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プノンペン3日目の朝です。昨日までは、精力的に不動産視察そして銀行口座の開設などを行いました。今回のスタディ・ツアーでも、8件の物件購入のお申込み。希少性のある物件に参加者の皆さまから高い評価を頂きました。

プノンペンでの視察ツアーは、相変わらず刺激的なものでしたが、充実した食事がさらにツアーの価値を高めてくれました。現地の案内をしてくれたアンナキャムパートナーズの荒木さんと竹口さんが、厳選したレストランでの食事。地元のクメール料理から、イタリアン、フレンチ、そして中華まで。クオリティは東京と遜色ないレベルですが、カンボジア価格での提供がうれしいです。

例えば2日目のランチに行った「TOPAZ」というフレンチレストラン。スタイリッシュな内装は、東京の西麻布辺りにあってもおかしくないレベルですが、プリフィックスのセットは20ドル(約2000円、税別)です。この中には、アミューズ、前菜、メイン、デザート、食後の飲み物、さらにグラスワインがついています。グラスワインと言っても、本格的なもので、グラスにたっぷりと注がれて出てきます。

私は前菜にパテ・ド・カンパーニュ(写真)、メインにポークの料理を注文しましたが、どちらも品の良い、軽快な仕上がりで、ワインが進む味でした。グラスワインの追加注文をしたことは言うまでもありません(笑)。

恐らく、東京の六本木や広尾で食べたら、5000円~6000円くらいの価値があるランチ。価格水準は3分の1くらいということになります。

カンボジアの会社員の初任給は200ドル(約2万円)程度と言われますから初任給の10分の1の値段ということになります。日本の初任給が20万円とすれば、現地の人からみれば、2000円のランチは2万円に感じられる計算です。

もし、5年後、10年後にプノンペンにやってきたら、果たしてこのフレンチのランチはいくらになっているのでしょうか。

影響するのは現地の物価水準とドル円の為替レートですが、どちらも現状の割安感を打ち消す方向に働くのではないかと思っています。国が発展して所得水準が向上する。それに伴って物価水準も上昇していく。新興国がこれから辿る道です。その可能性に日本からジョインする方法の1つが現地の不動産への投資です。海外不動産投資とは、リスクを取りにいくのではなく、現在の日本人が置かれている有利な環境を出来るだけ維持するための「ヘッジ」と考えることもできるのです。

今日からシェムリアップに行き、アンコールワットを見学。昨日までの投資モードから観光モードに変わります。それでは行ってまいります!