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先月出版した、「内藤忍の資産設計塾【第4版】」に続き、今月末に新刊「10万円から始める! 貯金金額別 初めての人のための資産運用ガイド」を出版します。2冊の本を立て続けに出したのには理由があります。

資産設計塾は、投資を本格的に極めたい人のために作った、網羅性を重視した、資産運用の百科事典のような書籍です。実際、購入された方の中には、辞書のように活用して、わからないことがあると本の該当箇所を探して、投資に対する理解を深めているという方も多いようです。

投資経験ゼロの方にもわかるように、できるだけ平易に書いてあります。そして金融資産1億円の人のモデルポートフォリオまで記載されていますから、ほとんどの方の資産運用の教科書になるような内容です。ボリュームはかなりありますから、読み切るにはそれなりに時間と労力が必要です。

今回、出版する新刊は新書サイズで縦書きです。資産ゼロでこれからという方から、金融資産1000万円くらいの方までを対象に絞り込んで、誰でもスラスラ読めるような文体を心がけました。読み物として読んでも楽しい本を目指しています。

投資信託をはじめとする金融資産全般の活用法に加え、国内の不動産についても借入を使ったレバレッジ投資についてページをかなり割いて解説しています。ただし、金融資産1000万円程度ではまだ必要とは言えない海外不動産に関しては、最低限の内容だけに抑えました。海外不動産について詳しく知りたい人は、「究極の海外不動産投資」(幻冬舎黄金律新書)をご覧ください。

誤解されることが多いのですが、私の資産運用は海外不動産だけではありません。金融資産と実物資産(不動産)を組み合わせたハイブリットな投資法を提唱しています。

私自身も今でも、マネックス証券でインデックスファンドを使って積立も継続していますし、現物株式や外国株も保有しています。またFXで外貨のポジションも作っています。それと並行して、日本国内だけではなく、世界各国の不動産にも投資をしています。

「海外不動産投資家」ではなく「ハイブリッド投資家」なのです。

2つの資産の組み合わせ方法は、その人の投資の目的によって変わってきます。どちらにもフレキシブルに投資をしていくのが、一番良い方法だと確信しているのです。

本格的に資産運用の全貌をしっかりと学びたいという人には「内藤忍の資産設計塾」、投資に興味はあるけど、まだわからないことだらけで続けられるか心配という人は「10万円から始める! 貯金金額別 初めての人のための資産運用ガイド」から読み始めてください。

よく、お金が無いから投資ができないという人がいますが、私から言わせればそれは「言い訳」です。投資とは、お金持ちになるためにやるもので、資産ゼロでも工夫次第ではじめることは可能なのです。

どちらに本にも共通しているのは、私が自分でやって良いと思ったことを書いているということ。私と同じリスクを取って資産運用したいという方は、是非読んでみてください。

新資産設計_カバー

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