SHINOBY'S WORLD SHINCE: SEPTEMBER 30, 1996




エッセイ

2003/07/27 (日)

持ち家

ボストン留学時代のクラスメートの新築お祝いパーティに週末出かけた。

久しぶりに顔を合わせた友人やその家族でワインを飲み、料理を食べ、6時間以上があっという間に過ぎてしまった。

土地を買って注文建築したという家は世田谷の閑静な住宅地にある3階建ての白亜の豪邸。照明、床のタイル、キッチンのデザインなど友人のこだわりが建物の隅々に感じられる家であった。

広いリビングでテーブルサッカーをしたり、テラスに七輪を出してバーベキューをしたり、日本にいるのを忘れるような素敵な空間であった。

持ち家には相変わらず懐疑的な私であるが、この家を見た後は少し気持ちが揺らいだ。賃貸生活をしていては永遠に味わえない満足感が持ち家にはあるのは事実である。

とはいえ資金調達の方法を聞いていると夢の実現の裏には様々な努力があることを知った。水面上を軽やかな動きで泳ぎ回るカモが必死に水かきをしているのと同様に、努力の積み重ねの上に満足がある、ということを再確認したのであった。



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