■ なぜか上海
井上陽水の唄に「なぜか上海」というのがあった。アジアのエキゾチックな雰囲気を感じさせる曲で、昔聴いていた時の上海のイメージは、バンコックのような雑然とした発展途上の街、であった。
最近、周りの人で上海に行ったという人が増えた。この数年ですっかり近代化し、街の様子も一変したという。東京から飛行機で2時間半、下手な日本の田舎に行くより、近くて安くて、しかも面白そうだ。
春になったら、上海に行ってみようと計画している。週末の連休などがあれば2泊3日でも充分である。買い物と美味しい中華、そして街の活気を感じてきたい。
日本人には、あと何年かすれば中国にGDPで抜かれアジアのリーダーは中国になってしまう、という認識があるように思う。実際、上海に行くと夕方の公園で学生が英語や日本語を必死に勉強している光景に出会うと言う。彼らは日本人観光客を見つけると会話の練習をして欲しいと話し掛け、語学の勉強を熱心にしている。そんな、ハングリー精神に満ちている国が日本を目標に必死に追いかけてきているのである。
日本の進むべき道は中国と競争することではなく、今の国富を減らさないようにしながら、個人の豊かな生活を作ることであると思っているが、どうもそうなっていないようだ。中国を恐れたり、諦めたり、関係ないふりをしたり。自分の生活を省みても、個人の豊かな生活を作るという目標からは、何だか中途半端である。
上海を実際に見てどんな気分になるのか。早く行ってみたい反面、エネルギーに圧倒されそうで怖い気もしている。
<最近の一言> 数年ぶりにトンカツを食べました。新橋の有名なお店で2300円。最初の一口は感動しましたが、最後は結構辛かった。トンカツを食べるには体力が必要です。