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バランスの取れた食事(写真は最近食べた野菜たっぷりのお鍋)を腹八分目というのを心がけ、食生活にはそれなりに気を使っています。最近、タレントの川島なお美さんや北斗晶さんがガンの治療をしているという報道を知り、普段あまり病気を意識することなく生活している私も、胃カメラや腸の内視鏡などの検査を、そろそろまた受診しなければと思いました。

私は医療に関しては、まったくの門外漢ですが、複数の医療関係者から聞いて意外だったこと。それは、人間ドックや健康診断について「胃の検診にはバリウムを飲んでもほとんど意味がなく、胃カメラを使うべき」「腸の検診には便検査をしてもほとんど意味が無く、腸の内視鏡検査を受けるべき」という意見です。

ガンをはじめとする病気の早期発見のためには、検査が有効ですが、検査の方法を間違えてしまうとせっかく受けたことが無駄になってしまったり、最悪間違えた判断になってしまうこともあるのです。

10年以上前、原因不明の胃痛に悩まされたことがありました。脂っこいものを食べると夜中に胃がキリキリと痛み出すのです。最初は我慢していましたが、遂に寝れないくらいの痛さになって、近所の医者に行ってみました。問診で胃炎と診断され、胃薬を処方してもらいました。それでも、治らないので胃カメラで検査すると、やはり胃壁が荒れているだけという診断でした。

しかし、その後、激痛が収まらず別のクリニックに行くと、診断ですぐに胆石であることが判明。即日入院して内視鏡手術を受けました。近所の医者はいわゆる「ヤブ医者」で、検査をしても正確な判断ができなかったのです。

それ以来、医者にも信頼できる人と信頼してはいけない人がいることを知りました。

では、信頼できる病院はどうやったら見つけることができるのか?素人にとって一番良い方法は、信頼できる知り合いの医者から紹介してもらうことです。どの専門家が信頼できるかは、その業界の専門家に聞くのが一番安心できるのではないでしょうか。

「専門家」だからというだけで単純に信頼してはいけないのは、どの業界でも同じです。医療でも、法律(訴訟、裁判)でも、資産運用でも、誰と付き合うかによってその結果は大きく変わります。「餅屋は餅屋」という諺の通りなのですが、本物の餅がどこで買えるかわからないことが多いのです。

だから、人間ドックに定期的に行くことも重要ですが、それ以上に重要なのは、信頼できる病院を見つけてそこで診てもらうこと。2年ほど検査から遠ざかってしまったので、近いうちに検査を受けたいと思います。

読者の皆さまにも、信頼できる病院で定期的にきちんとした検査を受け、後から後悔することの無いようにしておくことを強くおすすめしたいと思います。そして、病気と闘っている方々が、苦痛から解放され、一日も早く回復することを心からお祈りしています。

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