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新刊「毎月100万円を生み出す人生戦略の立て方」が、週末から書店にも並び始めたようです。この本は、自分が持っている資産を活かしきっていない「勿体ない人」のために書きました。

自分が持っている資産といっても、それは預金や不動産といった一般的な資産だけではありません。実は、誰もが3つの資産を持っているのに、活かしきれず「不稼働資産」になっているケースが多いのです。

1つ目の資産 自分の「能力」という資産
自分で仕事をして稼ぐには、スキルを効率的にマネタイズすることが必要です。組織で仕事をしている人でも、自分で独立して仕事をしている人でも、せっかくの能力を上手に活用できず不稼働資産になっている場合が多いのです。

自分が持っている能力をいかに活用するか。その方法は、独りよがりなやり方ではなく、工夫が必要です。能力が過小評価されている人は原因を突き止め、対策を講じることで不稼働資産を稼働資産に変えることができます。

2つ目の資産 自分の「看板」という資産
会社に勤務していたり、公務員のような安定した仕事に就いている人には、勤務先の「看板」から得られる信用があります。これは、医者や弁護士、公認会計士といった社会的な地位の高い仕事でも同じです。また自営業者でも、安定した黒字経営を続けていれば、信用を高めていくことができるのです。

この信用を最大限に活用できるのが金融機関からの「借入」です。信用力がある人は、低金利下で1%以下の資金調達も可能になり、レバレッジをかけることで信用を収益にマネタイズすることができるのです。自分の「看板」を持っているのに、それを全く使わない、あるいは住宅ローンに使ってしまっている日本人は多すぎます。特権を持っている人はそれを上手に活用することを考えるべきです。

3つ目の資産 自分の預金や投資信託、不動産、金といった資産
多くの日本人はせっかくの資産を預貯金に滞留させて、収益に結びつかない不稼働資産にしてしまっています。資産運用にはリスクがありますが、コントロールする方法を学べば、効率的に資産を増やすことができるようになります。それは、短期トレードをしたり、仮想通貨に投資したりする方法ではなく、極めてオーソドックスなやり方で実現できるのです。

ただし、金融資産と不動産のような実物資産では、資産運用の方法が異なります。それぞれの資産に合った最適な運用方法を選択することが大切です。

さらに、保有している資産を活用するだけではなく、2つ目の資産である自分の「看板」から得られる信用力も組み合わせることで、さらにマネタイズする力を高めていくことができます。

3つの資産の力を最大限に引き出し、それらを組み合わせることによって、人生の自由を獲得する。正しいやり方で続けていけば、成果を出すのはそんなに難しいことではありません。ところが、周りの人を見ていると、その方法を知らないまま、我流でやみくもに働いて、間違えた資産運用の方法で資産を減らし、疲弊してしまっている人が多いのです。

本書の中では7つの戦略として
1.組織に所属して稼ぐ
2.金融資産に投資して稼ぐ
3.国内不動産に投資して稼ぐ
4.自分で組織をつくって稼ぐ
5.海外不動産に投資して稼ぐ
6.ビジネスに出資して稼ぐ
7.新しい投資対象に投資して稼ぐ
を提案し、具体的な方法を解説しています。

お金が人生の目的ではありませんが、安定してお金が入ってくる仕組みを作れれば、人生の選択肢は広がります。お金のために働かなくてよくなれば、好きな仕事を好きな時にすれば良いという自由を手に入れることができるのです。

資産運用だけではなく、仕事や信用をどうやって効率的なマネタイズに繋げていくか。これから人生戦略を立てて自分の未来と真剣に向き合いたいという方に読んで、実践してほしいと思います。

<参考図書>
「毎月100万円を生み出す人生戦略の立て方」 内藤忍

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