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飲食店を経営するようになってから、自分自身が外食する時も、会計に敏感になりました。チャージはいくらか、サービス料は取られるのか・・・。「価値>価格」かどうかを検証する習慣が付いてしまったのです。

そのような習慣になって気が付いた意外な事実は、飲食店の会計の金額は思った以上に間違えているということでした。私の感覚で言えば、2割くらいは正しく計算されていません。

例えば、先日行ったお好み焼きのお店(資産デザイン研究所メールでもご紹介した良いお店です)は、ビールを2杯多くカウントし、さらに最後に注文して来なかった料理がしっかり計算に入っていました。店員の方に説明して、2000円近く会計が下がりました。

また、別のお店でもコース料理を食べたのに、注文していない追加注文が会計に付いていました。こちらもスタッフに事情を説明して返金してもらいました。

逆に、個人でやっている小さなお店などでは、敢えて伝票を付けないという意図的なエラーもあります。常連に対して、ドリンクをサービスしたり、料理を1品サービスというように、実際の利用額よりもわざと金額を小さくするのです。このような「サービス」には何も言わずお支払をするのが大人のルールです。

「SHINOBY`S BAR 銀座」でも、8月から新しいメニューが追加されました。写真は、冷たい白ワインに合う、生食用のかぼちゃ(コリンキー)の入った平目と白桃の冷製カッペリーニです。このような新しいメニュが登場すると、会計の時のエラーが発生しやすくなりますから、注意しなければいけないと思っています。なお、「意図的に会計を間違えるサービス」は、残念ながらSHINOBY`S BAR 銀座では取り入れておりません(笑)。

外食をして会計金額がおかしいなと思ったら、遠慮なく聞いてみる。明細を見ると間違っていることは、利用者が想像するより、圧倒的に多いのです。

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