内藤忍の公式ブログで「ケンイチ」と一致するもの

「ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド」−てんこ盛りの新書

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山崎元さんと水瀬ケンイチさんの共著「ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド」を献本頂き、早速読んでみました。

この本は、山崎元さんが以前に出版した「超簡単 お金の運用術」の続編とも言える内容で、今回はインデックス投資家の水瀬さんとの共著ということで、いつもの山崎さんの毒が、”梅屋敷エキス”でずいぶん薄まっている印象を受けました(笑)。

200ページほどの新書ですが、インデックス投資に関する情報がてんこ盛り。かなりお腹一杯になれます。

序章の水瀬さんの個人投資家としての投資経験の経緯に続き、インデックスファンドがナゼ良いのか、時価総額ウエイトと株価ウエイト、銘柄入れ替えの影響、浮動株調整、といったインデックス独自の問題を盛り込み、さらに確定拠出年金とこれから導入される日本版ISAも取り上げています。さらに人的資本からCAPMまで・・・。理論編はかなりヘヴィーです。

後半の実践編は、実際の投資の方法ということで、証券口座開設から投資信託、ETFの選び方、そして積立に、リレー投資、投資の心構え(メンタルコントロール)、情報収集、とインデックス投資の方法が一通り網羅されています。

その後は、商品のランキングと対談。この辺はかなりリラックスした内容です。

特定口座や信託財産留保金について、書いて無いのが不思議でしたが、これ一冊でインデックス運用の理論と実践が、かなり網羅されていると思います(※追記:水瀬さんから特定口座については111ページ、信託財産留保金については119ページに記載があります、とのコメントいただきました (汗 )。

ビジネスパーソンが残業をする原因の半分以上はマネジメントにある

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<業務連絡>
「内藤忍式10万円から始める「お金の育て方」講座」を水瀬ケンイチさんNightWalkerさんrennyさんの「スリーアミーゴス」の皆さんのご紹介いただきました。購入の際の参考にしてください。
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日経新聞の月曜日に掲載されている「インタビュー 領空侵犯」の10月19日はイケア・ジャパンのラース・ペーテルソン社長でした。見出しは「有休100%消化を義務に 仕事はかけた時間より密度」です。

残業には必要があって仕方なくという面があるのは事実です。日本企業の場合、労働時間の柔軟な増減によって雇用を守るという側面があります。また、会社の創業期のような特別な状況では、それこそ会社に泊まり込みのような労働条件が続くこともあり、(私も経験ありましたが、今やったらどうなるのでしょうか?)そんな会社が残業を禁止したら現実問題として生き残ることはできないでしょう。

そのようなことを理解した上での話ですが、平時に残業が恒常化している会社の場合、その理由は個人の問題よりもマネジメントの問題ではないかと思うのです。

マネー誌はインデックス祭りなので「インデックス党 結党宣言」してみた

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昨日はマネー誌の一斉発売日でした。

まず、日経マネーです。連載「カジュアル分散投資」は梅屋敷の会でお会いしたインデックス投資家の皆様のブログを水野俊哉さん風にマトリックスにまとめてみました。タイトルは「インデックスブロガーから学ぶ投資の続け方」です。

日経マネーには別の特集で投資本の読み方というのも発見しました。辛口座談会は投資の役に立つ本とはとても思えない書籍のオンパレードですが、後半で水瀬ケンイチさん初心者は株を買うな!を推薦してくれました。「日本の投資環境に合ったインデックス投資の手法をコンパクトに学べる」というコメントまで、水瀬さんありがとうございます!

橘玲の疑問「ナゼ金回りのいい人の大半は自営業者や中小企業の経営者なのか」

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<業務連絡>
1月にインフルエンザにかかったとき偶然テレビで観たピアニスト 辻井伸行さんが米テキサス州で開かれたバン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝しました。おめでとうございます!(私の1月のブログにもたくさんのアクセスがありました)

rennyさんそしてNightWalkerさんに「初心者は株を買うな!」をご紹介いただきました。ありがとうございます!これで水瀬ケンイチさんを含めインデックスブログ界の「スリーアミーゴス」(too shyな嶋田さん、名付け親情報ありがとうございます!)揃い踏み!です。
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資本主義においては、歪みを見つけ出すことができれば、超過収益の源泉にすることができます。日本において恒常的に歪みが存在する世界と言えば、1つは税金、そしてもう1つは不動産の価格ではないかと思います。

橘玲さんの「貧乏はお金持ち」は前者の歪みを理論的に徹底追求していったら何ができるのか、を合法的にシミュレーションした、実験レポートとでもいえるような刺激的な内容です。

インデックスブログ界の「スリーアミーゴス」って誰が言い始めたの?

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<業務連絡>
トミーBさんに「初心者は株を買うな!」をご紹介いただきました。ありがとうございます。
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インデックス投資を実践している人たちのブログというのはいくつかありまして、時々メンバー同士の交流に呼んでいただいたりもするのですが、その中のインデックスブログ界の「スリーアミーゴス」という言葉が最近何だか気になります。

スリーアミーゴスというのは
水瀬ケンイチさん「初心者は・・・」をご紹介いただきました。ありがとうございます!)
nightwalker'sさん
rennyさん
のことを指しているようです。

一体誰が言い始めた言葉なのでしょうか?

「ファンド」と言えば、村上?さわかみ?それとも・・・?

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ついに念願のオフ会に出席することができました。インデックスブロガーの水瀬ケンイチさんの地元、梅屋敷で行われた個人投資家の皆様が集う会です。

水瀬ケンイチさん
rennyさん
NightWalkerさん
イーノさん
ゆうきさん

そして私。6人が梅屋敷の名店「うおや」(あのアド街で梅屋敷17位)でテーブルを囲みました。

原典に当たれ

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有力ブロガーの皆様が一斉にコメントしている、野村アセットの東証REIT指数連動型上場投信

日本のREITのインデックス運用商品として期待できると思いますが、肝心の信託報酬の数字で混乱しているようです。年0.336%なのか、それとも年0.9975%(税抜き0.95%)以内なのか?後者だと解釈しているページが多いように見えますが、真実はどこにあるのでしょうか。

ゆうきさん
水瀬ケンイチさん
NightWalkerさん
ybさん
かえるさん

運用会社の資料に両方の数字が書いてあった(今は修正されているようです)ことが混乱の原因ですが、このような時は推測ではなく原典に当たることです。つまり野村アセットさんに電話して聞いてみるのが良いでしょう(ゆうきさんのブログにコメントが入っているようです)。

情報は川上から川下へ流れる中で劣化していきます。一次情報こそが真実に一番近い情報です。

マネーカフェにあのインデックスブロガーのお2人が・・・

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毎週土曜日の朝8時半からBS11でオンエアのマネーカフェのゲストとして、以前マネックス・ユニバーシティの動画にもご出演いただいた、あのお2人がいらっしゃいました。

【紹介記事】梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記) - 売りたくなったら見る言葉

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筋金入りのインデックス長期分散投資家、水瀬ケンイチさんが、売りたくなったら見る言葉として、バンガードの創立者ジョン・ボーグルの著作から引用しています。

「資本主義は、企業の成長・生産性・豊かな資源・革新を通じて富をもたらし、その所有者たる投資家にとってはプラスサムのゲームを提供する。」

は確かに名言ですが、それよりも

一番大事な仕事は「ファンドを売りたくなった時に我慢すること」

に光るものを感じました。水瀬さんの意思の強さの源泉を見る思いです。

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タスポの裏にあるもの

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<業務連絡>
金曜日の名古屋のセミナーのレポートをさっそく秋元さんがブログにアップしてくれました。
書籍に関してはこの本の著者の木田さんからこんなコメントをいただきました。また水瀬ケンイチさんからもこんな素敵なコメントをいただきました。皆様、ありがとうございます。ただ今アマゾン99位です。
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世の中の新しい規制や対策を見ていると建前上の目的の裏に、本当の狙いが隠されていることがあるのではないかと思ってしまうことがあります。

名古屋に行ったとき、金山の駅前でタスポというカードの勧誘が大々的に行われていました。たばこを自動販売機で買う時に必要になるカードだという説明で、申込をしている人がたくさん並んでいました。

一冊まるごとインデックス運用

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別冊宝島から9月21日にこんなムックが発売になりました。初速はかなり好調のようでアマゾンでも(まだ写真がアップされていないのに)141位(9月22日朝9時時点)となっています。

この本は投資信託の選び方というタイトルですが、中身はインデックス運用がいかに優れているかを書いたインデックス運用入門本といえます。特に、2章、3章のインデックスファンドとETFのデータはコンパクトにまとめられており、これだけでも手元においておく価値があるのではないかと思います。

100ページちょっとのムックの中に、投信の問題点の指摘あり、インデックス運用の利点あり、海外ETFの活用法あり、パネルディスカッションの実録あり、そして最後には私も拝見しているインデックス派の個人投資家3名の方(水瀬ケンイチさん、NightWalkerさん、rennyさん)の鼎談まで入っており、雑然とした構成ですが、要所はきちんと押さえてあります。企画担当の方がかなりのインデックスマニアではないかと推察しました。

そして、なぜか4章は資産設計の話になっていて、「資産設計塾」シリーズの内容をベースに取材内容がまとめられています。

一見、初心者向けの本のように見えますが、実はすでに投資を実践している方がインデックス運用に関する勉強をするための意外に奥が深い一冊。長期資産運用をされる方には価格以上の価値があると思います。

内藤忍の本・おすすめ本



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