■ 歪みの効率化
人前で話をする機会が多くなった。
今募集している5月11日から平日夜月1回のペースで始まるイーウーマン資産設計塾も順調に受講者が集まり受付けを終了した。美味しいご飯を食べながら真面目にやる新しい試みである。
先月から4回シリーズで始まっている早稲田大学エクステンションセンター「マネー運用講座」のも10回目の開講で満席。こちらも熱気溢れる授業が続いている。秋学期の開催も決定した。
会社でやる勉強会も5月は多数企画されているし、週末を入れると週に4回話をするという時もありそうだ。
金融の世界とは「歪み」が効率化されるプロセスの連続であると思う。
株価が割高、割安を経て長期的に企業価値に近い水準に近づいていくのも、経済情報が世の中に伝播していくのも歪みの効率化である。
私がやっている資産設計の話も同じである。話される内容は一部の人だけに知られた「歪んだ」情報である。だからそこに効率化のニーズが発生する。逆に効率化した時点でその情報の価値は無くなってしまう。
そんな機会が多いというのは裏返せば、まだ金融の基本的な考え方、といったものが個人投資家に広がっていないということだ。
分散投資、リスク管理、コスト削減、長期運用、といった手法は地味な方法である。しかし確実に効果を上げられる可能性がある。そんな情報の効率化のために、自分が少しでも役に立てればと思う。
いつまで継続できるかはわからないが、参加する人に支払うコスト以上の価値を感じてもらえるよう、毎回大切に続けていきたい。