先月出版した「10万円から始める! 貯金金額別 初めての人のための資産運用ガイド」が売れ行き好評のようです。
写真は出版元であるディスカヴァー・トゥエンティワンの干場社長から送られてきた、たまプラーザの有隣堂のランキングですが、何と3位にランクインしています。資産運用という読者の限定された分野の書籍が、リアルな書店で上位にランクインするというのは、珍しいこと。とてもうれしいです。
本書は、既に重版がかかり増刷されていますが、3刷の可能性も出てきました。それに備えて、前回修正できなかった図版などの確認作業を開始しています。
資産運用の書籍は数多く出ていますが、1000円から積立できるインデックスファンドから、1000万円台で購入できる国内外の不動産、さらには相続対策や、ローンの活用法まで網羅し、コンパクトにまとめた書籍はこの本だけです。
投資とは「リスクを自分でコントロールして、リターンを狙うこと」です。リスクの無い投資はありませんが、自分がどんなリスクをどこまで取るかが理解できれば、リスクと上手に付き合うことができるようになります。
車の運転に例えれば、自分がどこまでスピードを出せば危険なのかがわかっていれば、安全運転で目的地に便利に到着することができるのです。資産運用をしないで、預貯金だけを保有している人は、車を使わずに歩いて目的地に向かっている人と同じです。事故に遭う可能性は低くなるかもしれませんが、目的地に到着するのに時間がかかります。いや、結局時間切れになって目的地に到着できないかもしれません。
本書は、まったく車の運転をしたことが無い人が、最初に入る教習所のようなものです。もし、本書をベースに10万円から資産運用を始めてみれば、車の運転の基本がすべてわかるようになっています。やってみて、自分に最適な運転方法を見つけていけば良いのです。いつまで経っても考えているばかりで、行動しなければ何も変わりません。
1000円で投資の一歩を踏み出すきっかけにできる手軽な、でも内容はぎっしり詰まった一冊です。将来に不安を感じる人たちに、お金に関する不安を解消するための処方箋になれば、幸いです。
日本は今日から3連休。書店で手に取ってご覧ください。
<参考図書>
「10万円から始める! 貯金金額別 初めての人のための資産運用ガイド」 内藤忍
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