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パーソナル・コンサルティングのサービス提供を始めてから、もう3年目になります。多くの方に対応できないので、あまり宣伝していないのですが、口コミで広がり、相談者の累計は100名近くになりました。相談内容も資産運用だけではなく、セルフブランディングや起業の相談など、幅広いテーマに広がっています。

最近は依頼が増えている中、時間がなかなか取れず、1か月以上お待たせしてしまうことが、珍しくありません。また、相談内容の概要をお聞きして、「価値>価格」のサービスが提供できないと判断した場合は、こちらから状況を丁寧に説明して、お断りすることもあります。

もうすぐ資産デザイン研究所の体制も変えようと思っていることもあり、6月以降のお申込みからパーソナル・コンサルティングのサービス内容を変更して、さらにバージョンアップして続けていこうと考えています。

変更するのは、価格とサービスです。

価格に関しては、今までは60分のコンサルティングを2回のセットで10万円(税込)としていました。事前のやり取りや、初回のミーティングの後のコンサルティング内容のチェック、さらに2回目のコンサルティングでのフィードバックの準備や終わってからの希望者へのフォローなど、カスタマイズしたサービスなので、かなり入念な準備が必要です。大変心苦しいですが、5月末までの依頼で現状の価格は終了し、6月1日以降のお申込みは「新価格」でお受けすることにする予定です(以前にコンサルティングを受けた方は、従来料金でお受けします)。

サービスに関しても、新しいメニュを検討しています。

最近増えている相談が「相続」です。今年から相続税の基礎控除が引き下げられ、相続税の課税対象者が300万人増えるとの試算もあります。私自身も税理士さんに相談しながら、家族の資産の管理について知恵を絞っています。相続を考える場合、税理士さんの税務の知識と資産運用のアドバイスを上手に組み合わせることが非常に重要です。

なぜなら、節税になる方法を税理士さんが提案したとしても、それを実践すると資産価値が下がるケースがあるからです。税金は軽減できても、資産のマイナスの方が大きくなってしまっては、本末転倒です。

例えば、価値が下がってしまう不動産を節税目的で購入してしまう。相続税は節税できたとしても、相続した不動産の値下がりの方が大きくなってしまい、買い手が付かなくなって困っている。そんな例もあります。税理士さんには税の知識はあっても、投資対象の目利きはできないのが原因です。

そこで、信頼できる税理士さんとペアを組んで、同じパーソナルコンサルティングの時間に税務と資産運用の両面からの相談ができるプランも限定的に導入しようと思っています。こちらは、60分のコンサルティングを毎回2名(私と税理士さん)で対応する別料金プランになります。

資産運用の相談は、その人自身も自分の資産で実践している人にアドバイスしてもらうべきです。金融商品を使ったインデックス運用から、世界の不動産、そしてワイン投資まで。金融資産と実物資産の組み合わせによる資産運用を自分自身でも実践し、それをベースにアドバイスできるサービスには、オンリーワンの価値があると自負しています。

ある程度まとまった資産をどのようにしたら良いか、納得できるアドバイスが欲しい。「相続」を含めた資産の守り方について、ワンストップで有益な情報を得たいという方に、これからも質の高いパーソナルなサービスを提供していきたいと思っています。

(ご注意)パーソナル・コンサルティングでは、金融商品の個別銘柄の推奨など、投資助言行為に相当するものは一切いたしません。予めご了承ください。

※毎週金曜日に配信している「資産デザイン研究所メール」。資産を守り増やすためのヒントから、具体的な投資のアイディア、そしてグルメな情報まで、無料でお届けします。本日夕方配信です。