「第4回 世界の資産運用フェア」にはたくさんの海外不動産のブースが出展しましたが、来場者の方で実際にそれぞれの国に行ったことがある人は、実はそれほど多くありません。
行ったことがあるという人でも「10年前に行きました」「学生時代の20年以上前に行ったことがあります」という感じで、新興国の今を知らない人が多いのは、残念なことです。日本人が想像する以上に新興国は成長して、魅力的な場所に変わりつつあるのです(写真は6月に行ったベトナムホーチミン)。
その中でも、私が自分自身でも投資を始めて、個人的に注目している4つの新興国は、フィリピン、ベトナム、スリランカ、カンボジアの4か国です。そこで、この4つの国に年末までに集中して出かけることにしました。同じ時期に、まとめて視察をすることで、それぞれの国を「水平比較」することができると思ったからです。ツアーは全て東京出発になっていますが、現地集合や関西など他の地域からの参加もアレンジ可能です(H.I.S.に直接お問い合わせください)
カンボジアは、中心部の不動産価格が調整しているものの、経済は堅調です。シャングリラホテルの建設も決まり、投資対象は数年前に比べ格段に広がりました。9月からは東京-プノンペンの直行便もANAが就航させることになり、日本との関係が深まりそうです。
カンボジアスタディツアー(10月15日~18日)
ベトナムは昨年の7月に外国人の不動産投資が解禁され、海外資金が流入しています。2020年にはホーチミンに初めての地下鉄が完成する予定で、沿線の開発も期待されています。こちらも高島屋がオープンするなど日本の小売業の参入ラッシュとなっています。
ベトナムスタディツアー(11月4日~7日)
フィリピンは新しい大統領が誕生し、経済は絶好調。三越伊勢丹や東急不動産も進出を決定するなど注目が高まっています。投資対象はマニラだけではなくセブやダバオにも広がっています。今回は初めて、新大統領の出身地で注目を集めているダバオの物件も視察予定です。
フィリピンスタディツアー(12月1日~4日)
スリランカは何と言ってもコロンボのホテルプロジェクトがどうなるかに注目です。浦田健氏が手掛ける案件はリスクもありますが、期待も高まります。現地で浦田さんに案内してもらい、一緒に物件とコロンボの経済状況を視察したいと思います(11月17日~20日、お申込み画面作成中)。
新興国と言っても、それぞれの国によって投資環境に違いがあります。現地に行ってみることで、日本では得られない情報が得られ、新興国に対する理解が深まるはずです。
全てのスタディツアーに、現地で投資家の皆さまと完全同行いたします。毎回楽しく有意義だったと好評頂いています。今回も「価値>価格」の内容にしたいと思っています。
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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所をはじめとする関連会社は、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また投資の最終判断はご自身でお願いいたします。