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スリランカスタディツアーが無事に終了しました。現地で浦田健さんと松舟功さんに案内してもらい、コロンボ中心部の投資物件をほぼくまなく視察しました。

視察と同時に楽しみにしていたのが、現地での食事です。写真は、2日目のランチで食べたシナモングランドホテルのチャトリーという南インド料理レストランで出てきたメニュです。

タジンの蓋のような三角すいの形をしたのはクレープのような主食で、ちぎったものをカレーにつけて食べるナンのような食べ物です。前日の夜に食べたのが、スリランカカレーのお店でホテルの朝食もカレー。食べ比べてみると、微妙に香辛料の香りや辛さが違っていて、カレー料理の奥深さを感じます。

結局最後の夕食もキングスバリーホテルのシーフードのお店でフィッシュカレーを頂き、今回も現地の食事は全てカレーになってしまいました。

コロンボには、現時点で外国人が投資できるようなコンドミニアムは、4つ程度しかありません。ローカル向けの物件や、既に完成した中古物件を探せばあるのかもしれませんが、情報を得るのは簡単ではありません。

シャングリラホテルレジデンスのような高級物件は、100平方メートル以上の広い部屋しかなく、価格も1億円近くと桁外れです。賃貸に回したとしても利回りは3%以下くらいが予想され、インカムゲインを狙う投資としては割に合いません。しかし、このような物件も現地の富裕層を中心にかなりの勢いで売れているようです。

パキスタンのデベロッパーが開発しているデスティニーという物件のモデルルームにも行きましたが、こちらはシャングリラとは対照的に、施工のクオリティに不安が残りました。価格は80平方メートルで2000万円前後とカンボジアのプノンペン並みですが、品質を考えれば手を出すのは勇気が必要です。

それ以外の物件も全体に価格は割高で、投資したいと思えるような物件は残念ながら、現時点ではありませんでした。

今後、浦田健さんが手掛けるホテルプロジェクトをはじめ、新しい物件が次々に立ちあがると思いますが、物件の吟味をかなり入念に行う必要があります。逆に言えば、良い物件を手に入れることができれば、投資エリアとしては有望だということ。定期的な訪問をして、物件の最新情報をアップデートするようにしたいと思います。

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