SHINOBY'S WORLD SHINCE: SEPTEMBER 30, 1996




エッセイ

2004/01/22 (木)

新年快楽

22日は旧暦の正月になる。ということで21日は日本の大晦日のような雰囲気に包まれていた。街は正月の買い物をする人であふれていて、驚いたのは午後は街中でタクシーが奪い合いになっていたことだ。空車はまったくなく、降車する車を見つけると買い物の荷物をたくさんもった人が競争で走りより乗ろうとする。1980年代後半のバブル時代の日本の夕方のような光景であった。

大晦日の楽しみは爆竹と花火にあるらしい。夕方行ってみた花火のお店には大人が集まって、花火の品定めを真剣にしている。そして一人で1000元(1万4千円くらい)単位で大量に買って行く。上海の物価水準からすればかなりの投資である。



カウントダウンで始まる爆竹大会

夜の12時前になると街中で爆竹の音が鳴り始める。人より早く鳴らした方が先に福が来る、という縁起ものらしく路に出るとあちこちで火をつけて爆音を立てている。

何百元もした爆竹も火をつければ数十秒でただの紙くずになってしまう。花火も日本の夏の花火大会で打ち上げられるものよりはさすがに小玉であるが、素人の域を越えた大量の打ち上げ花火をやっている人が結構いる。

新春の爆竹と花火には賑やかさの中にはかなさを感じた。1年のエネルギーを集中させる一瞬、そして次の日からまた普通の1年が始まっていく。リオのカーニバルも岸和田のだんじり祭りも人間のやることは似ている。


ホームにもどる メールを送る © SHINOBY