SHINOBY'S WORLD SHINCE: SEPTEMBER 30, 1996




エッセイ

2003/03/19 (水)

羊肉火鍋

中国の四川料理である火鍋は日本にもすっかり定着した。火鍋は上海料理ではないが、同じ中華料理ということで、中国に行く前に前哨戦で火鍋を食べに行った。

東京にも本場の味そっくり(行ったことないが)のお店が新宿の歌舞伎町にある。店員の応対まで現地そっくりという評判であるが、日本人にはお店のロケーションも味付けも店の雰囲気も、そして値段も少し強烈すぎる。

中国人経営者が時間をかけて日本人向けに改良した火鍋が食べられるのが、天丹(中央区銀座7−108、03-3569-7033)だ。漢方を使った独自のスープが日本人の舌に合う。鍋は2つに仕切られている。赤いのが辛いスープ、透明なのが普通のスープ。しゃぶしゃぶのように具を注文して好きな方に入れて、特製のタレにつけて食べる。ここで食べて欲しいのは羊の肉、辛いスープで火を通し、タレにつけて食べると香りが口の中に広がる。癖があるのだが、これにはまると病みつきになる。

お店の人に頼めば更にマーラー(山椒)と追加してくれる。これが入るとくちびるが麻酔にかかったようにしびれる強烈な刺激がある。

火鍋は大人数で行って色々頼んでみるのが良い。賑やかに話しながら野菜や海産物、練りもの、春雨など自分が好きなものを好きなだけ食べられるのが鍋の楽しみである。

さて本場の味はどんなものなのだろうか。


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