SHINOBY'S WORLD SHINCE: SEPTEMBER 30, 1996




エッセイ

2002/03/24 (日)

「コンコンブル」

外食をする店には4つの種類がある。美味しくて高い店、まずいけど高い店、安いけど美味い店、そして安くてまずい店である。美味しくて高いのは当たり前ではあり、普通はあまり縁がない。まずい店は値段に関わらず、「まずい店の雰囲気」を外観から発しているものである。それを嗅ぎ分けるのが店選びの基本である。

最後に残った安いけど美味い店、これを探すのが楽しい。週末に行った「コンコンブル」(東京都渋谷区渋谷1−12−24 707 渋谷ビル1F、電話番号03-5467-3320)がまさにそんな店であった。青山のフランス料理店「レ・クリスタリーヌ」が出した店だというが、雰囲気は全然違う。「レ・クリスタリーヌ」はお皿の下から明かりを照らし、料理を出すという際どい演出で有名な店である。

ボトルワインに前菜4つ、メイン2つ、更にグラスワインまで飲んでお腹も酔い具合も充分。デザートこそ頼まなかったが、2人で全部で約1万円。リーズナブルであった。

店はほぼ満席でやや窮屈であるが、それが逆にパリの街中の安レストランのような雰囲気を出している。料理も盛りが良く、付け合せのマッシュポテトなんかが意外に美味しかったりして感心する。定番のニンジンのサラダも美味しかった。魚もチキンも驚く美味さではないが、納得する味だった。

こういうタイプの店は人気化して客が押し寄せ、変わってしまうというパターンが多い。今のままでずっと変わらずに営業を続けて欲しい店である。

<最近の一言> 蕎麦は「つけ蕎麦」に限る、と思っていますがカレー南蛮だけはなぜか例外です。


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