170804グローバル不動産投資2

先月27日に出版したばかりの「日本×世界で富を築く グローバル不動産投資」が、発売後すぐに増刷となりました。今まで10年以上に40冊近くの書籍を書いてきましたが、ここまで早い増刷は初めてです。

この本は、日本だけではなく、先進国、新興国も合わせて、9つの投資対象を「水平比較」できるようにした、おそらく日本で初めての書籍です。

資産運用セミナーや、イベントで個人投資家の皆様とお話をしていると、投資対象の選択プロセスがグローバル化しているのを強く感じます。例えば、日本のワンルームのどの物件を選択するかといったレベルではなく、「国内のワンルームとフィリピンの学生寮物件」「カンボジアのタワーマンションとイギリスの築古コンドミニアム」と言うように、異なるエリアの物件をリスクとリターンで比較したいと言うニーズが高まっているのです。

ところが、ほとんどのセミナーや書籍は、1つのエリアや物件だけに集中しています。これでは、相対的な比較ができません。

今回のこのような書籍を作るきっかけになったのは、8月26日に6回目の開催となる「世界の資産運用フェア」(無料の事前登録をお薦めします)です。

毎回20社を超える出展企業が参加し、そのブースで最新の投資情報を得ることができます。ワンストップで、金融商品から不動産、アンティークコイン、現代アートなどの幅広い投資対象にアクセスすることができます。

今回の出版した書籍は、フェアと連動させ、紹介したほとんどのエリアについて、書籍で学んだことを会場に行って、それぞれの国の専門家から学ぶことができます。

また逆に、フェアで集めた情報を書籍で、復習することによって、自分に合った投資対象を客観的にセレクトすることができるようになるのです。

資産運用は金融資産だけ、不動産だけと言うように限定するのではなく、できるだけ幅広い投資対象を召喚し、その中から自分にあったアセットアロケーションを考えていくのは合理的です。

300ページを超える分厚い書籍になりましたが、800円とお求めやすい価格に設定しました。好調の原因は「コストパフォーマンス」にもありそうです。

不動産投資の基本的な考え方から各エリアの最新の情報まで。本書がこれから不動産投資を始めようと言う人だけではなく、既に物件を所有している人のポートフォリオを見直すきっかけになって欲しいと思っています。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所をはじめとする関連会社は、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。