■ 日本のプログレ
プログレとは車の名前ではなくプログレッシブ・ロックという音楽のジャンルである。1970年代にビートルズを起源として派生化していったロックの中でクラシックやジャズなど他の分野との融合を目指したような音楽、というのが一般的な定義だろうか。
10分を超えるような長い曲、急展開する曲構成、演奏の複雑性、テーマの深遠性などが特徴で、有名なグループではピンク・フロイド、イエス、ジェネシス、エマーソン・レイク&パーマーなどがいる。
日本にもプログレバンドはたくさんあるのだが、どうにも海外バンドの2番煎じのようなものがほとんどで聴く気になれないものがほとんどであった。
ところが「Kenso」というバンド。これだけは別格ではないかと思っている。きっかけはタワーレコードの視聴で偶然聴いた音に感激してCDを買ったことからだ。
本業は歯医者さんという清水さんがリーダーのこのバンドは県立相模原高校OBだから、そして都会の喧騒という言葉からバンド名を決めたらしい。
20年以上のキャリアでアルバム数はスタジオ盤では10枚もないと思うが、欧米のトッププログレバンドに引けをとらない高い音楽性があると思っている。何度聴いても飽きない不思議な魅力がある。
2年前に渋谷でやったライブを見に行き演奏の迫力にも圧倒された。
今年の8月、またKensoが川崎でライブをやるという。チケットを買って観に行こうと今から楽しみにしている。