SHINOBY'S WORLD SHINCE: SEPTEMBER 30, 1996




エッセイ

2004/02/20 (金)

不動産の信用取引

2月18日に少し書いた毎月15万円のキャッシュフローを受け取っている人は不動産投資をやっている。

3000万円弱の新築マンションを購入し、駐車場も含めて合計で毎月25万円の賃貸収入がある。ローンの返済や固定資産税、マンションの管理費などを差し引いても毎月手元に15万円残る、という計算である。

約400万円の頭金は、毎月15万円の収入であれば2年少しで回収、その後はローンなどの支払いが家賃収入を超えなければ投資としては成功ということだ。

株式市場で少ない資金で大きなお金を動かせる信用取引という手法がある。お金を借りて株式投資をするリターンも大きいがリスクも高い取引方法である。

ローンを組んで不動産投資をするのは不動産の信用取引ということができる。株価ほどの変動は無いとしても、不動産にも価格変動リスクがあるからである。

そんな意見に対して彼はこう言った。
「不動産の場合はどんなに値段が下がっても追証は取られない。借りてしまえば毎月の返済さえきちんとすれば文句を言われないので株式の信用取引とは違う。ローンを組むのは人生最大のチャンスであり権利だ」

信用取引では確かに株価が下がると追証といって、追加で資金を入金するよう証券会社から連絡が入る。一方、ローンは30年といった超長期で支払えば文句を言われない。

とは言え不動産には株には無い別のリスクもある。空室リスク、売りたいときに売れないリスク、家賃下落リスク、ローン金利上昇リスク、など・・・。

彼の計算は正しいのだろうか、それともどこかに落とし穴があるのだろうか。


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