SHINOBY'S WORLD SHINCE: SEPTEMBER 30, 1996




エッセイ

2003/11/04 (火)

上海の屋台

上海には屋台があってにぎやかな雰囲気が楽しめ、レストランとは違った味わいがある、という話を聞いて屋台地区に出かけていった。

ところがどこのお店も屋台を出していない。不思議に思って理由を店の人に聞くと原因はSARSだった。あの病気は上海名物の屋台まで禁止にしてしまった。

屋台のお店は室内営業だけになり、外で客に料理を出してはいけないというルールになったようだ。外で座って待っている時に料理を頼んでも拒否されてしまった。

そこで、近くにある揚げ小籠包(写真)の店から出来立てをテイクアウト。なんと2つで1元という安さ。店先で作ったのをその場で売りさばいておりいかにもうまそう。地元の人の行列が出来ていた。待っているお店に持っていき、外で食べても文句を言われず、なぜか歓迎された。自分の店以外のものを屋外で食べても免責という理屈らしい。

出来たて揚げ小籠包は予想通り絶品だった。香ばしい皮の内側は熱々の肉汁。香ばしくてサクサクの中がジュワッ。これは普通の小籠包より一段さらに味が深い。

それにしても屋台は安い。子供を入れた7人でお腹一杯食べて飲んで、200元でおつりがきた。一人500円くらい。やはり上海の外食の物価感覚は大体東京の5分の1程度だろう。

上海は美味しい。しかし喜んで食べていたら、帰国時に2kgも体重が増えていることに気がついた。


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