東京から車で町田の鶴川にあるまさるや(東京都町田市鶴川6-7-2-102、042-735-5141)に行ってきた。
町田も東京都であるから東京から、というのも変な言い方かもしれないが、車が大渋滞の中、土曜日の午後出かけて、お店に到着するまでに2時間以上かかった。帰り道も2時間かかったから往復4時間。しかも現地にいたのはたったの30分。ちょっとした旅行であった。
小田急線鶴川駅から少しはずれた団地の商店街の中に、まさるやはあった。東京郊外の典型的な団地のロータリーにあるような商店街である。外から見るとただの地元の酒屋さんといった雰囲気である。が、中に一歩足を踏み入れると焼酎と日本酒が壁一杯に並んでいる。そのどれもが幻の・・・とか、手に入らない・・・といったものばかりでその壮観な品揃えに圧倒される。
店には何人かの常連のようなお客さんがいて、お店のご主人とマニアックな話をしている。そんな中、恐る恐る試飲をお願いすると、ご主人がお水と一緒に焼酎をカップで飲ませてくれる。お店にやってくるお客さんに分け隔てなく、試飲グラスを惜しげもなくどんどん勧めてくれる。飲んでいると解説をしてくれるが、コメントは販売している商品に対する愛情に溢れている。
いくつか飲んでから、私のお気に入り「天使・・」に似た焼酎は他にはありませんか?と質問すると、ご主人は「同じ作り方をしているものは知りませんね。」といった後こう付け加えた。「私がまだ勉強不足で知らないだけなのかもしれませんが。」
この謙虚で正直な一言を聞いたら、この店がいっぺんに気に入ってしまい、片道2時間の渋滞の苦痛も忘れ、来てよかったな、としみじみ感じた。
試飲の結果、「村尾」が気に入ったのだが、残念ながら品切れ。「天使・・」を3本買って1本は実家におみやげにすることにした。ご主人の人懐っこい笑顔を見ながら、また近いうちに再訪することになるだろうと思った。
<最近の一言> 会社の同僚と日本名門酒会の岡永倶楽部に行きました。料理との相性を考えて様々な日本酒を合わせていくのはさすがでしたが、どうも今はワイン、焼酎の方が体に合うようです。