丸の内朝大学マネーコミニケーションクラスのフィールドワークで、東北の女川に来ています。

秋学期のテーマは起業と副業。今回のフィールドワークでは、ワークショップ形式で、キャリアについて考えるきっかけを学んでもらっています（写真）。

起業でも副業でも、自分が本当にやりたい仕事に出会うためには、どうしたら良いのか？

自分が本当にやりたいことを正しく認識し、それに出会う確率を高めることです。

本当にやりたい仕事を知るには、まず自分自身を知ることから始める必要があります。今までの人生を振り返り、自分が喜びを感じること、生きがいを実感できることを知り、その共通点を考える。そこに、自分のやりたい仕事のヒントがあります。

それが見つかったら、今度はそれに出会う可能性を高める行動を意識します。

スタンフォード大学のクランボルツ教授らが提案した計画的偶発性理論は、個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定されるとしています。
とすれば、その偶然を計画的に設計すれば良い。この理論では、偶然を必然にするために、次の5つの要素を持っていることが大切だとされています。

1.好奇心（Curiosity）
2.持続性（Persistence）
3.柔軟性（Flexibility）
4.楽観性（Optimism）
5.冒険心（Risk Taking）

自分が本当にやりたいことがわかれは、それに関連することに興味を持ち、それを続けること。また、臨機応変に対応し、ポジティブに考えて、挑戦する気持ちを持つ。

自分のキャリアを振り返ってみると、常に幅広いことに興味を持ち、変節することを厭わず、失敗しても前向きに考え、迷ったらリスクを取ることを選ぶ。それをずっと続けてきたように思います。その結果が、今の自分にしかできない、楽しく充実した仕事につながっていると実感します。

今回のフィールドワークで秋学期の講座は終わりますが、受講生の中から1人でも多く、本当に自分のやりたい仕事に出会い、人生を豊かにできる人が現れることを期待しています。

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