SHINOBY'S WORLD SHINCE: SEPTEMBER 30, 1996




エッセイ

2002/12/23 (月)

有昌(ゆうしょう)

3連休にスポーツクラブで水泳をしていると会社の後輩に会った。丁度ランチタイムだったので一緒にご飯を食べようということになり、渋谷の並木橋近くに向かった。

デキシーダイナーでカフェメシでもしようか、と思ったが、秋元康氏が世の中にこんな旨いものがあったのか?で書いていた有昌(ゆうしょう、渋谷区渋谷3-14-5) という中華料理屋が近くにあるのを思い出し、行ってみた。

店は古びて小さな何の変哲もない街にあるいわゆるラーメン屋さん。秋元氏が頼むと言う塩スープそば(700円)を頼んだ。

店を見回すとテレビが2台。違う番組であるが、どちらも競馬の番組である。満席の店内を見回すとほとんどお客が競馬新聞を読みながら、メモを取ったりしている。ビールと餃子なんかを食べながら真面目な顔をしている。ジャンボ尾崎似のちょっと怖いおじさんなんかもいたりして独特の雰囲気である。渋谷のイメージではない。

塩スープそばは透明なスープに細くてツルツルした麺が入っている。チャーシューとほうれん草の炒めたものがのっているシンプルな作品だった。食べた瞬間、うまい!をうなるような味ではなく、食べ終わった後すっきりした気分になるあっさり味であった。

麺類の値段表は張り替えられるようになっていて平日は650円なのに休みの日は50円値上がりするようである。JRAの場外馬券売り場が近くにあるから、どうやら競馬関係者の溜まり場のお店のようである。

店を出ても通りににはたくさんの人が歩いている。何でこんなに込んでいるのか、と思っていたらその日は有馬記念であった。年に1度の書き入れ時である。

競馬関係でないお客は我々だけであったが、競馬に関係なく純粋に塩スープそばをもう一度ゆっくり食べに来たいと思った。それには空いていて50円安い平日が良いだろう。

<最近の一言> サンタナの3年ぶりの新作シャーマン(Shaman)を買いました。豪華ゲストとの共演でバラエティに富む構成なのに、すべてにサンタナのギターの泣きが違和感なく溶け込んでいるのが凄い。名作です。


ホームにもどる メールを送る © SHINOBY