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日記 1997年1月
新年おめでとうございます。今年も毎日書いていくつもりです。エントロピーの増大にお付き合い下さい。
1997.1.31.(FRI)
一月は今日で終わり
新年が明けたと思っていたらあっという間に一月が終った、と思っている人はきっと多いことだろう。本当に早い一月であった。早すぎて何も進歩が無い、というのは言い訳かも知れない。一月経つのは早かったが、今週は長かった。金曜日になってようやくほっと一息。来月はもっと早く感じられるのであろうか。
THE・EDUCATION・OF・SPECULATOR
ジョージ・ソロスとファンドマネージを一緒にやっていたナイデルホファーが投資の方法についての本を出した。バロンズというアメリカの投資情報誌に書評が載っていたが、なかなか良さそうな本なので買ってみることにした。せっかくだからAMAZONにインターネット経由で注文した。果たして何日で届くであろうか。
1997.1.30.(THU)
多様性だけが生き残る道
一つの籠にすべてのたまごを入れてはいけない、というのがモダンポートフォリオ理論の基本である。要するに資産運用では分散投資をしてリスクを減少させることが大切だというわけ。生物界ではこの法則が本能的に機能している。多様な種が発生し、いかなる環境変化があっても生き残る種が次の世代を作っていく。企業においても多様化を受け入れることが生き残りの鍵の一つになる。均一な企業内カルチャーを無理矢理押し付けるやりかたは、従業員の反発を招くだけでなく、多様性の喪失という点からも企業にとってマイナスである。
紙の効用
パソコンが普及し、一人一台の時代になってもプリントアウトの紙の枚数は一向に減らない。紙でないと信用しない人がいたり、稟議書が紙で回覧されているのも理由ではある。しかし最も大きな理由は、紙には一覧性と書き込みができること機能があることだと思う。画面上の文章はスクリーンの大きさまでしか一度に見られない。紙なら2〜3枚なら一度に鳥瞰することができる。そして全体を見て鉛筆で書き込みながら校正作業を行うことができる。
紙が優れているのは、新聞も同じ。携帯用電子新聞は電車内で携帯端末で新聞記事が読めるというのが売りだが、一覧性がないから普及しない。新聞という紙の方が現状では優れたメディアなのである。
郵便貯金
郵政省貯金局は昨年冬2年連続でボーナスキャンペーンを自粛するように各地の郵便局に通知したという。民業圧迫批判に配慮したという。嵐が過ぎるのをじっと待つような小手先の対応をせず、資金運用を民間と同様のレベルにし公平性を確保した上で堂々と競争すればいいのではないか。それでも郵便貯金に資金が集まるなら、今度は民間金融機関の経営能力の問題なのである。
オレンジ共済
友部議員の家族の私生活にマスコミの興味は集中しているようだ。ところで元厚生省事務次官は今どうなっているかどなたかご存知ですか。
1997.1.29.(WED)
まだ水曜日
今週は長い。まだ水曜日だ。夕方から取引先のイタリア系アメリカ人ビンス氏と我々3人(会社同僚)で西麻布の茶楼に行った。ママに会うのは鍋研コンテストの日曜日以来。といっても今日食べた鍋はコンテストの時のものとは違うこってり系。重さ12キロの鍋の遠赤外線を使って作る鍋はまろやかで全てが美味しい。最後のラーメンまで食べ尽くした。大満足。するとそこになぜか師匠登場。近くの店から帰りに寄ったらしい。帰ったと思ったら電話がかかってきてHORIBEというバーで待っているというので4人で後からジョイン。HORIBEは茶楼の近くにあるカウンターだけの本来は静かなバー。そこに4人が合流し、合計6人で英語でしゃべりだしたからもう大変な騒ぎ。ビンス氏と師匠は旧知の間柄で5年ぶりにあったらしく、思い出話しに花を咲かせていた。
1ドルはいくら
為替の話になった。師匠は今年1ドル127円になって年後半は117円まで戻すと予測。私は140円まで行くといったら「日本に対して悲観的な奴だ」と言われた。「日経新聞よりは楽観的です」と言い返しておいた。同席していたの日経のTさんすいません。
外貨預金
ドル外貨預金をしている。円安に振れると儲かっているような錯覚に陥る。100万円が120万円になれば円ベースでは資産は増える。しかし世界で見ると円の価値がどんどん下落しているということだ。円資産の価値の目減りは外貨預金している位では焼け石に水。1ドル200円になれば日本から見たアメリカの物価は2倍以上になる。今回は円安ではなくむしろドル高の動きなのでまだ欧州については資産価値の目減りは少なく救われるが。
住友銀行
住友銀行の海外拠点長会議の使用言語を英語にしたらしい。ロンドンの欧州拠点長会議では4割が日本人以外の幹部だったという。日本人以外の幹部の比率がまだまだ低いが、日本の保守的な金融業界では進んでいる方であろう。日本人だけが日本語で世界戦略を語る時代は終った。グローバル化を本当に進めるにはローカル化が必要である。それには現地のスタッフに経営を任せていく方がいい。
英語で会議をすると日本語と比べ白黒がはっきりする利点もある。日本語での会議は往々にして「今後も検討を続ける」「協議の上、円滑な運営に努力する」といったあいまいな結論になりがちだ。要するに何も決めていない。そんな今まではやり方でも時間が解決していたが、これからは時間稼ぎは事業機会を失うだけだ。アングロサクソンの行動原理が当面の世界標準になるのだから、決断できる仕組みの整備が必要。それにしても海外拠点を持っている日本企業に外国人幹部が一人もいない企業が多いのは不思議。
1997.1.28.(TUE)
寝坊
昨日の夜遅かったせいか、朝起きられなかった。目覚しが30分位鳴り続けていた。6時過ぎになんとかベッドを這い出し、慌ててHP日記を書いて会社に行く。今日もミーティングが2つ入って、一つは夕方6時から8時過ぎまでやっていた。さすがにぐったり。
内藤 忍
会社の同期から電話がかかってきた。何かと思えば、私と同じ名前の人がインターネットイエローページの編集者になっているらしい。てっきり私が会社を辞めたか、副業で始めたのか、と勘違いして電話をくれたという訳。本の実物を見ていないからわからないが、同性同名というのには今まで会ったことがないので、本当にいるのか結構気になる。もしいたら少し気味が悪い。でも会ってみたい。
そっくりさん
見た目のそっくりさんと言えば、今でも鮮明に覚えているのが、自分に本当に良く似た人。大学の1年の時、生協の本屋で自分とうりふたつ(ウリツー)の人に会った。当然相手も自分にそっくりだと思い、2人で顔を見合わせて絶句してしまった。その時は何となく恥ずかしくてすぐに店を出てしまった。その後彼とは一度も会っていない。今から考えると住所と名前くらい交換しておくべきだった。彼より似ている人にはそれ以降会ったことはない。
NZ視察団
重油流出事故の痴呆いや地方自治体のメンバーがニュージーランドに視察旅行に行っていた問題がマスコミで集中バッシングされた。確かにこの危機的状況で呑気に視察に行ってそれもほとんどお遊びでは非難されても仕方ない。状況把握が甘かった。でも本質的問題は事故があろうとなかろうとこの手の意味の無い視察旅行が全国で行われていることである。重油回収作業のお年寄りとNZのきれいな風景の中にいる視察団を比較して感情的な非難を繰り返すマスコミはピントがずれている。
英語のHP
結婚式で会ったおじさんからHPを英語でも作るべきだと言われた。一時英語版も作ろうと思ってフロントページだけ作ったことがある。その後挫折した。日本語だけでも手が回らないのに、英語でなんてとんでもないというのが今の気持ち。インターネットの情報の8割は英語だという。だから日本語でやっていてもマイナーではある。しかしこの日記を英訳したところで外国人の何人が面白がってくれるのだろう。日本人だって面白がる人はなかなかいないのだから。
1997.1.27.(MON)
日常へ
土日の非日常的な2日間から日常に戻る。何となく体は重い。相変わらず世界は騒がしい。日本の銀行のデリバティブ損失の噂、日経株式の続落、D銀行の内部告発文章がファックスで出回ったり。日本の旧来システムに相変わらず揺さぶりがかけられている。いずれにしてもまた1週間が始まった。そしてもうすぐ1月が終る。
不機嫌な時代
ピータータスカの「不機嫌な時代」を読んでいる。昨日紀伊国屋で衝動買いしてしまった。まだ読み切っていないが、今回のはいつものタスカ節が冴えない。どこかで聞いたような抽象的な話が多く、読んでいると不機嫌になってくる。その中で面白かったのは、日本のサラリーマンのゴルフ・カラオケ・ヘビードリンキングが女性の社会進出を阻止するアパルトヘイト的役割を果たしているという見方。彼に言わせればカーストもアパルトヘイトもその裏には経済的利益を少数で独占しようとする理由があるとしている。カースト、アパルトヘイトはともかく、サラリーマン文化は女性にとって参入障壁となっているのはうなずける。
1997.1.26.(SUN)
鍋

すごい一日が終った。鍋研のコンテストにお昼行くことは予定していたが、その後2次会で6時まで飲むことは予想していなかった。第一回鍋コンテストの顛末は師匠の日記にレシピ付きで詳しく説明されているので、そちらを見ていただくとして、とにかく楽しい一日であったことは確かだ。(写真はChinaDreamチームの4人。左から私、洋一師匠、西麻布茶楼のママ、そして荒井さん)
前日の結婚式の余韻を感じつつ、朝メールを開くと洋一師匠から、
- 午前10時30分に、西麻布の「茶楼」に集合
- 鍋(12s)やビールなど、あちらが用意してない物をもって、タクシーで銀座
- 11時過ぎには到着して、準備に入る
- 入賞を目指す
と入っていた。鍋にかける気合がひしひしと伝わってくる。銀座辻クッキングでおそろいのエプロンで調理開始。といっても男2人は野菜を洗ったり、味を見たりと大したことはしていない。調理時間は1時間半とされていたが、30分も経たないうちに完成する鍋が続出。その後は他のテーブルを回っての大試食大会になった。優勝した冬瓜鍋というのは魚のだしに冬瓜を入れただけのシンプルな鍋だったが、中国の方がメンバーにいて漢方薬の隠し味が受けていた。体に良さそうなあっさりとした鍋。中国で冬瓜が採れるとこならば、どこでも冬に食べる一般的な鍋とのこと。2位のドイツ風鍋はユニーク賞。白菜の千切りを酢で炒めてソーセージ、ベーコン、焼きブタと煮込み、粒マスタードで味付けというもの。食べてみるとこれがポトフのようないい味に仕上がっていた。番外では納豆の裏ごしを隠し味にキムチチゲを作ったエスニック鍋のギャルチームが美味しかった。普通のチゲと何かが違うという微妙な加減がグッド。詳しいレシピは鍋研HPに近日中に掲載されるとのこと。
我々チームは惜しくも5位。素材が良すぎたのか、味が上品すぎたのか。自分たちでは1番だと思いましたが、民主主義投票の結果ですから仕方ない。
2時過ぎには片付けを終え、西麻布まで12キロの鍋を運び、再び銀座に戻り2次会に参加。ビールにシャンペン、カラオケやって大騒ぎ。この辺になるとかなりハイテンションになっていた。終るともう6時。
師匠と新宿までタクシーで戻り、私はいとこと下北沢で夕食。更にワイン飲んで帰る。久しぶりに活動的な日曜日を過ごした。
1997.1.25.(SAT)
弟の結婚式

弟の結婚式がインターコンチ東京ベイであった。タクシーで帰ったのが夜11時。
結婚式の良い所は普段なかなか会う機会のない親戚に会えること。千葉に住んでいる悠々自適のおじさんからはオーケストラのチケットをもらう約束をしたり、父方のおじさんからはHP見ているよ、と言われ思わず赤面した。機山ワインの幸三さんの両親にも会えた。
親族控え室での親族紹介をし写真撮影して披露宴会場へ。披露宴の控え室には2人の生まれた日の新聞があった。結婚式を披露宴会場で行い、出席者に結婚の承認になってもらうという人前結婚だった。司会者が2人のプロフィールを紹介するという変わった形式。婚姻届けに署名、指輪の交換をして式は終了。後はいつもの披露宴。スライドありスピーチありの楽しい宴であった。ワインを飲みすぎデジカメで写真を撮るのをすっかり忘れてしまった。
ところで結婚後も2人は名字を変えないらしい。そして新婦は3月からエジプトに仕事で駐在が決まっている。2〜3年は妻の単身赴任。媒酌人の方はご主人がエジプトに単身赴任される。つまり弟と媒酌人の奥様が東京。逆に新婦と媒酌人のご主人がエジプトということになる。2人が勤務する国際協力事業団(JICA)のリベラルな雰囲気が伝わってくる。
1997.1.24.(FRI)
給料日は雨
久しぶりに雨が午後から降り出した。その代り気温は高くまたまたコートは必要ない。毎月24日は私の勤める会社の給料日。先月の給料日から1ヶ月間何をしていたか思い出すと、今月ももらいすぎ。でもこんなことは長くは続かない。
やくざのHP
ちょっと前にやくざのHPがプロバイダーから削除されたという報道があった。やくざの定義が良く分らないが、プロバイダーは会員にふさわしくないと判断すれば勝手にメンバーからはずす自由があるということだろう。曽野綾子のエッセイに紹介されていた、やくざからの寄付金を返還した地方自治体の話を思い出した。やくざだからという理由でHPが削除されても自分でサーバーを手に入れればインターネットから締め出すことはできない。
たまごっちのHP
メール友からたまごっちのHPがあることを教えてもらった。ジャバ・スクリプトで動く画面で実際に育ててみることもできるらしい。ただしNETSACAPE3.0以上でないと動かない。今日は遂に日経新聞の社説にまでたまごっちは進出した。私を含めて皆、まんまとセガバンダイの宣伝戦略に踊らされている。
不機嫌な時代
ピーター・タスカの新作がでた。「不機嫌な時代」(講談社)がそのタイトル。現代日本にどんな分析をするのか早く読んでみたい。
1997.1.23.(THU)
早起き
5時半に起きてこの日記を書く日課が復活した。6時半までの朝の1時間でメールの返事を打ち、日記の更新をして会社に行く。仕事は随分落ち着いて来た。といってもなんだかんだで忙しく、帰ったのは9時過ぎ。結構遅くなったと思ったら、その時間から近くのラーメン屋さんに食事をしに行く人たちがいた。彼らは何時に仕事を終えるのだろう。
ゆでがえる
小沢一郎が国会の代表質問で今の日本を「ゆでがえる」と表現していた。かえるは熱湯に入れられると熱くて飛び出すが、少しづつ温度を上げていくと茹で上がるまで気が付かないという。上手い表現だとは思ったが、小沢一郎の顔の方がゆでがえるに見えたのは私だけではないだろう。
銀行員
ビッグバンで何が起こるかと言えば、金融機関の淘汰と合理化であろう。現状の金融機関は数も多いし、合理化が進んでいるとは言い難い。とするとこれから数年間新しい職を探す銀行員が労働市場にあふれ出すことになる。これから潰れる銀行に働いている人はどうせ潰れるなら先に自分から新しい職を探した方がいいということになる。あと2年もすれば元銀行員間の仕事の奪い合いが始まる。
セガバンダイ
セガとバンダイが合併すると発表した。セガはセガサターンやプリクラ、バンダイはたまごっちを作っている企業だ。2つの文化が合体するとまた面白い商品が生まれるのであろうか。それにしてもセガバンダイという名前は格好悪い。クリエイティブな企業イメージには程遠い。
1997.1.22.(WED)
寒い
今朝は寒かった。コートを着て電車に乗っていたのに寒くて仕方ない。途中駅でドアが開くたびに凍った風が吹き込んでくる。北国の冬に比べれば甘いのだろうが、寒さに慣れない都会人には辛い。でもコートを着て蒸し暑い電車に乗るくらいなら、この方がずっとマシだと思っている。
たまごっち
たまごっちは遂に社会現象になりつつある。宮沢元首相が孫の為に何とか手に入れて孫から尊敬された話が雑誌で紹介されていた。日経新聞の夕刊の鐘にも載った。今週は深夜番組トュナイト2でも特集していた。要するに既にマス情報になっている。マスコミは盛んにコギャルの間で人気と煽り立てているが、宣伝に利用されているだけである。彼らもネタとして利用している。マスコミが騒ぐほど大したブームではない。昔の口裂け女やナンチャッテおじさんブームと似たものを感じる。マスコミが騒ぐ割に実際見た人がほとんどいないという点で共通する。これを書いている自分自身実物を見たことはない。
価値観
それにしても昔なら「クラーイ」と思われるようなたまごっちが今や流行最先端になっている。かように人の価値観とは時代と共に変化する。志垣太郎が昔2枚目と言われたように。
もうすぐ1ドル120円
円安というかドル高は続いている。ドル円は119円台にのった。目先の調整やら、当局の介入やら、日本の貿易黒字の再拡大やら短中期的には上下の変動はあるだろう。しかし、日本が長期的に更に売られる決定的理由がある。少子化・高齢化である。出生率を上昇させる政策が緊急に取られなければ日本の衰退は防げない。このまま行くと21世紀の日本はアジアの片隅の老人ばかりの小国だ。子供を増やすインセンティブは住宅事情の改善と教育費の軽減だろう。対応を誤れば円は更に売られる。ビッグバンより前倒しで行わなくてはいけない。1ドル120円は通過点に過ぎない。銀行預金はどんどん外貨MMFに振り替わっていく。
1997.1.21.(TUE)
急回復
風邪は何とか治った。朝の目覚めは爽快。睡眠十分で気分がいい。風邪をひくといつもコーヒーが飲めなくなるのだけど、しばらく飲んでいなかったせいか無性にコーヒーが飲みたくなった。これは治った証拠と一安心。さすがに今シーズン初めてトレンチコートを着て会社に行った。帰りは随分遅くなったが、寒波襲来で気温がぐっと下がり北風が強くなった。ここまで来ると電車が暑いなどと言っていられる場合ではない。新しいインフルエンザも流行しつつあるらしい。用心しなければ。
2000超える
今朝見たらアクセスが2000件を突破した。件数は気にしないと言いつつ、やっぱり気になったりして、でも単なる通過点と思ったりもして、複雑な思い。でも増えていくのを見るのは励みにはなる。ここは素直に自分を誉めてあげたい、といったらもう古いか。
鍋の件
洋一師匠から週末26日の全日本鍋物研究会主催の創作鍋コンテストにお誘い頂いた。茶楼のお姉様方と4人でチームを組むらしい。茶楼といえば鍋のプロフェッショナル。ここの鍋は実にうまい。どんな鍋になるかはお任せしたほうがよさそうだ。私は当日の試食に専念することにしたい。当日は10チームで対戦するらしいが、きっといい線いきそうな気がしている。
熊に襲われたら
熊に襲われたとき、死んだふりをするのがいいと言われていたが、最近のある大学の調査によると死んだふりより闘った方が生存する確率は高いという結果がでたらしい。(どうやって死んだ人のデータを取ったか謎ではあるが。)ビジネスの経営環境に変化が生じた時、企業はどう対応するのがいいか。この調査はヒントを与えている。逆境にあるとき、環境が変わるのをじっと待つよりは適応できるように正面から現実を受け止めて対応する方が生き残る可能性が高いという事だ。失敗を繰り返し、衰退する企業では事勿れ主義・前例主義・縮小均衡・リスク回避といった死んだ振りの風潮になりがちであるが、それを打破し大胆に行動するリーダーシップが求められる。死んだ振りしていてもどうせ食べられてしまうだけなら、思い切り闘った方が悔いが無い。
1997.1.20.(MON)
遂にダウン
5時半に目を覚ます。随分調子はいい。いつもの生活に戻れるような気がした。HPを更新し、久しぶりにパソコンに触った。会社に向かう。ここまでは良かったが、オフィスの空調が悪いせいか、あるいは気の進まない案件が山積しているせいか、午前中で気分が悪くなった。午後から帰ろうとしていた所、昔お世話になった多賀さんという方から突然電話。1年ほど前から群馬に単身赴任しており、久しぶりに東京にきたので電話をくれたらしい。お昼を萬珍楼で食べる。帰ると少し調子は戻ったが、大事を取って帰ることにした。今日はNYも休日なので丁度いい。結局週末では風邪は治しきれなかった。
情報過疎
多賀さんは群馬に行ってもう1年以上になる。自然はあるし、物価は安いし最高だという。でも情報だけは東京にかなわないと言っていた。群馬にいると皆群馬のことしか話さないので話題がローカルになってしまうというのだ。でも東京にいる人は世界を語っているだろうか。日本の新聞を読んでも本当の世界は見えない。入ってくる海外の情報といってもアメリカ経由の情報ばかり。東京にいても群馬とそんなに情報格差は無いというのが私の意見。まあ東京本社の人事情報といった会社の超ローカルな情報は別だが。
京樽
京樽が事実上倒産した。バブル期の業容急拡大と昨年夏のO157騒動の影響が理由とされている。バブル期の拡大は本業以外の分野に安易に手を出したツケである。経営者の見識の無さであろう。O157は同じ食品販売でもマクドナルドのように被害を最小限に食い止め、衛生面のPRに利用したしたたかな企業もある。当時のミンチ肉に対する不信感は持ち帰り寿司の比ではなかった。ハンバーガーの衛生面の不安を払拭するマクドナルドの衛生マニュアルは顧客に安心感を与えた。この点でも京樽の経営者には能力が無かったと言われても仕方ないであろう。経営の能力の差である。現場が努力してもヴィジョン無き経営が会社を簡単に滅ぼす好例である。
2000へカウントダウン
今日カウンターが1991になっていた。西暦に似た数字になっているので何となく気になる。自分の人生が70年として、カウンター70回。このページなら3日分のアクセス位か。9月末から今まで120日。歴史の時間の感覚が何となく判る。誰の人生でも歴史に比べれば一瞬の短い時間に過ぎない。
評論家ではいけない
京セラの稲盛会長の言葉”Without effort, a great vision will remain just an unfulfilled dream.”は、自分を見透かされたような気がした。官僚腐敗批判・税金の無駄使い・銀行の不良債権融資・住専・薬害エイズ、従来の信頼されていたものがガラガラと音を立てて崩れ、今や一億総批評家になって家庭で酒場で攻撃している。横並び・談合体質・先送り体質すべてが批判されている。しかし振り返って自分のやっていることは腐った官僚と同じではないか。長いものに巻かれ、妥協を繰り返し、前例主義・事勿れ主義を優先する。官僚が批判されていることは、日本国民すべての縮図なのだ。第3者の顔で批判できる資格のある日本人は果たして何人いるのだろうか。自分の国を批判する前に自己を変革する努力に充てるべきではないか。自己反省。
電話代9千円
通信の電話代だけでなんと先月9千円近くになってしまった。テレホーダイを使っていてこの金額だからちょっと使いすぎ。今月は少しセーブしなければ。それにしてもNTTの料金は高すぎる。それももう少しの辛抱か。
ネティズンには程遠い
お馴染みの加藤さんからメイルが来ていた。日記を読んでお見舞いのメッセージを送ってくれた。彼によると「メイル」というのは「メール」と書くのが正しい用法らしい。「それにしても一度も会ったことのない方からお見舞いの言葉を頂くのも不思議な気持ちです」とお礼のメールを送った。するとこんなメッセージが1時間と経たないうちに返ってきた。
これが普通に思えるようになるとネチズン。(NET CITIZENを略した造語)の仲間入りです。\(~o~)/チャット(パソコン通信で行うリアルタイムの一種の電子会議などをやるともっと不思議な状況がありますよ。^^;先日は、msnのV-chatを使っていて、テキサスとフランスとそして私日本で同時にアクセスしており見知らぬ3人で、それぞれの国の新年の風俗について意見を交換したあとgreetingを言って別れたということもありました。
1997.1.19.(SUN)
今日もひどい一日
朝起きると昨日の夜よりは随分調子がよくなったが、相変わらず状況は今一つ。不思議なのは何時間寝ても眠くて仕方ないこと。関節の痛みは無くなったが、熱は依然37度台。食欲はあるので朝ご飯を食べてまたベッドでうとうとする。結局夜までずっと寝たり起きたりが続いた。夜になると熱も37度を切るようになり、日本酒飲んで風呂に入りさっぱりして寝る。この2日間で何時間寝たことだろう。
それにしても変な風邪だ。咳や喉の痛みはほとんど無い。だから一見して風邪には見えない。熱と関節の痛み、そして腹痛に悩まされた。かなり性質の悪い風邪のようだ。
1997.1.18.(SAT)
ひどい一日
朝9時頃まで寝てしまった。起きると何となく体がだるい。大滝絵画教室に10時に行く。絵を描いている間も寒気がして気分が良くない。12時に帰ると昼飯を食べて薬飲んで寝る。とにかく寒気と関節の痛みで起きているのがしんどい。体温測ると38.6まで上がっていた。夕方までひたすら寝た。夜になっても熱は下がらない。薬飲んで無理矢理夕食を食べてまたひたすら寝た。最悪の一日になってしまった。お陰で禁酒を達成できたのが唯一の救い。
1997.1.17.(FRI)
今日は帰宅
朝は起きると6時過ぎ。寝坊である。メイルの返事を書き、日記を15分で仕上げ、シャワーを浴び、ブルガリアヨーグルトにプルーンジャムを入れて朝食。最近これに凝っているが美味い。仕事は相変わらずの混乱状態。お昼もゆっくり取れず慌ただしい一日が終った。仕事を終え、久しぶりに真っ直ぐ家に帰る。お風呂・スッピン・パジャマ・Raviとかいうアイスクリームの宣伝があるが、私の場合パジャマ・ワイン・チーズ・パソコンとなる。飲みながら、パソコンを打つ。
おやじを感じるとき(4)
ももひきをはいているかどうかが、おやじ判定のメルクマールになる。ちなみに私ははいたことが無い。念の為。昔、友人でいつもはももひきをはいているが、彼女と会う日はもしものことがあるといけないのではかないことにしている奴がいた。けなげなおやじと言えまいか。女の子もオバシャツを愛用していても、彼と会う日にはちょっと寒いけど着なかったりするのだろうか。空想癖の(1)〜(3)もご覧下さい。
阪神大震災
震災から丁度2年ということでマスコミが盛んに特集をしている。タンカー重油流出事故でもそうだが、事態に早く対応することが被害を最小限に食い止める最大のポイントである。住民の意見がまとまらず、マンションの建替えができないといった報道を見ていると、エゴとエゴのぶつかり合いだけでは結局両方共不幸になるという現実を感じる。時間が経てば経つほど不幸は大きくなる。行き過ぎた民主主義の限界である。
そういえば田中康夫が大震災の時の自分のボランティア活動をまとめて出版した。ボランティア活動自体はすばらしいことだと思うが、本にした時点でボランティアとは言わない。ただの潜入ルポである。
1997.1.16.(THU)
泥酔
留学時代の友人と2人で神谷町で飲む。彼は今年40歳になる独身貴族。話題は思い出話から日本社会の批判そして人生の目的までと高尚。調子に乗って日本酒を飲みすぎた。
家に帰るとヘベレケ状態。こんなに飲んだのは久しぶりだ。禁酒日設定どころではない。
トヨタと京セラ
Financial Times(97.1.15.)のLex Columnでトヨタがボロクソに書かれている。通信分野への本格進出で非自動車部門のシェアを3%から10%まで引き上げる計画という。これは自動車の生産設備が海外移転されたときの国内雇用対策で株主の利益が無視されているという批判だ。確かに得意分野に経営資源を集中させなければ生き残れない時代にコングロマリッドを目指すのは時代錯誤と言われても仕方ない。しかもトヨタに多角化の能力があるかと言えば答えはノーであろう。トヨタホームの実績を見ればわかる。結局朝日ソーラーの営業の力を借りて何とか経営を続けているのが現状だ。
たまたまコラムの上に京セラの広告があった。創立者の稲盛氏の言葉として”Without effort, a great vision will remain just an unfulfilled dream.”と書いてある。世界の優良企業といっても実態には大きな差があるような気がした。
1997.1.15.(WED)
成人の日
今日は祝日。成人の日がなぜ1月15日なのか歴史的に意味がきっとあるのだろうが、知らないし興味も余り無い。興味があるのは成人はなぜ20歳なのかだ。今や20歳で人生の節目を迎える人は少ない。短大を卒業した人は社会人スタートの年となる。2年留年して大学に入る人には大学生活スタートの年になる。しかし大多数の人には18歳の方が節目となる場合が多い。20歳になると法律的に酒・煙草が解禁される。でも大学生になればコンパで酒を飲み、高校生いや中学生でも煙草は吸っている。今や18歳の大学生が新人歓迎会で酒を飲んでも誰も咎めない。風俗店などは18歳未満お断りだが、18歳で区切るこの方が合理的だ。今の状況はルールを変えずに運営で調整する曖昧な日本的解決の典型である。ルールを決めたらきちんと守る。守らなくて良いルールは直ちに廃止するのが筋だというのは日本社会では大人げない発言なのだろうか。
成人式は形式的なセレモニーとなり女性にとっては晴れ着を着る会に過ぎない。義務も権利も昨日までと何も変わらない。晴れ着を着た能天気な顔を見ていると、18歳で成人式にし、社会人としての自覚を持ってもらう方がいいと確信を深めた。
2極化
無料でサービスされていたURLの内、有料化するものが増えてきた。運営費用もかかるしビジネスとして成立つページは利益をあげるための1つの方法ではある。情報とは知れ渡ることに価値があるものと一部の人が知っていることに価値があるものがある。芸能・流行情報などのマス情報は社会現象になって誰でも知っている位になれば価値がでる。
逆に極秘の情報は出来る限り知られていない方が価値が高い。正確な情報であることが前提ではあるが。インターネットではいよいよこのHPの2極化現象がさらに明確になっていくだろう。どっちつかずのページは中途半端で情報の価値が低くなる。ヒット件数を競う新聞社などの大規模宣伝ページと暗証番号によって会員制のクラブのように限られた人だけで情報交換を行うページが増えていく。
スポーツクラブ
ジムに行こうと思ったが結局今日も行かなかった。私が通っているのは代々木上原の小田急経営のジムで会費は月1万円。そして利用一回毎に300円かかる。
週一回行っても一回約3千円かかっていることになる。最近では月に1〜2回になってしまった。一回のコストは5千円以上だ。でも自動引き落としだとその実感が湧かない。現金払いだったらきっともう辞めているだろう。やっぱり人間は合理的な動物ではない。
人と一緒
相場の仕事をやっていてつくづく思う。人と一緒であることは危険なことだと。相場全体が同じ方向に進み、皆が買いだと言い始めると相場は急落することが多い。でも人間とは自分と同じことをやっている人が周りにいると安心するものだ。自分の意見に賛成する人が近くにいると心地よい。だから無能なトップの周りには無能なイエスマンの取巻きが増える。
アングロサクソンが相場が得意だと言われる理由は人と違うことが大切だという思想を持っているからではないかと思っている。個人主義が徹底しているから人の意見は聞いても最終決断は自分でする。人の動きを見て、それに自分を合わせる習慣の日本人には相場は向いていないのではないかと思う。でも日本でも最近その考え方では限界が近づいている。仕事も生き方もアングロサクソン型でなければ対応できない。人と同じでは不安になることが多くなってきた。winner-take-all経済なら人と同じでは何も分け前はゼロになる。つまりシェア割りといった概念は無くなる。誰もやっていないことをやるほうがリスクは少なくリターンも大きい。「お前、変わっているな」はこれからは誉め言葉になる。
adobe動いた
昨日トラブっていたadobe(日本語ではアドベというらしい)がなぜかネットスケープ上で作動するようになった。師匠に動かないとメイルを打ったら1時間でアドバイスが戻ってきた。それでも原因が分らなかった。しばらくしてよく見るとインストールしたソフトを解凍しないことに気が付いた。何という単純な間違え。一度電源を切ってやってみたら上手く読めるようになった。β版でバグがあるとの噂もあるがレポートなんかの表示ソフトとしては素晴らしい画像の美しさでとても良い。この美しさは昔使っていたマッキントッシュの画面を思い出す。縮小拡大で画面の大きさが自由に変わったりするのもウィンドウズというよりMACの感覚だ。これを使って自分のHP作成ができるようになるとまた可能性が広がる。技術はどんどん進歩する。
1997.1.14.(TUE)
暖かい
天気下り坂ととの予報だったのに、帰り道きれいな三日月が見えた。気温は随分緩んで夜になっても息は白くならなかった。今月も暖かい日が続くのだろうか。1月に入ってから仕事が忙しい。ゆっくり何かを考える暇もなく時間が過ぎていく。もう1年の24分の1が過ぎてしまった。
GOING AHEAD
朝会社で洋一師匠からいきなり「ADOBEって知っているか」と質問が飛んできた。なんのことやら、後で聞いてみるとブラウザー上で動くソフトウエアのこと。ADOBEという会社の製品でバンドルソフトとしてかなり普及しているらしい。
丁度GOLDMAN SACHSがカスタマー用のページのパスワードを発行してくれたのでアクセスしてみる。するとここでもページ内でレポートを見るためにはこれをまずダウンロードして下さいとメッセージがでる。親切なことにADOBEのページへのリンクが張ってあったので早速Acrobat Reader 3.0J Beta版というのをダウンロードしてみる。ここまでは順調だったのだが、ネットスケープとのリンクが上手く行かないためか使うことができない。しばらくこのダウンロードと格闘することになりそうだ。いずれにせよこの手のレポートを表示するための標準ソフトの地位を既に確立しているようなので、欠かせないソフトの一つにはなるのであろう。テクノロジーは瞬間毎に進んでいる。
1ドル240円時代の襲来
という本が紀伊国屋に積んであった。著者は商品先物相場に携わっていた方。5年以内に円の価値は半減すると言っているらしい。読んでみたい気がする。240円はきっとテクニカル分析から割り出しているのだろうけど、円の価値が下落するのはわかるとしても、ドルの価値はこのままであり続けられるのであろうか。財政赤字・貿易赤字が変わらない限り、ドルの下落不安はいつも付きまとう。しかしそうやって消去法で世界の通貨を消していくと本当に安心できる通貨というのはスイスフラン位になってしまうのか。
1997.1.13.(MON)
人事異動。今日は寒い。
今日は寒かった。朝の通勤はコート無しでは辛かった。でもこんなに寒くても電車の中は暑いくらい。基礎代謝が人より高いのか。それにしては一向に体重は減らない。60キロ台後半で留まっている。会社に行くと大阪から転勤してきた新しいメンバーがチームに入ることになった。仕事を引き継ぐ。人事異動は仕事のマンネリを防ぐにはいいのかもしれない。しかしマニュアルも無く、人から人へ個人技が引き継がれるなかで大事なノウハウがどんどん剥げ落ちていく。残るのは前の人がこうやっていましたから、という仕事ばかりである。
再び日経平均
日経平均は反発した。これから一本調子に上がるとは考えにくいが、極端な日本悲観論は一旦引っ込むであろう。考えてみれば日本市場というのは莫大な購買力を持った巨大市場なのだ。どんなに景気が悪い、リストラだと騒いでも、イタ飯屋で輸入高級ワインを飲んでいる人はいる。証券貯蓄をしようと思えば野村証券に行くだろうし、銀行預金は東京三菱に行くだろう。日本の金融市場が自由化されたとしても、業界最強の金融機関たちは確実に生き残る。日本市場を押えている企業は自由化されてもそう簡単には滅びない。そういえば昨日届いたThe Economistの表紙は橋本首相の剣道姿だった。日本特集をゆっくり読んでみたい。
httpsとは
知っている方は何だと思うかもしれません。httpsとはセキュリティーの掛かったサーバーであることを示すとやっと本で見つけました。Secure Sockets Layerサーバーと言うらしい。公開鍵暗号法を考えた人の発想の素晴らしさに感動した。秘密鍵と公開鍵の2つが無いと開けられない仕組みを作り、公開鍵だけ一般に公開してこれで変換したデータを送ってもらうという発想は一見誰でも出来そうで思い付かない発想。一度鍵の掛かったページを使ってみたい。
1997.1.12.(SUN)
新宿高島屋
何をいまさら、という声が聞えてきそうですが、新宿高島屋に初めて行った。南口までたどり着いたことは何度かあったが、人の流れの多さにいつもパスしていた。今日は少し人も減ったようなので入ってみた。中は相変わらずの人。私のような初めての人が多いらしく皆入口の案内板でうろうろしている。食品売場と紀伊国屋に行きましたが、どちらも広くてまだ新しいせいか明るい店内は気持ちいい。食品売場は見たことの無い店が沢山あって、頑張っているなという印象。紀伊国屋は広さが魅力。新宿店の狭くて汚いのと比べればこちらが圧倒的にいい。人は沢山いましたが売り上げに結びついているのか少し心配。私も2時間いて2千円しか使わなかった。
もう帰れない
アイワの会長の卯木氏がインタビューされていた(日経1月12日)。規制の多い日本にはもう生産設備は戻れないと言っている。日本の製造業の海外移転が、日本に規制が多くインフラコストの高い国からの構造転換を迫っている。卯木氏は規制緩和の必要性を最も論理的に説明できる経営者だ。通貨の安い国で作り、通貨の高い国で売るのが生産の基本としている。しかも最大の市場はアメリカであり、アジア通貨は米ドルにリンクしているから海外生産の方が為替が安定する。アイワにとってはドル円のレートは製品価格にはあまり影響が無くなっている。まさに日本パッシング、いや日本ナッシング。
日本政府は国の競争を甘く見てはいけない。国の競争にもエコノミーオブスピードは機能する。一度移った工場は慌てて移転先の国と同じレベルまで規制緩和しても戻ってこない。
それにしてもアイワにしろヤマト運輸にしろ規制緩和で経営論理が一貫した会社は気分がいい。ただどちらの会社も現在の会長が会社をここまで引っ張ってきた。彼らが出来すぎる故に社長以下が萎縮する弊害は無いのか少し心配だ。後継者を育てていかなければ企業の将来は無い。でもそんな悩みも会長が何の理念も持たない会社にとっては羨ましい悩みであろう。
1997.1.11.(SAT)
寝坊
やはり朝は起きられなかった。10時半からの大滝絵画教室に行けず、昼近くまで寝ていた。雇用統計の翌日は半日潰れてしまうパターンが多い。午後も何となくリズムが狂って冴えない一日だった。
貧富の差
日本は貧富の差が小さい国と言われている。税金・組合・賃金体系などがその理由である。ある会社では課長より課員の方が年収が高くなる逆転現象が起きている。課長は管理者手当てしか貰えないのに、課員は残業代を貰えるからである。役員賞与も従業員の給与に比べそれほど魅力的なものではない。責任とリスクの大きな者がそれに見合う報酬を受け取っておらず、不満は大きいはずである。それなのに誰も表立って文句は言わない。なぜだろうか。
小室サウンドはアメリカで通用するか
小室哲哉のインタビューを読んだ。ニューズ社と組んで進める世界戦略はアジアでは受けるだろう。現に日本の歌手は落ち目になると香港や台湾、タイなどで活動を行う。現地のアーチストも日本の歌を現地語にしてヒットさせている。
しかし欧米で受け入れられるのか。少なくとも日本語の歌詞ではだめだろう。エスニック音楽のジャンルでマイナーなヒットに留まるのが関の山だ。コンスタントなヒットをポピュラー部門で継続する為には現地人に英語で歌わせることが必要だろう。アジア人アーティストを使ったアジアを全面に押し出したマーケティングをする場合、欧米でメジャーとして受け入れられる可能性は低い。欧米人はアジア文化が欧米文化より優位性を持っていることを認めるとは考えにくいからだ。
資本主義の未来
レスターサローの「資本主義の未来」はぐいぐい惹きこまれる名著だ。彼の考え方は現在の自由経済に対してかなり悲観的だ。市場に任せているだけでは資本主義に未来は無いと考えている。かといってこれに代わる新しいものも無いとしているのだが。
民主主義の根幹である一人一票(政治力の平等)と資本主義の根幹(市場原理とそれに伴う経済的不平等)の対立をかわしてきた社会投資(教育)と福祉国家がシステムとして限界に達しこれを解決できない限り資本主義は危ういという訳である。
資本主義の問題として取り上げられた中で興味深いのは
(1)映画とテレビが価値観を作り出す。
人間の行動を考える時、現実だと思ったことが実際の現実より重みを持つ。メディアが映像で報道しないことは、存在しない事と同じになる。神戸が今どうなっているか、オウムの地下鉄サリン事件に遭遇した人は今どうなっているか、報道されなければ当事者以外はもう考えない。
(2)第3世界から第1世界への人口の流入の激化。
北朝鮮から日本に難民が海から大量にやってきた時、日本はどう対応するのだろうか。
(3)高齢化により階級対立は老人と若者の間の対立に変わる。
高齢者は今後人口の過半数を占める大勢力になる上、子供には選挙権が無く、若者は投票率が低い為、政治は老人に有利な政策を取らざるを得なくなる。
さらに日本に対しても悲観的な見方をしている。
ココ山岡
ココ山岡が破産した。調布のパルコの一階にもお店があった宝石店チェーンだ。かなり強引な商売をやっていて、店の前を通るととにかく客引きがすごい。店のカウンター越しに「お客様〜」と声をかけてくる。胡散臭い宝石屋というのが印象だった。やっとパルコの一階通路を安心して歩くことができる。
1997.1.10.(FRI)
回復
朝は辛かった。何とか起きたもののやはり体が熱っぽい。取り敢えず出かけることにした。午前中は随分辛かったが、コンタックが効き始めたのか、お昼に暖かい五目そばを食べた為か午後からは少し回復した。溜まっていた仕事もあり、日本時間22:30発表の米国雇用統計を見てからポジション調整を行い帰るとやっぱり2時だった。知らない間に風邪のことは忘れていた。
電車は混んでいる
電車が混み始めた。新学期が始まり高校生が戻ってきたからだ。7時過ぎには家を出ているのにもうかなり混んでいる。電鉄会社に提案したいのはラッシュ時間帯以外にしか使えない格安の定期の発行だ。平日の7時半から9時半までは使えない代わりに普通の定期の2〜3割引で販売すれば通勤通学時間をずらす人が増え、混雑を少しは緩和できるだろう。航空機だって正月やGWには値段が上がる。明治神宮の近くの喫茶店はお正月になるとコーヒーの質を下げて値段を上げる。高速道路も通勤電車も現状固定料金にしているが、混雑や渋滞に不満を持っている人が多いのだからピークロードプライシングを早急に導入するべきだ。
日経は下げているが...
日経はまた下げた。しかもここ数日で最大の下げ幅。770.22円安だ。さすがにディーリングルームにも異様な雰囲気が漂う。日経平均の下落は日本の株だけの問題ではない。日本の金融機関の株式含み益を減少させ、金融不安の増大につながる。景気回復を遅らせ、低金利が継続し、円安をもたらす。それにしてもこの異様な雰囲気は昔どこかで見たような気がした。それは95年春に為替が1ドル=79.75の最高値をつけた瞬間だ。ディーリングルームの音が一瞬消え、ドルの買手がまったくいなくなった真空時間。あの瞬間に似ている。当時1ドル1円になると言っていた人もいた。日経はそろそろあの瞬間に近づいている。
MG5
超MMって超マジむかつくのことだろ、超BMって超バカ丸出しのことだろ、と若者文化に精通していると得意気なオヤジにも超MG5はわからないであろう。超マジ切れ5秒前、らしい。しかしこんな若者言葉は去年の12月にもう日経新聞で紹介されている。きっと若者はもう使っていない。最近は「たまごっち」に夢中である。
www2・httpsとは何か
最近気がついたがURLにwww2とかhttpsといったアドレスになっているものがある。普通はwwwだしhttpだ。(ちなみに私のページもhttp://www.annie.co.jp/~shinoby/)新しいネット網を意味するのだろうか。それとも単なるアドレスの違いなのか。ご存知の方教えていただけないでしょうか。
1997.1.9.(THU)
ズルい男(2)
寝坊して会社に行ったが、どうも調子が良くない。寒気がしている。いつもは会社に行くと空調が悪いので暑くて仕方無いのだが。今日は昼食後、午後になると更に状況は悪化。夕方就業時間終了と共に家路に。家に帰るとまず日本酒を熱燗で3本。ちょっと暖まった。そしてパソコンを酔っ払いながら打ち始める。寒気は何とかなってきた。結局、家でゆっくりパソコンで遊んでいる。これってやっぱりズルい男だろうか。
空中死神
昨日の新聞で「空中死神」という言葉を見つけた時、妙に嬉しかった。そう、「空中死神」とは中国語で酸性雨のこと。中国語でスチュワーデスを「空中飯盛人」と言うと信じている私にとって「空中」何とかという言葉はインパクトがある。中国語でサーカスは「空中曲芸」、スカイダイビングは「空中散歩」、とでも言うのであろうか。
就職協定
遂に就職協定が廃止されることになったらしい。おめでたいことである。就職協定を作るくらいなら、サマージョブなどの機会を通して、自分の会社の真実を知ってもらう機会を増やすべきである。協定廃止によって中小企業が採用に不利になると報道されているが果たして本当だろうか。魅力ある中小企業には協定の有無を問わず有能な人材が集まっていくことだろう。大企業と言えども採用方法の多様化によってバラエティに富んだ人材ポートフォリオを作らなければいけない時期に来ている。大企業ののれんに若者は反応しなくなっていることに早く気がつかなくてはいけない。有名な大企業で働いていることは若者にとってステイタスではなく、格好悪いことになりつつあるのだ。
投資家が主役
世界の行動基準を決めるのは誰だろうか。今までは国がその役割を担ってきた。でもグローバルな世界経済を見るとこれからは投資家の価値判断がすべてに優先する世の中になる。もう国家の圧力によって経済をコントロール出来る時代は過ぎ去った。国も企業も投資家がどのような反応をするかを常に念頭に置いた仕事をせざるをえなくなった。要するに「投資家主役の時代」の幕開けである。
酒の飲みすぎ
寒気を何とか振り払おうと日本酒を大量に飲んでしまった。家にある日本酒はもうすべて飲み干した。手先が思うように動かない。従ってキーボードに向かう手もイマイチ上手く使えない。これでぐっすり寝られれば、風邪をひかずに済みそう。
1997.1.8.(WED)
ズルい男
実はこの文章は9日の夜に書いている。8日の分は9日の朝に書こうと思ったら、寝坊してしまった。目を覚ますと7時。慌ててシャワーを浴びて会社に行った。
TETEはお薦め
TETEと言っても最近家の近くに出来たワインバーのこと。だから調布に縁が無い人は関係無い話。ここからはローカルな話なので覚悟して聞いて下さい。調布の旧甲州街道沿いにファミリーマートがあるが、その並びのビルの2階にTETEはあります。12月に出来たばかりの店です。内装が自分の部屋のように寛げ、グラスワインの値段も380円からとリーズナブル。行った日は南アフリカの赤ワインを飲みましたが、フルボディの良いワインでした。つまみも気が利いている。近くの方、是非一度お出かけ下さい。
1997.1.7.(TUE)
メイルに見入る
昨日の酒で朝は少し辛かった。起きてメイルチェックすると、何と7通も入っていた。返事を書いているうちにもう6時半。あわてて会社に行った。随分バラエティに富んだ方々とメイルのやりとりをするようになった。意外な大学時代の友人からいきなりメイルをもらったり、まったく面識のない方ともお付き合いさせて頂いている。
ラッダイトとは
5日の「不評」の文章について 加藤さんからご意見頂いた。
Cyber Space上でのコミュニケーションが増えると、Real Spaceでのコミュニケーションが減る。実に大きな矛盾です。近くにいる家族よりも、ネットワーク上での友人の方が、自分の考えや、やっていることをよく知っているというのは、あまり正常な状態ではないと思います。
Computer Widowという言葉が社会的問題になったことがあります。パソコンの使用者はこの罠に陥ることのないように気をつける必要があります。
パソコンを使うことで、家族間のコミュニケーションがより豊かになるようするというのはhome useにおける重要な課題の一つで、さまざまな試みが行われています。ただ、現状は、パソコンの使用者が意識的に心がけなければならないことです。
例えば、「ホームページを一緒に作る」「お互い興味のあるアプリケーションをいっしょに使ってみる」などの方法でパソコンのコミュニケーションツールとして役割を探ってみてください。<m(__)m>
なるほど。しかしパソコンに興味が無い人に興味を持たせるのはなかなか大変。私の場合自分ではパソコンマニアとは思っていない。そんなにコンピュータの知識は持っていないし、新しいソフトに飛びつく方でも無い。どちらかと言えば文章マニアの部類だと思っている。
ところでラッダイトとはどこから来た言葉か。会社のもの知り上司が調べてくれた。英英辞典によると“luddite”が正しい綴り。“one who opposes the introduction of new technology”と定義されている。19世紀のイギリスの機械打ち壊し運動に由来する言葉。
日経平気?
日経平均は下げ続けている。今日は19000円を割れた。株は時に未来についての何かを知らせてくれる。日本に次は何が起きるのだろうか。消費税アップ、特別減税廃止、円安、個人消費低迷、地価下落と悪い話ばかり。
Economist(Jan4-10 1997)によれば今年は全世界的な経済成長が見込める年になる。経済成長率が低迷している国でも株価が上がっている所はある。ではなぜ先進国で日本だけ株価が低迷しているか。日本という国の政策に対する市場の不信感もあるが、日本企業の経営スタイルにも市場が疑問を示しているのではないだろうか。横並び・規制緩和には総論賛成各論反対・社内失業者を株主より優遇する・官僚組織・年功序列・利益よりシェアを優先する。日本の大企業に残る時代遅れの無形負債が収益を圧迫し株価を低迷させる。
今日は企業の従業員向け社内預金金利が1%に見直されるとの記事があった。行き場の無い金は株ではなく、外貨投資に流れるのであろう。円安は更に続く。
テクノロジーの進化要因
同じEconomist(Jan4-10 1997)にアダルト・エンターテインメント(決してポルノと言ってはいけない)が技術進歩をもたらしたという記事。新しい技術が開発された初期には必ずその手の分野の商品が出てきたという。映画・COーROM・ビデオ・フランスのミニテル・そしてペイテレビ。ビデオカセットがアメリカに普及し始めたころ販売されていたテープの内75%はアダルト系だった。その内に他の分野の比率が高まっていくのである。日本でも昔ダイヤルQ2というのが問題になった。インターネットも同じ。最初はHなページを見たりしてみるがその内に興味を無くしてしまう。インターネットが抱える様々な問題、例えば安全性・画像送信のスピードアップなどは、アダルトエンターテインメントが新しい技術を開発することにより快適な技術に改善されていくのであろうか。
1997.1.6.(MON)
いよいよ始業
5時に起きる生活が再開した。今日は寒い。仕事は休んでいると何となく勝手が違う。しかし気分一新でなかなかいいものだ。
禁酒日設定
今年の目標をいろいろ考えたが、禁酒日設定を目標にしようと思った。去年は1日か2日しか酒を飲まなかった日は無い。後は毎日飲んでいた。週に1日の禁酒で時間を有効に使える様努力する、というのがささやかな目標である。しかし今週はいつ飲むのをやめようか。始めてみると結構辛いような気もする。
そういいながら
今日も飲みすぎて家に帰ると12時。人間酔っ払っても結構普段の行動と変わらないようで、スーツをハンガーに掛け、パジャマに着替えて歯を磨いて寝る、といういつものパターンを無意識にこなしている。さて明日は禁酒できるだろうか。
酒には飲みたい理由が2つある。酔って良い気分になりたいということと、酒の味自体を楽しみたいというもの。酒の味自体を楽しむというと赤ワインとか日本酒になる。最近円安とアジアのワイン需要の盛り上がりから、ワインの値段が上昇傾向にあるらしい。日本のワインブームというのも値段を押し上げる。安くて美味しいワインを見つけたいと思っているのですが、どなたか美味しい赤ワインご存知でしたら教えて下さい。
やっぱり当分禁酒はできないかも知れない。
1997.1.5.(SUN)
曜日の感覚麻痺
いよいよ休みも終わり。今日が日曜日だと自分に言い聞かせながら普通の月曜日が迎えられるように体を整えていかなければならない。それにしてもこんなに長く一気に休むより、別の日に自由に休めた方がいいと思うのは私だけではあるまい。どこも混んでいるし、旅行の値段は高いし、サービスも悪い。半ば強制的に日本国中一斉に休むのは資源の無駄使いという気がして仕方ない。
グローバル競争の中、国民の祝日の意味を考える必要がある。こんなに皆で休む日が必要なのか。それなのに最近また海の日とかいう意味の無い休日を勝手に作っている。こんな休みは不要だ。一斉に休んでインフラを非効率に使うのは止めて、自由な休みを増やし選択の自由と効用の増大に向かう政策が必要だ。
一方で政府の取り決めに関係なく正月から仕事をしている人がいる。今日は外資系の某氏から会社のアドレスでメイルが来た。自分で必要ならば国民の休日に関係なく仕事をしている。海外市場を仕事にしている自分自身を振り返れば、自宅で酒を飲みながらブルームバーグの相場動向を見ているようでは国の制度に甘えた規制産業の労働者と言われても返す言葉が無い。国が決めた休みに関係なく仕事をしている人がまぶしく見える。
見やすいページ
久しぶりにリンクを追加した。MY LIbrARYも何冊か追加した。リンクは名前だけにして内容の説明を一切省き1ページに収まるようにしたが、リンクの数が増えてくるとまたはみ出してしまう。かといってある程度数は載せたいし、これ以上活字は小さくしたくない。見やすいそして作りやすいページとは何かいつも考える。
アクセス・アクセレート
アクセス件数が1740件まで増えている。ここ2日ばかりで随分増えたように思う。正月だから暇な人が何回も見るのか、それとも年賀状にURLを書きまくったのでアクセスする人が増えたのか。ただ最近、アクセス件数に一喜一憂するのは止めようと思い始めた。間違えて何度も訪問する人もいるだろうし。テレビ局の視聴率と同じで、猫が見ても視聴率は上がるのである。視聴率より視聴質を重視し始めたテレビを見習うことにしたい。
1997.1.4.(SAT)
ニュースグループ
最近またネットスケープの本を再読している。インターネットの主な用途として、WWWとEメイルに並んでニュースグループというのが目についた。今まで名前だけで使ったことはほとんど無かった機能だが、少し研究してみようと思っている。自分の趣味に合ったグループをうまく見つけられるといいが。
取り敢えず様々なグループを見るだけ見てみた。2つのテキストが注意を引いた。
(1)最近興味を持っている暗号技術について、共立出版より「暗号理論の基礎」(Douglas R.Stinson著、櫻井幸一監訳)が推薦されていた。早速探してみたい。
(2)郵便貯金の「ニュー定期 1 ヶ月物」の商品欠陥を利用した運用方法が紹介されていた。自動継続扱いで一口 1000 円の貯金を作る(100 万円なら 1000 円 を 1000 口)と最小預け入れ単位の 1000 円につき 毎月 1 円の利子が(端数の切り上げで)つき、月 0.1% = 年利率で1.2% の金利が付くというもの。この場合、端数処理(切捨て)のため、税金もかからない。1000 円に付きまるまる 1 円が毎月手にはいるという。
さらに満期日から 4 日以上たてば、中途解約してもその 4 日間に1000 円につき 1 円の利子がつく。だから「1 ヶ月 + 4 日間」ごとに解約した貯金を、そのまま全額、同じ方法で預け入れることを繰り返せば、年率 2.0% 程度の利子が得られる。これが事実なら、高金利時代に郵政省の作った付利ルールが低金利時代に入り抜け穴が出てきたということだ。
他にも興味ある文章をたくさん読むことが出来たが、各地で激論が闘わされており、ちょっと近づきにくいというのが第一印象。気軽に意見交換という訳にはいきにくそう。ニュースグループの利用方法どなたかアドバイス頂ければ幸いです。
年賀状の返事
今年は意外な人、つまり自分が出していない人ぃら思ったより多数の年賀状を頂いた。お陰で印刷したストックが底をついた。今日もまた何通か来ているのであろう。今更、味気ないコンビニの年賀状を敢えて出すのが礼儀か。といっても他に方法がある訳ではないし。特に目上の方からのには頭を抱えている。
1997.1.3.(FRI)
本当に望むこと
SFNBのHPに行ってみた。Security First Network Bankの事。インターネット上にある銀行だがFDICにも加盟している正式な銀行である。スクリーンに現われる仮想店舗で銀行取引が出来る。ただし残念なことにアメリカ国外から口座開設するには、
- Social Security NumberかFederal Tax ID Numberを持ち、
- アメリカに郵送先の住所を持っていること
が条件。また現状は米国ドルしか取り扱っていない。
日本には同様のサービスを行う金融機関は無いのだろうか。アメリカに遅れること10年位経てば同様のサービスが登場するだろう。現在もし新規参入しようとすれば銀行免許の問題があるから困難だろう。では既存の銀行でなぜ同様のサービスを始めないのか。失敗すると叩かれるリスクを取りたくないということなのだろうか。しかしリスクといっても何があるのだろうか。
リスクとしてはまず顧客の支持を集められるのだろうかという問題がある。日本の保守的な顧客に金融機関のサービスとして馴染まないといった意見だ。利用者が少なければ採算が合わないということになる。しかし参入コストが低ければ大きな問題ではない。
むしろ安全性が一番のネックだろう。現状の通信技術では金融取引は危険だと言う意見だ。しかし、クレジットカードだって、盗まれて不正使用される危険があるのに皆使っている。最近ではサイン無しで使えるスーパーもある。システムの完全性を追求するのも大切だが、不完全なシステムを保険などでカバーする工夫によって解決できることも多い。インターネット万能主義を唱えるつもりは毛頭無いが、これも試行錯誤しながら解決できる問題ではないか。航空輸送の規制緩和や衛星放送などよりよっぽどリスクの小さいビジネスチャンスだと思うが。
SFNBの画面で感じたのは、顧客が望んでいるものを提供しようとする姿勢だ。それは銀行業で言えば信用と低コスト・利便性を両立させることである。SFNBには顧客と共にあるべきサービスを模索していこうとするベンチャー精神が感じられた。成功するかわからないが、少なくとも消費者の選択肢を1つ増やしたことだけは確かである。
非効率な日本の銀行の効率化は今後急速に重要性を増すと思うが、効率的な預金の獲得は特に店舗数の少ない金融機関にとって生命線となる。顧客に本当に必要なサービスとは何かを真剣に考えなければならない。顧客はティッシュが欲しくて銀行に来ている訳ではない。
その点では証券会社は銀行の先を行っている。店舗の少なさをネットで補う動きが始まり中小証券が個性のあるページを作っている。松井証券・岩井証券に加え、今川証券のページも充実している。ホームトレードが可能でミニ株投資を取り扱う。これらはネットを使う個人投資家のニーズにうまく合致している。
初詣

午後から深大寺に行ってきました。休みが長いこともあってか、意外に空いていた。お参りをして「雀のお宿」でそばを食べ、「八起」で焼きまんじゅうを食べて帰ってきた。そばを注文する時、山かけそばとざるそばはあるけど、とろろそばは売り切れと言われた。ざるそばに山かけのとろろを混ぜれば、とろろそばになるのではないかと不思議に思った。なぜだろう。
深大寺のさい銭箱には千円札は結構入っていたが、一万円は一枚も見つけられなかった。
1997.1.2.(THU)
のんびり
昼前にゆっくりと起き、午後は酒を飲みながら昼寝。夜は年賀状の返事を書いてテレビとのんびりとした一日を過ごした。暖かい静かな正月が続いている。せっかくまとまった時間があるのだからと思いながら何もできない。読む本も随分溜まっているのですが。
テレビの存在意義
正月になるとテレビ番組がみんな同じになってしまう。普段からあまりテレビを見る方ではないが。最近感じるのはテレビ東京の先見性だ。
最近のテレビのトレンドはグルメと素人参加といえるが、どちらもテレビ東京が始めたアイディアではないだろうか。ラーメン屋の紹介と落ち目のタレントによる温泉巡りはテレビ東京が低予算で視聴率を取るために考案した手法だし、TVチャンピョンが素人参加の賞金制競技ブームの始まりである。他の民放はその二番煎じばかり。
正月のマンネリ番組の中でNHKの「映像の世紀」は面白い。元旦から3回分づつまとめて再放送されているものだが、映像のリアリティの迫力を再認識できるいい番組だった。明日も3回分放映される。
今後衛星放送が普及したとき、地上放送との競争はソフト資産で勝負は決まる。マードックの世界的なソフト調達ネットに対抗できるのはNHKだけだろう。
嫌煙権と喫煙権
正月早々実家で弟と煙草について激論してしまった。私は非喫煙者、弟は喫煙者だ。非喫煙者と言っても嫌煙権を主張するというより分煙の徹底を望んでいる。つまり吸う人に別に吸うなとは言わない。ただ公共のスペースで吸わないで欲しいということだけだ。喫煙者の主張を整理すると、
(1)分煙したくてもスペースの無い場合、吸う人の場所が無いから仕方ない。
煙草以外にだって誰でも我慢しているものがある。煙草だけが歴史的に認められてきたというだけのこと。煙草が仕方ないというなら、くさやをライターであぶりながら仕事する人も仕方ないと認めるのか。煙草が苦手な人には煙草の煙はくさやの匂いの比ではない。
(2)煙草以外にだって迷惑かけているものがある。例えば車の排気ガスだって迷惑かけている。車に乗っている人が煙草を責めるのはおかしい。
隣の人が銀行強盗しているから自分の万引き位大した事はない。だから見逃せといっているのと同じ。盗人猛々しいとはまさにこのこと。水俣病を生み出した企業が四日市ぜんそくだってひどいからと言って行動を正当化できるのだろうか。
(3)煙草を吸わないと仕事の能率が下がる。企業にとってオフィス禁煙は生産性のマイナス
単に自己統制能力が無いことを告白しているだけの話。煙草を吸っている間、喫煙者は仕事をしていない。喫煙していること自体労働時間は少ない。吸わなくても非喫煙者と同じ仕事が出来て同等の給与を貰う資格がある。薬を飲まないと記録が出ないというベン・ジョンソンと同じ。
(4)煙草を吸う人を雇わなければいい
別に煙草を吸う人と仕事がしたくない訳ではない。会社の共有スペースで煙草を吸わないで欲しいだけなのだ。喫煙者が禁煙したり、禁煙者が喫煙したりその度毎に雇用と解雇を繰り返すことはできない。
(5)煙草は法律で認められた合法的商品だ。何も犯罪は犯していない。
法に触れなければ何をしてもいいのか。合法的な退職金だから返還しないと開き直る某省元事務次官と同じ。モラルの低さと言うしかない。
分煙の徹底と共に、生命保険料の非喫煙者・喫煙者区分(煙草会社の圧力で無理かもしれないが)、煙草の火の不始末による火災等の社会的コストの価格転嫁を実現して欲しい。この問題は書き始めるととにかく熱くなる。
念の為言えば、個人的には喫煙者と同席することに特に抵抗は無い。すし屋のカウンターに座ったときだけは吸わない方がいいと思いますが。
1997.1.1.(WED)
謹賀新年
新年おめでとうございます。本年もよろしくお付き合い下さい。昨日からの個人的な日記を書かせていただくと、31日に八王子の実家に夕方帰り、いきなり大宴会に突入。紅白歌合戦の途中で深い眠りに陥り、気が付くと深夜。朝の4時近くまで弟らと話し込み、今朝は目を覚ますと11時だった。天気も良く、とても暖かい正月となった。今日も引き続きおせちと御神酒の一日。自宅に戻ったのが夜の10時。年賀状を見ているうちにもう12時。
年賀状
家に帰ると年賀状が結構来ていた。一枚づつ見ていると不思議なことが。知らない人から1通来ている。名前も知らないし当然会った覚えも無い。住所を見ても思い出せない。電話番号まで書いてあるので、いっそのこと電話をかけて確かめてみようかとも思っている。
年賀状というのは不思議なもので、もう数年来近くにいながら会っていないのに、年賀状の交換だけ続いている人が結構いる。無言のコミュニケイション。お互いに去年もらったから今年出すという状態が続いている微妙な関係である。
2枚送ってくる人もたまにいる。名簿にだぶって登録されているのだろうか。数年前に2枚送ってきた友人は、2枚とも「ことしもよろしく」と手書きしてあった。
今年はEメイルで年賀状を出しただけの人が20名ほどいた。もらった年賀状にもEメイルのアドレスを書いている人が増えた。私も送った年賀状にEメイルとHPのアドレスを載せておいた。Eメイルは今年はもっと普及していくだろうが、来年も年賀状を書く人は減らないだろう。年賀状を書くという習慣はそう簡単には無くならない。虚礼廃止と言われながら、今年も会社の同じ部の人から5通も来ている。どうせすぐ会える人からの年賀状はデパートの包装紙のようなもの。あると丁寧だけれど、無駄である。
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