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週末2日間で開催した「資産運用実践会」の徹底合宿も無事終了しました。受講生の皆さんの満足度も非常に高く、講師としても手ごたえを感じる内容でした。今回の内容が好評だったこともあり、早速秋に第2期の開講を予定しています。

金融資産と実物資産のハイブリッド投資を実践できるために必要な知識をすべて盛り込んだ欲張りな内容。その中で、国内の不動産投資のユニークな方法として、スペシャルゲストにケーススタディを紹介してもらいました。

上の図表は、ある1棟もの物件の購入時の現状です。空室だらけで、管理が行き届いていない一見魅力的とは思えない不動産ですが、このような物件を上手に料理することができれば、極めて魅力的な投資対象になることを具体的に教えてもらいました。しかし、そんな良質な素材は、ネット上のような一般の世界で見つけることはできません。

不動産を始めとする実物資産は「歪み」を見つけることが、超過収益につながります。そのためには、人が知らない物件を人より先にアクセスできるネットワークが極めて重要です。金融マーケットではそのような情報は「インサイダー取引」になってしまい犯罪ですが、不動産の世界にはインサイダー取引はありません。

それよりも「インナーサークル(=仲間内)」に入って、サークルの中でしか得られない情報にアクセスできるようにすることが大切なのです。これは、国内も海外も同じです。

海外の物件でも、プレビルド物件の場合、販売価格が時間の経過と共に上昇していくのが一般的ですが、当初の販売は一部の「インナーサークル」の人たちが優先されて、その販売が終わってから一般販売となるケースが多いのです。

今回の合宿では、国内外のそんな実例を受講者の皆さまにご紹介しました。「インナーサークル」で得られた情報をどのように自分のアクションに取り入れるか。講師として、できる限りの情報提供は行いました。あとは、受講者自身が選択するだけです。

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