SHINOBY'S WORLD SHINCE: SEPTEMBER 30, 1996




エッセイ

2002/09/29 (日)

犬を飼っている人に会う機会が多い。バウリンガルなる犬の気持ち翻訳機が開発されたという話題など、何だか犬は最近ブームらしい。

週末、犬の洋服のデザイナー(!)をしているという友達と一緒に駒沢に出かけた。犬とその子犬2匹も連れてである。駒沢に行ったのは、犬を連れて入ることができるカフェブームの元祖「バワリーキッチン」(世田谷区駒沢5-18-7、電話03-3704-9980、午前9時〜深夜4時)があるからである。

バワリーキッチンは内装も特に洒落ている訳でもなく、狭いお店なのであるが、カリスマカフェと言われるだけにお客の心を確実につかむポイントを押さえている。まず、料理がきちんとしていて美味しい。ご飯物メニューも充実しているしパスタもしっかりアルデンテ。デザートやドリンクまで手抜きがない。その割には料金が良心的であまり財布を気にしないで食べたいものを注文できる。

そして電話で予約ができる。いつも込んでいるので、わざわざ行こうと思ったらまず電話で席を確保できるのは大きい。さらに注文を取る時に車で来たかどうかを聞かれる。そして停めた場所と車種や色を聞かれる。これは車を定期的に見回り(何の?)してくれるから、である。車で行っても安心して時間を過ごせるのである。

犬が入れるカフェというだけあって、店中犬連れだらけである。不思議なのは犬がいると隣のお客さんと自然に会話が始まるのである。そうすると席が狭くてもあまり気にならなくなる。

今まで正直言って犬に入れ込んでいる人を見ても、まったく理解できなかったが、今回3匹の犬と数時間いただけで、理由がわかるような気がした。無邪気な顔を見ていると世の中の嫌なことなんかを一瞬忘れられるのである。最近よく言われる、癒しを感じられるのである。

ちなみにバワリーキッチンに数週間前に男2人で行ったことがある。連れて行ってくれた相方が言っていたのは「この店では、犬を連れている可愛い彼女と一緒に歩いて来ている男が一番。で、男2人で車で来ている我々は店のコンセプトから一番はずれています」だった。カフェのお客にもヒエラルキーがあるらしい。

<最近の一言> 北朝鮮問題の報道を見ていると、メディアの取り上げる内容と世論の関心の間にズレがあるように思えます。外務省の批判よりも先に議論して欲しいことがある、と思うのは私だけでしょうか。


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