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ピラティスを始めて、体が歪んでいることを毎回指摘されるようになりました。言われてみると、確かに肩の高さが左右で違っていて、腰も少し横にズレています。

自分が写っている写真を見ると、今まで気が付かなかった体の歪みが気になるようになりました。同じ写真を見ていても、今まで意識しなかったので見えなかったものが、急に見えるようになってきたのです。

オープンカーで女性とデートしていたら助手席の女性に「私、できちゃったみたいなの」と言われた瞬間、走っている道路の両側にある産婦人科医院の看板が急に見えるようになった。そんな話を本で読んだことがあります。

入ってくる情報は変わらなくても、自分の脳が興味のあるものだけをふるいにかけて、取捨選択するようになっているのです。

新しい靴を買うと、電車の向かいに座っている人の靴の汚れが気になって仕方ない
バッグを新しくすると、他の人の持っているバッグに興味が湧いてくる
不動産を買い始めると、新聞の物件の折り込みチラシが目に入っている
飲食店経営を始めると、行ったお店の回転率や客単価が気になる
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先日、デフューザーを頂きました(写真)。ホテルで使われているものです。すると、ホテルに行くと、ロビーの香りが気になるようになりました。高級なホテルには何とも言えない良い香りがありますが、ホテルによって香りにも個性があることを意識するようになりました。

人間は興味のないことは脳が無意識に入ってきた情報を捨てていきます。逆に、興味のあることには常にアンテナが立っていて、関係する情報が入ってくると意識しなくても自動的に反応するようになっているのです。

とすれば、幅広いことに好奇心を持ち続けることが、たくさんのインプットのために大切ということになります。好奇心が無くなれば、情報に脳が反応しなくなり、情報がスルーされてしまうからです。

自分の専門分野に閉じこもるのではなく、先入観無しに何にでも首を突っ込むという心構えを忘れてはいけない。悩んだら何でもやってみる、何でも見てみるという姿勢でいきたいと思います。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。