インターネットが普及し、ネット上で情報のやり取りできるようになると、人が集まって近くにいる必要はなくなる。かつては、そんな予想をする人が多かったと思いますが、世の中の動きは逆です。

日本国内では、分散とは真逆に、東京に人口が集中。しかも、そのペースは加速しています。

その理由の1つは、ネット上でやりとりできる情報には限界があるからだと思います。

例えば、資産デザイン研究所が主催する資産設計実践会には、北海道や沖縄だけではなく、香港、シンガポール、さらにはモスクワから参加している人もいます。

わざわざ飛行機のフライト費用と移動の時間をかけて、リアルの講座にやってくるのです。

ここでしか得られない情報に、コストと時間をかける価値があると判断しているからだとしか思えません。

しかし、それは、単にインナーサークルで得られるコンテンツそのものの価値だけでは無いような気がします。

なぜなら、この講座は、動画で受講できるサービスも提供していますが、ほとんどの人はリアルな講座を受講しているからです。

動画を見れば得られる特別な情報であっても、敢えて講座にリアルに参加する。それによって、ライブ感のある内容に触れることが出来るメリットがあります。また、直接その場で個別に相談することもでき、細かな疑問点も解決できます。さらに、一緒に受講している仲間とのコミュニケーションも可能になります。

やはり、このように現場に行かないと得られない情報がたくさんあり、その価値はネット上の情報自体の価値よりも圧倒的なのです。

もちろん、オンラインで提供するコンテンツにも価値はあります。明日の夜にマネックス証券の松本社長と2人で開催するオンラインセミナー「松本大×内藤忍　～人生100年時代の個人投資家の資産運用～」は、ここでしか話せないスペシャルなコンテンツを提供するため、前日から色々打ち合わせています。

11月11日にミアン・サミさんと表参道でコラボセミナー（動画の案内）を開催します。このセミナーは動画配信はありません。リアルな現場でしか得られない価値を来場者の方に提供したいと思います。

インターネットが普及すればするほど、ネット上に流れてこない情報の価値が高まり、その結果リアルなフェース・トゥー・フェイスのコミニュケーションが価値を高めていく。

この流れはこれからますます強まっていくと予想します。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。