160308Fair2

3月19日に東京大手町サンケイプラザで開催される「第3回 世界の資産運用フェア」の事前お申込み者がまもなく1000名を超えるところまで増えてきました。当日は、昨年8月の第2回を上回る来場者数になりそうです。

写真は、昨年開催した時のパネルディスカッションの模様ですが、今回も金融資産から国内外の不動産や貴金属などの実物資産まで、25社の資産運用に関するブースが出展する予定です。

その中には、ロシア不動産やスリランカ不動産のような新興国不動産投資も含まれます。新興国は大きなリターンを狙う夢のある投資対象ですが、逆に想定しなかったようなリスクが顕在化することもあり得ます。高いリターンを目指す投資には、それ相応のリスクがあると考えた方が良いのです。

だから資産運用で大切なことは、できるだけ幅広い投資対象の情報を集め、それらを比較検討しながら、自己責任で納得できる最終判断することです。どこまで調べても「絶対に儲かる話」はありませんから、大きな失敗をしないためには、投資対象を分散して、リスクが顕在化した時の損失を自分が耐えられる範囲に抑えておくことが必須です。

2月に日銀がマイナス金利を導入し、日本の個人投資家の資産運用は大きな転機を迎えました。MMF(マネー・マネジメント・ファンド)のような円の短期金融市場で運用する商品は運用が継続できなくなり、次々に償還しています。

このような投資環境の激変の中では、これからも「変わらないこと」と、これから「変えていくべきこと」を識別して、お金との付き合い方を柔軟に修正していくことが求められます。

そこで、今回のフェアに事前お申込みをして当日ご来場された方全員に「マイナス金利時代の資産運用虎の巻」という小冊子を作ってお渡しすることにしました。今回のフェアのためだけに作成したオリジナルです。益々難しくなる資産運用の方法について、基本となる考え方を整理するためにお役に立てれば幸いです。

3月19日当日は、朝から夕方まで10回のパネルディスカッションが予定され、全てのセッションに私がモデレーターとして登場します。それぞれの資産運用の専門家の方々との対話の中から、自分のお金を守り増やしていくためのヒントを得て頂ければと思っています。

皆さまのお申込みとご来場をお待ちしています。

※毎週金曜日に配信している「資産デザイン研究所メール」。資産を守り増やすためのヒントから、具体的な投資のアイディア、そしてグルメな情報まで、メールアドレスを登録するだけで無料でお届けします。

※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所をはじめとする関連会社は、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。