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丸の内朝大学マネーコミュニケーションクラスの2015年秋学期の申込み受付が本日9月11日(金) PM12:30から開始になります。

前回と同じように5回の講義のうち3回はゲストをお招きしてリアルなお話を伺いますが、大きな違いは海外へフォーカスしていることです。

日本人の資産運用の最大の問題点は、資産が国内に偏っていることです。個人金融資産1700兆円の95%以上は円で保有されています。成長率が低く、高リターンの投資機会の少ない国内に資金が滞留している。グローバルに見れば、お金という資源が非効率に使われていることを意味します。

世界には成長のための資金を必要としてエリアがたくさんあります。マイクロファイナンスやソーシャルインベストメントのような新しい投資の仕組みは、先進国から新興国への資金提供を目的に作られているものが多くありますが、寄付のような形で行うより、市場原理に委ねたり、投資の効果を測定して資金を効率的に活用できるようにする工夫が求められるようになっています。

公共工事のように資金がばらまかれて、無駄に流れてしまうのは、せっかくの資産の無駄使いになってしまう。限りあるお金をどうやって使うのが良い方法なのかを定量的に測定する試みも始まっています。

一方で、海外不動産投資のような市場原理に完全に任せて、お金の効率的な配分を実現するというアプローチもあります。昨年9月にスリランカに出かけたのは、カレー(写真)ばかり食べていましたが、それが現地に行った目的ではありません。資源はあるのに、資金が無いスリランカに資金が有り余っている日本のお金をどうやって流すのが良いかを考えていたのです。

今回ゲストで登場する浦田健氏は、その解決策として自らスリランカに日本人の投資機会を作り出すことによって、日本からのお金の流れを生み出すチャレンジを始めています。

今回はフィールドワークはありませんが、2度とないユニークな講座内容ですから、ユニークなメンバーが集まりそうです。好奇心の高いメンバーから自然発生的に海外をターゲットにしたフィールドワークが生まれるのを期待しています。

グループワークや開講時・修了時の懇親会などいつもと変わらない良さは残していますから、メンバー間の密なコミュニケーションで盛り上がり、楽しいクラスになることは間違えありません。丸の内朝大学が初めてという人も、マネークラスのリピーターという方も、是非参加をお待ちしています!

<講座のお申込みは本日12時半以降こちらから>
丸の内朝大学マネーコミュニケーションクラス

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