SHINOBY'S WORLD SHINCE: SEPTEMBER 30, 1996




エッセイ

2003/04/27 (日)

マーケティング

マーケティングとは何か、をずっと考えている。今まではマーケティングというと何となくいかがわしいもので、本当に良いモノを売ればマーケティングというのは最終的には大して意味のないもの、と思っていた。しかし、優れた商品を多くの人に知らしめて、市場を拡大しなければ多くの人には理解してもらえない、という当たり前のことを感じるようになった。

早速「売れるもマーケ 当たるもマーケ ― マーケティング22の法則」(アル ライズ著)を読んだ。さらに続編とも言える「ブランディング22の法則」(アル ライズ著)も読んでみた。どちらも簡単なようで深いマーケティングをわかりやすく解説しているお奨め本である。

例えば「集中の法則」。商品の何をアピールするかを1点に絞り込むことが重要。「マーケティングにおける最も強力なコンセプトは、見込み客の心のなかにただ一つの言葉を植えつけることである」。あれこれ欲張っては焦点がボケるということである。

例えばフェデラルエクスプレスは「翌日配達」、ボルボは「安全」、セコムは「安心」に集中して商売をしているわけである。どれも絞り込まれた明快でわかりやすいキーワードである。

それ以外にもなるほどと思う事例が挙げられており、マーケティングに留まらず、経営一般について考えさせられる内容である。

しかし1つだけわからないのは、なぜこの本のタイトルが「売れるもマーケ 当たるもマーケ・・・」というタイトルなのか、ということ。本の内容とこの博打のような投げやりなネーミングは明らかにミスマッチ。マーケティングは語れても本のマーケティングは訳者任せで手が回らなかったとしたら、自分の本のマーケティングは失敗である。

<最近の一言>「温泉に行きたい」と思ってインターネットで検索していますが、本当に鄙びた場所はホームページなんか作っていないのでネットでは探せないことを知りました。ネットで探せてしまえばそれはもう「鄙の宿」では無いのです。


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