■ 上海カニ
週末の連休を利用して上海に行ってきた。今年もう2度目である。今回の目玉は上海カニ。といっても実は上海ガニが大好きという訳ではなかった。今まで日本で数回上海カニというものを食べたことがあるが、正直言って味は???であった。小さな食べるところの少ないカニ、という印象だった。なので本場は美味い、と聞いても食べるまでは半信半疑というのがホンネだった。
しかし、地元の上海カニはさすがに強烈であった。今回ご馳走になった上海カニは、日本で食べたものとはまったく別物だった。まず、大きさが違う、そして色が違う。綺麗な赤のカニが並んで出てくるだけで美しい。自然の芸術品とまで思ってしまう。
食べ方も地元の人から最高の方法を教えてもらった。はさみを切り離し、甲羅の裏側の3角形の小さな部分をはずして甲羅を開けるとミソがいっぱい詰まっている。それをまず食べる。その後、足と甲羅をはずした胴体を甲羅のまん中から2つにバキッと割る。そしてカニ足を持ちながらミソがぎっしり詰まった胴体をがぶり、と豪快に食べる。
口の中にカニの肉とミソがからんで、濃厚な味わいが楽しめる。
上海カニの美味しさは日本のタラバや毛蟹とは違った味わいである。このミソとカニ肉のハーモニーが楽しめるのはやはり新鮮で大ぶりな現地のもの以外では不可能だ。
日本では質の良い上海カニは1杯1万円するという。上海は外食の値段は感覚として日本の4分の1から5分の1程度だった。すすめられるままに4杯も食べてしまったが、あの上海カニは一体いくらだったのだろう。