■ 価格差
上海はとても楽しい街であった。街もレストランもバスの中も皆大声でしゃべっている。そして信号を無視して歩くエネルギッシュな人たち。街の活気と人の格好を気にしないせっかちな様子が関西人を思い出させた。関西人はラテン系であると思っているが、上海人もラテン系のノリがあるように思った。
といっても、昼間歩いているのはほとんどが地方から上海にやってきた中国人だそうだ。上海語を喋らず、なまりのある標準語を話す(私にはまったくわからないが)。そして唾を路上に吐いたり、ちょっと行儀が悪い。彼らは特に技術も持たず、ただ出てきただけの場合、単純労働をするしかない。果物や雑誌を売ったり、レストランでウェイターをして生活している。上海の人件費の安さは彼らが大量に流れ込んでいるからではないか、と思う。
例えば美容院。地元の美容院でシャンプー&マッサージをしてもらった(上海では席でシャンプーして洗い場に歩いて行く方法)が、1時間近くマッサージとシャンプー(これは日本の下手なマッサージよりよっぽど上手い)をしてもらい、料金は何と19元(300円弱)であった。日本の20分の1から25分の1の値段である。
タクシーは初乗りが10元(150円)。空港からホテルまで1時間半乗って150元(2300円)であった。これも日本の5分の1以下。
もちろんサービスも行き届かない部分もあったりするし、センスの違いを感じたりもする。しかしこの価格差は圧倒的な魅力である。美容院にはシャンプー&マッサージに4回も行ってしまった。
ところが不思議なことに外国人が行く場所になると途端に値段が跳ね上がる。外人が集まる、バーはカクテル1杯で50元(750円)。和平ホテルのジャズバーはカクテル1杯だけなのに(しかも)100元以上取られた。2重価格である。
おみやげに買ったプロポリスは地元のスーパーでは5本で78元(1200円)だった、が空港の免税店では(品質が違うのかもしれないが)1本$40(4800円)だった。空港の喫茶店で35元のスイカジュースを飲んでいると、お金の価値が良くわからなくなってくるのであった。
<最近の一言> 週末の更新をさぼってしまいました。今週末は上海にいますがさて更新はできるのでしょうか。