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日銀のデータによれば、日本人の個人金融資産の半分以上は、現金・預金に滞留しています。現金は金利ゼロですし、預金金利を調べてみると、例えば東京三菱UFJ銀行の1年もの定期預金の金利は、0.025%です。

ネット銀行などを探せば、もっと良い金利を呈示しているところもあるようですが、それにしてもどんぐりの背比べ。今後のインフレの可能性を考えれば(日銀は2%を目標にしています)、銀行預金だけでは、実質的に資産が目減りしていく可能性があります。

昨年出版した、「貯金が1000万円になったら資産運用を考えなさい」という書籍では、資産を1000万円以上保有する人に、金融資産だけではなく実物資産への投資も組み合わせた資産運用の具体的な方法を提案しています。

不動産投資を考える際、大きく国内と海外に分けられます。海外不動産投資は、アメリカやカンボジア、フィリピン、タイ、マレーシア、バングラデシュといった新興国が対象になりますが、銀行の定期預金に置いていた資金を、いきなり新興国の不動産に投資できる度胸のある人はあまりいません。投資金額は少なくても500万円。中心投資単位は1000万円台ですから、為替リスクや投資先の信用リスクを考えて、投資に踏み切れないのも理解できます。

そこで、為替リスクが無く、物件をすぐに見に行くことができる、日本の不動産に興味を持つ人が増えています。私も投資を検討し、物件探しを日本財託の担当者A氏にお願いしています。投資金額は1000万円~2000万円程度。23区内の中古のワンルームマンションです。既にテナントが入っている物件をそのままオーナーチェンジで購入するので、最初から実際に入ってくる家賃から利回りが計算できます。

エリアによって多少の違いはありますが、管理料などのコストを差し引いたネットの利回りで、年間5%前後になります。これは、先ほどの定期預金に比べると何と200倍。リスクはありますが、検討する価値も充分にあると思います。

では、国内の不動産投資のリスクはどこにあるのでしょうか。最も大きなリスクは空室リスクです。日本全体の賃貸物件の空室率は20%近く。これから人口減少に伴いさらに上昇する可能性もあります。

しかし、空室率はエリアや物件のセレクションによって、随分変わります。例えば、私がお付き合いしている日本財託の販売・管理している物件は約13000戸ありますが、空室率は2%以下。約99%の物件はテナントが入って、毎月家賃を稼いでいるのです。これは、物件を東京23区の優良エリアに限定し、さらに賃貸需要の強い鉄筋コンクリートのワンルームマンションに特化する。そして管理業務に力を入れているからです。このように、投資対象と管理会社を吟味することで、空室のリスクはコントロールすることが可能です。

家賃が仮に年間5%の利回りで入ってくるとすると、10年経てば購入金額の50%が家賃で受け取ることができる計算になります。家賃は10年後には少し下がっているかもしれませんが、10年経てば、もし物件価格が半分になっても、家賃と合わせればマイナスにはならないということです。もちろん、値上がりする可能性もゼロではありません。

自己資金があまりない人でも、60万円の初期資金で投資を始めるケースもあるそうです。20代からコツコツと物件を購入して、40代にはセミリタイアを計画しているという堅実な若者もいると聞きました。

日本財託の私の担当のA氏も30代前半ですが、既に自社のワンルームマンションを8戸保有。ローンを返済しながら、急激に資産を膨らませています。自社の物件を自分が購入して、お客様にもご紹介する。自分自身の経験がありますから、説得力が違います。

A氏の話を聞いてみたいという方は、こちらのフォームからご連絡いただければ、すぐにご紹介いたします。強引な営業やしつこい電話などは一切行いませんのでご安心ください。納得できるまでお話を聞いて、ご自身でリスクとリターンから最終的にご判断をお願いします。

また、私からA氏をご紹介させていただいた方とは、情報交換と懇親を兼ねた「A氏の会」を定期的に開催しており、9月上旬にまた予定しています。毎回、美味しいお店をピックアップして、同じ志のあるメンバーと楽しく有意義に過ごせる時間にしています。

投資にはリスクがありますが、リスクを取らなければリターンもありません。リスクを理解した上で、自分がそれを取るか取らないかを判断していく。そのためには正確な情報収集と迅速な意思決定が必要。資産デザイン研究所では、できるだけ正確な資産運用の情報提供を行っていきます。

後は、投資家自身が意思決定し、最初の一歩を踏み出すかどうかにかかっています。

※写真は、BBQで作った焼きバナナです。甘さ200倍にはなりませんが、火にかけるリスクを取れば、普通のバナナより高いリターンが得られます。