなくなる。できる人の周りにアメーバ的な組織ができ、自然発生的に仕事を始める仕組みが優勢になっていく。軍隊をモデルにした会社組織が生物の進化をモデルにした組織に変化していく。年功序列にしがみついている人には情報が集まらない。しかもパソコンでの情報伝達は誰と誰が何をしているか目に見えないから介入のしようが無い。
メイルはアニーインターネットの迅速な対応で完全に復旧した。洋一師匠からメイル。加藤さんという方がホームページを作っていて私の名前が出ていると教えてくれた。以下加藤さんの日記の一部
96年10月4日(金)
さあ、ロングホリデーが始まった。10月14日(月)まで実質11日の休みである。よし、懸案だったホームページを作成することにしよう。本当だったら、9月の終わりにはできあがっているはずのつもりで、そんなことを手紙に書いていた。(e-mailではない。)一昨日返事が来て、「インターネットカフェででも見ることにするよ」と書いてあった。これはまずい。まだ、出来上がりどころか、少し実験をしているだけである。「どうしようか」と思っているときに、内藤さんのホームページの「ホームページ作成日記」を見た。40日間でほとんど何も知らないところからついに9月30日に完成するプロセスには、感動した。これに習い、私も短期集中で作ることにしよう。
ありがたいお褒めの言葉。じーんと嬉しくなった。そして、師匠のコメント「君の名前が出ている。少しは世の中の為に役立っているじゃないか。おめでとう......」
「少しは」が若干気になるが、これまたほめられて素直に嬉しい。
1996.10.7.(MON)
メイルを送っておいたアニーインターネットに朝一番で電話。メイルの異常の調査を依頼する。こういう時に小回りの効くプロバイダーはありがたい。午後には返事が返ってきた。原因はバイナリーファイルで大量の情報を送ってきた友人からのメイルにあるらしい。あまりに大きなファイルなので他のファイルを読み込むのに異常に長い時間がかかるようになった。取り敢えずそのメイルを削除してもらい、様子を見ることにする。アニーさん、迅速な対応感謝いたします。
巨人がリーグ優勝で日本テレビは巨人一色。報道機関のくせに偏向報道と批判するのもアホらしくなるくらいのお祭りムード。日本テレビで巨人ファンではない人はいないのだろうか?いたら肩身が狭いだろうが。日産車に乗っているトヨタの社員みたいなものだ。
会社の足立さんからホームページ見たと言われた。会社から帰って見るともう251件目。テレビをつけるとロン・バケのスペシャルバージョンやっている。見ていると腹が立ってきた。最近のテレビドラマには本当にリアリティが無い。リアリティを求めるのが間違っているのか。都合のいい設定ばかりで安易としかいいようが無い。こんなことにいちゃもんつけることがオヤジなのかもしれない。
1996.10.6.(SUN)
起きて自分のぺージを開けるとカウンターが230件超えていた。思ったよりもハイペースでにんまり。せっせとページのリニューアルに励む。メイルのチェックをしているとどうも調子が悪い。同じメイルが何度も出てくる。そして読み込みにかかる時間が異常に長い。良くわからないのでプロバイダーのアニーインターネットにメイルする。原因がわからないだけに何となく不気味。
いとこが図書館で借りてきた谷川俊太郎の詩集をパラパラとめくる。昔、講演会にも行ったことがあるが、谷川俊太郎さんはかわいいおじいちゃんだった。でも着ているものはデザイナーズ系で私なんかよりよっぽどお洒落で感心したのをのを覚えている。黒のタートルセーターにバックスキンの靴といった感じで渋かった。「詩を贈ろうとすることは」の中の「おはよう」という詩が気に入った。
おへそは暇だね
生まれたあとはお役御免で
一生何もしなくていい
それが羨ましいわけではないが
おへそに比べるとペニスは忙しい
女がめでたく妊娠するまで
せっせと精を出さなきゃなんない
それが厭だという訳でもないが
なんとなくほのぼのする。
ヨドバシカメラに午後から出かける。デジカメの接続コードの交換のため。店員が交換するのに難色を示し口論。電話ではレシートを持っていけば換えてくれるといっていたのに。対応の不誠実さにがっかり。せっかく安くて親切な店とヨドバシカメラを応援していたのに。
「アカシヤ」でロールキャベツを食べる。新宿にお昼に行く時は、ご飯はここで食べることが多い。昔は桂花ラーメンか香味屋のハヤシライスかネギシのタン焼き定食だったが、最近はもっぱらここ。新宿高島屋がオープンしたせいか、道がどこも混んでいる。「アカシヤ」も客が多かった。これ以上有名になって欲しくないというのが、昔からのファンの希望。
夕方代々木上原のスポーツクラブへ。2時間ほどトレーニング。体重が少しずつ増えている。パソコンも原因の一つだろう。終わってから酒を飲んでしまったので結局効果はやらないよりまし、といった程度か。
1996.10.5.(SAT)
3時過ぎに寝たのに9時には目を覚ましてしまった。まだ昨日の仕事疲れで体が重い。そうはいっても、パソコンに向かいホームページの改良に取り組む。朝自分のページを開けたら189件目だった。読んでくれる人がいるようだ。誰なのか知りたい。お礼を言いたい、そして感想を聞きたい。
天気がいいのにほとんど家でパソコンしていたら、気がつくともう4時。眠くなってきた。今日は午前中大滝絵画教室に行くつもりだったのが、行けなかった。絵も描きたいしやりたいことが色々あるのに時間が無い。夕方1時間ほど昼寝。気がつくと5時過ぎ。
夕方、八王子に住んでいる両親が「いしもり」で蕎麦を食べたいという。いとこは仕事でいないので付き合うことにする。結局「川上」に最初に行き、焼鳥を食べ、それから「いしもり」でそばを食べた。焼鳥は3人でビール・日本酒・焼鳥12本・つまみ3品で4,500円と相変わらずリーズナブル。そして美味しい。特にレバーはフォワグラのような舌さわり。「いしもり」ではかも南蛮を初めて食べた。新そばが入ったということで一層美味しく感じられる。
弟が来年一月に結婚することになっているので、もっぱらその話題。マンションを買ったり、式場を押えたりとあわただしいらしい。
家に戻るとすぐ寝てしまったが、いとこが帰宅したとき起こされる。それから寝られなくなり、ボンベイサファイアをロックで飲んで強引に寝る。眠いのに寝られないというのはつらい。
中日がサヨナラ勝ちというのをテレビで見て、少し野球を見る気になった。今日の巨人戦は是非勝って更に盛り上げてもらいたい。
1996.10.4.(FRI)
昨日はパソコンを開けずの一日。一昨日のキッチン5で盛り上がりすぎた反動で静かにしていた。今日は天気もまずまず。朝会社に行く途中、表参道で途中下車。外苑前のオフィスまで歩いてみる。ちょうど気候がいい。
師匠の書き物に私がホームページを作ったことが紹介された。すぐに会社の足立さんからアドレス教えろとの依頼。大変嬉しかったが、間抜けなことに私は自分のアドレスを控えていない。申し訳ないことをした。普段近くにいてもなかなか話す機会のない方とコミュニケイションできるのがインターネットの魅力。足立さんこのページ見ていてくれるだろうか。
ブルータスのワイン特集を買ってみる。最近ワインブームなのか。5大シャトーのワインのうちまだシャトーラトゥールしか飲んだことがない。しかもヴィンテージでは無いもの。それでも飲んだ時は感動した。読んでいるうちにまた美味しい赤ワインが飲みたくなった。お店の紹介でマルズバー(六本木)がクオリティの高いワインをリーズナブルに出す店のような気がした。近いうちにトライしてみたい。
ワインは年とともに値上がりするから早く買ったほうがいいと書いてあったが、保管できる場所の無い人にはそういわれても困る。2年前、イタリアで3万円以上出してワインを買ったが、日本の夏の暑さで全部だめになってしまった悲しい経験がある。地下室のある家にいつかは住みたいものだ。ワイン関連のインターネットの紹介ページもありワインのリンクのページや吉田さんのページは面白そう。
夕方、仕事が一区切りしたので、外苑前の「海味(うみ)」へ。リーズナブルなお寿司やさん。場所は外苑前交差点を西麻布に行く途中右側。スパゲティファクトリーの少し先。6千円で美味しいお寿司が堪能できた。
米国の経済指標の発表が夜あったため会社に深夜までいた。帰るともう25時過ぎ。(もう土曜日)メイルを開ける。調布の方からメイル2通、洋一師匠の知り合いの加藤さんから、そして友人の林君から来ていた。早速返事を書く。この週末は調布商工まつりがあるらしい。時間があったらいってみよう。林君は大学時代の友人。奥さんが川柳をパソコンで友達同士交換して遊んでいるというので作品を送るよう依頼している。
「報道ネットワーク京都」から案内状が届いた。築地さんという方は昔勉強会で一緒だった方。「ビルゲイツが大統領になる日」(違ってたらごめんなさい)の著者である。「京都ベンチャーニュース」が10月にリニューアルされるとのこと。しばらくしたらまたアクセスしてみよう。
1996.10.2.(WED)
5時半起き。朝焼けがきれい。昨日岸川さんから続・日記帳は新しい日付ほど上に書くのでは、と指摘あり。おっしゃるとおり直しました。これで新鮮なものが一番上にくる。セブンイレブンの商品陳列と同じです。
アニー・インターネットの阿部さんからメイルをもらう。アニーのホームページのリンクを見てアクセスしてくれたらしい。知らないひとからメイルをもらったのは初めて。素直にとても嬉しかった。早速返事を書く。調布のローカルなページにも反応してくれる人がいるのは作った甲斐があるというもの。アクセスは昨日帰宅時点で100件を突破。でも半分近くは自分。残り50件として誰が読んでいるのか知りたい。
そういえば昨日夜は「菜々帆」という地元の中華料理店にいった。最近オープンした駅前の店。感想は調布の美味しい店を見てください。
新聞でインターラクティブ小説のページがあるという広告を見た。「小説起業講座」という日経ベンチャーのページ。毎日連載というのがいい。読者投票によりストーリーの展開が変わるらしい。ゆっくり読んでみよう。日経で連載小説といえば「失楽園」。もうすぐ終わるらしい。あれを何百万人もの人が朝の満員電車で一斉に読んでいると思うと不気味な光景。
夕方、洋一さんにキッチン5へ連れていってもらう。西麻布の洋一さんお気に入りの店。ホームページ完成のお祝いをしてもらう。店内は中東風の内装で独特。カウンターに地中海料理が置かれている。どれも美味しそうなものばかり。食べてみるとどれも味付けは日本人離れしている。すっかりくつろいでオーナーの旅行のときのスライドを見たりデジカメで遊んだりしていると、もう9時過ぎ。ZESTに軽く寄って帰る。すっかりごちそうになってしまった。感謝。
1996.10.1.(TUE)
今朝はさすがに疲れていて、起きるともう6時。メイルのチェックすると、小杉さん、橋田さん、和田さん、岸川さんからメイル。嬉しくなって全員に返信する。もう6時40分。あわてて会社へ。会社の平野君にもメイルを打ってホームページのアドレスを知らせておく。
最近電車の中でよく見るのはキーホルダー型のゲームをやっている人。テトリスみたいなゲームらしいが、とにかくよく見る。暇つぶしには良いのかもしれないけど、非生産的で何となく不健康。
「月刊スコーピオン」という雑誌の宣伝は面白い。「日本初の上流社会へのステップアップマガジン」というのがキャッチフレーズ。本気で思っているのか、シャレなのか分からない。上流階級といいながら、5年間で100万円の転がし方、と記事の内容のセコさがアンバランス。一度読んでみたい。
巨人は今日も勝った。巨人か中日かどちらか優勝するかbetしているので、現状非常に不愉快。スポーツニュースは当面見たくない。熱狂的というわけではないが、私は中日ファン。小学校5年のとき名古屋に住んでいて中日がリーグ優勝してからのファン。
そういえば、師匠洋一さんから9月にホームページが完成したお祝いで明日おごってもらえることになった。どんな店に連れていってくれるか今から楽しみ。
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