■ 野菜の味
最近、三軒茶屋の地元の店を発掘しているが、今回は三宿にある「GOKAKU」(世田谷区三宿1ノ19ノ13、03-5430-1831)に行ってみた。
三宿と淡島の間にある交通不便な場所であるが、こじんまりとした店内は満席。客層は家族連れやカップルなど地元の人たちのようだ。
料理は税込み4200円のみ。追加の料理もいくつかある。前菜を5つの中から3つ、1の皿、2の皿、しまい(ご飯もの)と選んでいく。
すべてが野菜。前菜はおひたし、蕎麦の実、ゆば、といったさっぱり系。その後も春キャベツとあさりのスープ、4種類の豆の盛り合わせ、など野菜が主役の料理が続き、最後は稲庭うどんか豆ご飯。それなりのボリュームはあるが若者には少しもの足りない。
野菜が主役というだけにさすがにうまい。薄味に仕上げて野菜の香りを楽しむ趣向になっている。春キャベツとあさりのスープなどはあさりも大ぶりで、素材はかなり厳選されている印象を受けた。
悪くない店なのであるが、問題はお酒にある。グラスの白ワインは980円だった。値段から考えてそれなりにいいワインを期待したが、出てきたのは普通の甘口の白ワインであった。またビールも少し大きなコップに入って680円。お酒を飲む人から儲けようという戦略だろうがコースの値段とかなりアンバランスである。
甘口ワインを一杯だけにおさえ、店を出てからもう一軒ワインバーに飲みなおしに行った。まだ私も野菜料理だけで週末のディナーを終われるほど枯れていないようだ。