■ 東京感覚
12月22日にも書いたが、東京の価値観を日本全国に当てはめると失敗する。東京では当たり前のことが他の地域では当たり前でないことが多いからだ。
地方では東京で行われている勉強会・講演会のビデオなどを数千円払っても買う人が多い。これは情報量が普段少ないからで、ヤンキースが東京でメジャーリーグの試合をすると数万円のチケットを買うのと同じ心理である。
それ以外にも地方による地域性の違いを感じることもある。大阪や名古屋に行くと、気のせいか名古屋の人たちの方が豊かさを感じる。自動車産業の影響なのかもしれないが、同じ地方でも微妙に雰囲気が違うのである。
また、東京では当たり前のコンビニATMなども本当の田舎に行くと利用する機会がない。そんな地域で利用されているのは郵便局である。コンビニで何でもできる、という感覚は地方では当てはまらない。
通販の会社が東京以外に本社を構えている場合が多いのは事務所の維持コストの問題もあるだろうが、「東京感覚」に染まらないというメリットもありそうだ。
東京の価値観の押し付けではビジネスに限界がある。東京は特殊な場所、という認識を常に持つ必要がある。