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2月2日のオープンに向けて準備を進めている「Shinoby`s Bar 銀座」ですが、昨日お店で出す食事の試食会を行いました。

10品以上の試作品が出来上がり、1つ1つを食べながら、感想とお店でいくらだったら食べたいかを評価していきます。ワインバーですから、食が主では無く、ワインの味を引き立てるような料理が理想です。そして、大きなキッチンがあるようなお店ではありませんから、あまり凝った料理は作れません。シンプルに時間をかけずにできる料理が理想です。

写真は、六本木ヒルズのけやき坂にあるフレンチレストランのスペシャリテからヒントを得て、作ってもらった一品です。

卵の黄身が固すぎる、味付けのバランスに改善の余地がある・・・と様々な意見が出ましたが、卵とキャビア、そしてそれをつなぐソースのバランスはとてもマッチしており、改善を加えてオンリストすることが決定。次回の試作会パート2で、改善したものを再度試食することになりました。

試作品の中には、商品自体をリストから落としたものもあります。ワインに合わないチーズや、味があまり良くない生ハム、見栄えが冴えない肉料理など、バサバサ改善していきました。その中で、やはり材料を贅沢に使った料理というのは、素材自体にインパクトがあるせいもあり、メニュとしての魅力の高いものが多かったです。

とは言え、せっかくキャビア、トリュフ、フォワグラ、カラスミといった贅沢な材料を使っても、それが「残念な形」になっては勿体ないことですので、料理としての完成度を高めてもらうようにお願いしました。

料理の試食以外にも、お店のオペレイションの相談、経理の手順、ワイングラスなど備品の選択、プロモーションの方法など打ち合わせしているうちに、ミーティングは結局7時間以上になってしまいました。随分、進捗しましたが、もう一息です。

開店に先立ち、1月29日には協力してくれているサポーティングメンバーや一日店長に申し込んでくれた人たちを招いて、レセプションを開催する予定です。もし、一日店長を検討していてまだ申し込みしていない方は、早めにお申込みをしていただいて、開店前のレセプションに是非参加してください。一日店長のお申込みはこちらの説明と申込みフォーマットをご覧ください。

開店まであと3週間。この時期が一番大変ですが、一番気持ちが高まりワクワクする時期でもあります。スタッフ、お客様、一日店長・・・プロジェクトに関わるすべての方に楽しんで、喜んでもらえるお店にしたいと心から思います。

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