春からコンビニエンスストア限定で発売している「図解 初めての人のための資産運用ガイド」に増刷がかかり3刷となりました。これで、昨年携書で出版した「初めての人のための資産運用ガイド」と合わせて、シリーズ15万部となりました。本を書いて11年経ちますが、今までで一番売れている本にすることができました。
書籍は著者が勝手に書くものと思っている方が多いと思いますが、実は編集者との2人3脚で作っていくものです。アーティストが優秀なプロデューサーと出合うことで才能を大きく開花させることができるのと同じように、どの編集者と出合うかによって本の完成度や売上は大きく変わっていきます。マイケルジャクソンが傑作スリラーを世に出せたのは、クインシージョーンズというプロデューサーがいたからです。
今回のシリーズでは、ディスカヴァー21の原さんと石橋さんに担当していただきました。
優秀な編集者の共通点は、クリエイティブとかセンスが良いといった能力だけではなく、良い本を作りたいという熱意があって、粘り強く対応してくれることです。今回の書籍も、ギリギリになってからの修正や出版してからのトラブルなど色々ありましたが、著者と同じ立場でずっと辛抱強く対応してもらえました。そんな、編集者の力が書籍の隅々に宿っています。また図解版ではアスラン編集スタジオさんにわかりやすいイラストや説明を作って頂き、初心者の方にわかりやすい内容に仕上がりました。
最近は金融から不動産の世界に転身した「変節者」と思われている私ですが、今でも本書で解説しているような金融商品を使った資産運用はやめていません。投資信託の積立など、マネックス証券でかれこれ10年以上続けていることになります。
ただし、投資のフロンティアはどんどん広がっています。金融商品を使ったインデックス積立運用だけにこだわっていてはマーケットの変化に対応できません。仕事も投資もプライベートも、失敗を繰り返しながら、新しいことにチャレンジしていく。攻めの姿勢を忘れないようにしたいと思います。
書籍も15万部に留まらず、20万部、30万部に向かってさらにたくさんの方に手に取ってもらえるよう頑張ります!
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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所をはじめとする関連会社は、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また投資の最終判断はご自身でお願いいたします。