■ Appleの革新性
iPodを通勤時に使い始めたが、なかなか快適である。しかし使ってみて快適なだけではなく今までのネットワークウォークマンには無い価値が生まれていることを実感する。
1つは今まで余り聴く機会のなかったCDの再評価である。正確に数えた事は無いが、引越しでかなり処分したがそれでも500枚以上のCDがある。全部頭に入っているようで意外に聴いていないものがある。iPodに気兼ねなくCDをどんどん入れて聴いていると懐かしい作品に出会ったりする。
クイーン、クリムゾン、EW&F、EL&PのTrilogy、といった70年代のロックの味わいに再度浸っている。
もう一つは曲名の記録である。自分で買ったCDでも曲名を見ながら聴く機会はほとんどない。人から借りたCDは歌詞のコピーでも取っておかないとわからなくなってしまう。しかしこれは整理が面倒で結局アーティスト名はわかっても曲名まで知らないことが多い。
iPodに読み込まれた音楽はiTunesにダウンロードする時CDデータベースにアクセスし自動的にアーティスト名と曲名などが読み込まれる。これなら自分のCDでも借りたCDでも曲名が自動的にディスプレイに表示されるので手間がかからない。
とにかくiPodを使って思うのは自分が音楽好きな人が欲しいものを作ってみた、という感覚である。既成概念にとらわれない柔軟性を産み出す会社にどんな秘密があるのであろうか。
近いうちにエレベーターに「開くボタン」しか無いという、銀座のアップルストア(写真)にその理由を探りに行ってみたい。