SHINOBY'S WORLD SHINCE: SEPTEMBER 30, 1996




エッセイ

エッセイ 1999年12月

1999年気がつけば年末

99.12.23.
<今日の一言>

1999年は個人的には間違いなく今までで最大の激動の一年でした。人生のボラティリティが拡大していくことに一抹の恐怖を感じます。一年前の今頃は何をしていたのだろう、と思い出す度に来年の今頃どこで何をしているのかまったく予想が出来ない自分にワクワクしながら恐怖を感じます。

1年前

また仕事にかまけてエッセイを書くのをさぼっていた。毎日、朝から深夜まで仕事をし、休日も会社に行ったり、家で仕事のことを考え、夢にまで出てくるような生活では他のことをゆっくり考える余裕もなかなか無い。年末に近づき休日もあって少し落ち着きつつある毎日である。

去年の今頃は何をしていたのだろうか、と良く考える。まだ調布に住み前の外資系の投資顧問会社でファンドマネージャーとして働いていた。年末は商いも薄く取引を活発にすることも無かった。のんびりと年末を迎えていた。街のクリスマスのイルミネーションを見ながら美味しいものを食べたり楽しい時間を過ごしていたのを思い出す。

今年はすっかり様変わりである。しかしどちらが充実した生活と言えるのか、と問われれば今の方がきっと輝いていると思う。自分の選択に今までのところ後悔は無い。ここ半年の生活はいつまでも記憶に残ることであろう。仕事もプライベートもジェットコースターのような半年であった。振り落とされないように歯を食いしばり何とか持ちこたえたというのが実感である。

精神的に苦しんだ時期もあったが、ベストを尽くす、ということの大切さを知ったのが最大の成果だったように思う。一生懸命やることで結果に対する恐怖感を払拭できる事を知った。この大切な教訓を忘れずにいたいと思う。

 

99.12.4.
<今日の一言>

最近のお気に入りCDはY0ーY0 MAのソウル・オブ・タンゴです。

淡々と

ミレニアムだクリスマスだと、世間はやかましいようであるが、今年に限ってはまったくそれらの世界から隔絶された生活が続いている。新しい会社も徐々に軌道にのりつつあり、会社らしい雰囲気になってきたように感じるが、次のステージの苦労が待ち受けている。与えられた責任の大きさにやりがいを感じると共に、プレッシャーも今までのサラリーマン生活とは比較にならないものを感じる。ここでは上司が責任を取る、リスクヘッジ社会ではなく自分が決めたことが会社に影響を与えてしまう自己責任・自己完結の求められる世界であることを感じる。

そんな中で、全てに一喜一憂していては精神が持たない。必要な心構えは淡々とやる、ということに尽きると思っている。自己の努力や才能もあるが、運命のいたずらや世間の風向きといった外的要因によっても物事の結果は簡単に変わってしまう。

そんな風向きの変化に左右されることなく自分の思った道を淡々と進み続けられること、これが長い目で見れば一番ではないか。もちろんそれを貫くには強い精神力が必要ではあるが。情熱という感情を持ち続けながら理性によってそれをコントロールしていく、これを続けることは簡単なようで意外に難しい。


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