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スリランカのスタディ・ツアーは本日で終了。これから日本に帰国します(マレーシア経由で15時間です)。想像以上の成果があったのは、お会いできた方が素晴らしい方ばかりだったからでした。

写真はスリランカの土地開発大臣のジャナカさんです。ツアー2日目の夜、大臣とディナーをご一緒することができました。プライベートクラブは、我々と大臣、そしてそのご家族だけで貸切です。2時間以上に渡って、お話を伺うことができるプライスレスな経験になりました。

今回のスタディ・ツアーの強みは、企画を一緒に行った浦田健氏の人脈にあります。国民的人気を誇るスリランカ人とカーレースでドライビングパートナーを組んでいることで、そのパートナーからのネットワークで、多くの有力者に直接コンタクトすることができたのです。

ジャナカさんだけではなく、政財界の通常のルートでは絶対に会えないようなたくさんの人たちが、わざわざ時間を割いてくれ、社長室で飲み物を振る舞ってくれたり、市長自らが街を練り歩いて案内してくれたり、自宅でパーティを開催して招待してもらえたり・・・凄い待遇を受けました。

新興国には法治国家というより人治国家という側面があります。法律で決められたルールよりも、「誰が決めるか」の方が優先されることがままあるのです。成長過程にあればあるほど、そのような「人的リスク」が高まってきます。

また、法律面での権利関係の整理がなされていない国では、不動産の所有権に関して、将来トラブルが発生するリスクもゼロではありません。所有権を確保できる国で投資をすることが基本だと思っていますが、想定外の事態に対応できるようにするためには「誰と付き合うか」が極めて重要です。

スリランカだけではなく、タイ、フィリピン、カンボジア、バングラデシュといった新興国投資においては、信頼できるパートナーを現地に見つけ、投資を進めることが大前提だと考えます。そのためには現地に視察に赴き、「誰と付き合うか」「何を買うか」を自分の目で確認して、納得してから投資を始めるべきだと思います。

そのために、やる気のある投資家が集まって、一緒に現地を視察するスタディ・ツアーをこれからも企画していくつもりです。

10月24日からは、カンボジア スタディ・ツアーに出かけます。さらに、11月にはタイ スタディ・ツアーフィリピン スタディ・ツアーも続きます。

スリランカも昨日のブログにたくさんの方から「いいね!」を頂きましたので、ご紹介できる物件が用意できる段階になったら実現させたいと思います。