SHINOBY'S WORLD SHINCE: SEPTEMBER 30, 1996




エッセイ

2003/01/19 (日)

東京に住む理由

どうして東京に住んでいるのか、と最近考えることが多くなった。

刺激的な街で世界で最も食べるもののバラエティがあり、文化も娯楽も充実。便利で24時間好きにできる便利で楽しい街。何の不足もない生活ができる。ただし、コストを考えなければである。

特に住宅環境は劣悪である。お金を出せば好きな家に住むことができるが、まともな家に住もうとしたら家賃30万円くらいは覚悟しなければならない。購入ということになれば、それなりの広さであればマンションでも一億円近くは出さないと買えない。普通の人には無理な金額である。

住んでもそんなに環境が良い訳ではない。空気は悪いし、治安も最近はあまり良くない。自然も少ないし、人が多くてストレスの溜まる街である。

そんな割高な街なのにどうして住み続けるのか、といえば仕事の問題があるからである。自分が求める収入とやりたい仕事があるかどうか、という2点から考えると東京しか、仕事のできる場所がない。

地方には残念ながら自分のやりたい仕事がない。海外は、といってもニューヨークやロンドン、上海に行っても自分のアドバンテージがどの程度あるのかわからない。日系企業の現地オフィスで働けば、日本人ということに価値が見出せるのかもしれないが、存在価値自体に疑問を持っている金融機関の現地法人で仕事には残念ながら何の魅力も感じない。

仕事が数少ない制約要因であるとすれば、逆に言えば仕事を切り離すことが出来た時、果たして自分はどこに住むのが一番ハッピーなのであろうか。今から真剣に考えておく必要があると思っている。日本の地方なのだろうか、海外のリゾートなのか、それとも自分の好きな国なのか。

東京に住んでいることが勿体無いという気持が日に日に強まっている自分に何とか解決策を見出したい。

<最近の一言> 今年で7年目の全日本鍋物研究会コンテストは意外にも準優勝という結果。年に一度のイベントはまだまだ続きそうです。詳しい模様はこちら


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